弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2009-07-28の日記

掛け声は伝染するのか…

 今日は会社の近くにあるガソリンスタンドに行ってきました。アメリカの人気TVドラマ「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウアーの真似をするお笑い芸人さんみたいな声質のスタッフさんがいて、毎回笑いをこらえるのが大変なのです。今日行ってみて気が付いたのですが、そのスタンドに若干の変化がありました…。私は見逃しませんでしたよー(笑)。

 ガソリンスタンドのスタッフさんがジャック・バウアーの真似をする芸人さんみたいだという件については2009年06月23日の日記「ジャック・バウアー?」を参照してくださいね。

 ガソリンスタンドに起きた変化は、スタンドに車で乗り入れた瞬間に気が付きました。「ラーイ!」という掛け声 or あいさつ? が明らかに5.1chのサラウンドみたいにあちこちから響いているのです。いつの間にか「ラーイ!」が伝染してる? もちろん、メインの音(笑)は「ラーイ!」とひときわ大きく、その他の音は恥ずかしいのか小さめに。それでも「ラーイ!」また「ラーイ!」と何度も山びこのように響いてきます。まるで「ラーイ!」の波状攻撃です(爆)。

 ところが、通称・バウアー君の話しぶりが以前と違って、もの凄くトーンダウンしているのです。ドスの効いた声色が、敢えて1オクターブくらい声色を上げたような…まるでヘリウムでも吸ったのかと言わんばかりの声になっているのです(笑)。しかも、この前見てもらったばかりですのに「空気圧見ておきましょうか?」とか「車検近いですよね。もうどこかに頼んでいますか? 実はウチでも…」などと、キャラに似合わぬ饒舌っぷりなのです。これはこれで笑いをこらえるのに必死な状況だったのですが…一体どうしたというのでしょう?

 その時、バウアー君の上司と思われる方がスタンドの事務所の中からこちらを見ているのを発見。ああ…明らかにバウアー君を見てます。ガン見しております(笑)。そこで私は悟ったのです。バウアー君は接客の部分で注意でもされたのではないかと。恐らく、こんな風なやりとりが交わされたのではないかと…。

 上司「ちょっと、バウアー君」
 バウアー君「はっ、自分でありますか」
 上司「お客さんに『灰皿を出せ』とか『このタオルを使え』とか言うのは辞めてほしいんだけど」
 バウアー君「自分はお客さんには最大級の敬意をもって接しております。断じて『灰皿を出せ』とか『このタオルを使え』などとは言ってないのであります」
 上司「バウアー君の声が低くて、脅されているように感じるお客さんもいるの。元気なあいさつ(「ラーイ!」のことですよー)は許せるとしても、接客態度は何とかならないの?」
 バウアー君「はっ、最大限、努力致します」

 私の頭の中で勝手に怒られ認定のバウアー君ですが…それでも、あいさつが褒められたからなのか、ガソリンスタンド内で「ラーイ!」が流行っているのではないかと(笑)。案の定、ガソリンスタンドを出る時には、あちこちから「ラーイ!」と送り出していただきました(笑)。もちろん、その中のひとつはひときわ低く大きな声だったのは言うまでもありません(爆)。


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