弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

言葉を綴る…その3すなわち完

見た目にも読みやすく分かりやすい平易な文章を書くため、ひらがな表記を増やしていこうと考えております。今回は、補助動詞と形式名詞とひらがな表記に関するお話。

補助動詞

補助動詞は「いく」「くる」「みる」といった表現ですが、これはすでに当たり前だし一般的でもあると思うのだけれど、端的に言えば「映画館に行く」と「映画のシーンが流れていく」の意味合いと表記の違い。前者は通常の動詞としての使い方であり、これは漢字表記をすべき。一方、後者は補助動詞なのでひらがな表記すべき…というもの。必ずしもすべての補助動詞がそうだ、というものでもないし、動詞なのにひらがな表記が一般的になっている語句もあります(例=できる、なる)。要は一般的な表記を意識して取り入れていく…ということになろうかと思います。

形式名詞

形式名詞は「時(とき)」「ところ(所)」「こと(事)」「もの(物)」が対象で、それぞれの漢字が持っている本来の意味合いとは違った使い方をする名詞のことです。

「時(とき)」を例に挙げると…「時の砂」のように明確に時間を意味する言葉の場合は漢字表記が適当で、「さみしいときー」のようにタイミングを示す場合はひらがな表記が適当だということです。

いずれにしても、美しい言葉を選びつつ丁寧な文章を書いていきたいものだ…そう思ってこれまで日記を綴ってきたのだけれど、表記方法をそろそろ変えていこうと思っているわけです。これからは少し文体も変わっていくかもしれません。語尾も体言止めにしてそろえたほうが完結にまとめられるのだろうし、そのほうが文字量が減って今より読みやすくなるかもしれない。こんな風に。そう。できるだけ端的に表現し、説明に終始せぬよう気を付けつつ、今よりも私個人の思考を加えることにしよう。ようするに、これからはもっと「俺的日記」になっていくかもしれないよ…ということで(笑)。

とにかく、できるだけ短くも印象に残る言葉を綴っていきたいと思う今日このごろなのです。


言葉を綴る…その2

読みやすく分かりやすい平易な文章を書くことができるよう自分を高めていこうと考えております。その歩みこそおそらくは遅々なれど、その想いだけは本当です。まぁ想いだけではダメなのですが(笑)。今日は副詞のひらがな表記について書いてみようと思います。

副詞とは、おもに状態や程度を表現する言葉…とまでは説明できますが、かく言う私も詳細を語れるほどの学を持ち合わせておりません。Wikipediaによれば…「用言(動詞、形容詞、形容動詞)を修飾する」言葉ということです。

副詞をつらつらと挙げていこうと思ったのですが…パッと思いつかないあたりに私の無学っぷりが露呈してしまう(笑)。結局のところラクをしてしまいまして…「副詞の漢字表記」について書かれたこちらのページを参考にさせていただきました。ただし、こちらでは日本語の歴史のある副詞について漢字表記できるものを紹介しているので、現代的に使われている語句を私基準で選びました。そのために古い表記が多々まじっている可能性がありますことをご承知おきくださいませ(笑)。それと、一応、五十音順のはずです。

これって漢字で書くのが当たり前じゃない?…というもの。

・敢えて(あえて)・数多(あまた)・幾許(いくばく)・未だ(いまだ)・概ね(おおむね)・恐らく(おそらく)・傍ら(かたわら)・辛くも(からくも)・奇しくも(くしくも)・全て(すべて)・随分(ずいぶん)・折角(せっかく)・是非(ぜひ)・大体(だいたい)・段々(だんだん)・着々と(ちゃくちゃくと)・遂に(ついに)・到底(とうてい)・道理で(どうりで)・何卒(なにとぞ)・温々(ぬくぬく)・図らずも(はからずも)・再び(ふたたび)・別に(べつに)・他に(ほかに)・誠に(まことに)・全く(まったく)・妙に(みょうに)・無論(むろん)・毛頭(もうとう)

あ、ついつい漢字で書いちゃうよね…というもの。

・余り(あまり)・粗方(あらかた)・或いは(あるいは)・如何(いかが)・却って(かえって)・尚(なお)・甚だ(はなはだ)・遥々(はるばる)・一際(ひときわ)・一入(ひとしお)・滅法(めっぽう)・勿論(もちろん)・もはや(最早)・余程(よほど)・宜しく(よろしく)・歴と(れっきと)・割と(わりと)

もしかしたら漢字表記してしまうかも…というもの。

・生憎(あいにく)・何れ(いずれ)・徒に(いたずらに)・苛々(いらいら)・疎か(おろか)・且つ(かつ)・隅無く(くまなく)・呉々も(くれぐれも)・殊のほか(ことのほか)・然して(さして)・宛ら(さながら)・然程(さほど)・但し(ただし)・篤と(とくと)・咄嗟に(とっさに)・兎に角(とにかく)・偏に(ひとえに)・殆ど(ほとんど)・未だ(まだ)・寧ろ(むしろ)・努々(ゆめゆめ)

さすがにこれは漢字では書かないぜ…というもの。
・飽くまで(あくまで)・恰も(あたかも)・強ち(あながち)・普く(あまねく)・遍く(あまねく)・予め(あらかじめ)・些か(いささか)・徐に(おもむろに)・兼て(かねて)・頻りに(しきりに)・暫く(しばらく)・頗る(すこぶる)・須らく(すべからく)・偶に(たまに)・一寸(ちょっと)・遂々(ついつい)・粗(ほぼ)・将に(まさに)・況して(まして)・先ず(まず)・又(また)・専ら(もっぱら)・矢鱈(やたら)・矢張り(やはり)・稍(やや)・漸く(ようやく)・縦しんば(よしんば)・態と(わざと)

言い訳しますと…上記はあくまでざっくりと分類したものであり、実際にはもう少し細かく分けるべきものであると思います。ですが、これら副詞の中には、ひらがな表記に違和感を感じる言葉も散見しています。例を挙げるならば「再び(ふたたび)」「到底(とうてい)」「着々と(ちゃくちゃくと)」などでしょうかね。必ずしも副詞のひらがな表記を徹底すべき…というわけでもないので、とにかく平易な表記で言葉を綴っていくことを意識するということでよいのではないかとも思っております。

ただ、あえて漢字で表記したい言葉…そんなものがあったりしませんか?漢字を使うかひらがなで表記するか…それによって文章の持つイメージと言うか表情はがらりと変わるはず。
「敢えて(あえて)」という副詞を使って例を挙げますが…

・「敢えて言おう。数であると」
・「あえていおう。かずであると」

どうですか? 前者は憮然とした上から目線の物言いに聞こえ、後者は幼子の戯れ言のような印象がありませんか?(笑) 

それと…これはもう余談の部類になるのだけれど「これって漢字で書くのが当たり前じゃない?…というもの」の中には、ひらがなで書くと通じないのではないかという懸念がある言葉があるのではないかと思うんです。例えば「妙に(みょうに)」とか「「むろん(無論)」とか「もうとう(毛頭)」などがそう。これらをひらがなで表記するとおかしなことになりそうな気がしませんか?

例文を挙げてみると…
「背中がみょうに痒い」
「むろん拙者もお供致す」
「貴殿の頭髪をむしり取るつもりはもうとうない」

どうですか?
え?
例文がおかしい?

むろん、そんなみょうな例文を挙げたつもりはもうとうないのだけれど(爆)。


言葉を綴る…その1

最近は日々の雑多なことに追われて思うような毎日を送れていない気がします。そこはかとなく抱く焦燥感は秋を迎えたからなのか、クリスマス後くらいまで続く大きな仕事が始まっていることによるものなのか。また、パソコンに向かい文章を書く時間が以前より取れなくなってきているためか「文章を書く」という私の楽しみ、それすらがだんだんと苦痛になってきているような感すらあるのです。今日は「言葉を綴る」というテーマでちょっと内面的なお話を…。

この1年を振り返って、私が書いている文章というのは、この日記くらいなもの。そしてこの日記ですら、子どもが作文を書くネタに困って頭をひねり「う~っ」ってうなりながらようやく…というそんな感じ(笑)。確かに最近は仕事で毎日文章を書いているわけではなく、前述の通り家でもあまり長文を書かないのもので…以前ならもっと「書く」という行為に余裕と楽しさがあったはずなのだけれど、今はそれがなく。いったい、どうしたというのでしょうね。自分でも不思議なくらいです。

そもそも私の書く文章が理路整然としておらず回りくどく理解しがたいものであることは重々承知しております(笑)。妻にもそれをよく指摘されるので平易な書き方を心がけるようにするも、いざ書いていると気分が盛り上がってくることがありまして、「ランナーズハイ」ならぬ「ライターズハイ」とでも呼べば良いでしょうかね。そうなると平易な言葉を綴るという戒めを忘れ暴走してしまう悪癖があるようなのです(笑)。まぁ、最近は書いているうちにヒートアップすること自体があまりないのですけれども。

実際に最近の日記を読み返してみるに「かなり平易な文章になっているじゃないか…」とは思ったりしたのだけれど、それは内容がないという意味の平易でありました。本当にただ漠然とした日々のことしか書いておらず、そこに自分の思考や主張はほとんどなく、淡々としているという部分において「平易な文章」である、そのように結論づけるしかありませんでした。反省したいところではありますが…趣味・趣向にはじまり思想や生活環境も変化するなか、何年も日記を書いてきてその文章が変わらぬはずもなく、今こういった文章を書いているそれもまた自分である…と納得するよりほかないのではないか。そう思うことにしました。

それでもまだモヤモヤとしたものがあったのだけれど…そもそもこの日記に「とはずがたり」というタイトルを付けているのも、誰に聞かれることなく勝手に日々のことを綴っていこうという主旨によるものであったことを思い出し「だったらこれからも好きに書こう。自分の責において書いたものを自分くらいは好きであろう…」そんなふうに考えることにしました。すると胸のつかえが取れたかのようにすーっとしました。

とりあえず日記の文章はできるだけ平易に。日々の出来事も単に記述するのではなく自分の想いを加えて。この広いネットの海のなかで私の日記にたどり着いた方がたとえわずかでもその内容を楽しんでくれたり役立ててくれるような…そんな日記を書いていこうと思いました。

また、具体的に平易な文章を綴るために…自分なりの指針を設けることにします。それはできるだけ「ひらがなを使う」こと。ひとつの文章を「意味を持つ文字の集合体」としてではなく画像のような「単に形あるものの集合体」としてとらえたとき、その造形ができるだけ平易であれば読みやすさにつながるのではないか?そう思いました。つまりは「漢字ばかりの真っ黒い文章ではイクナイ」ということです(笑)。そこで、まずは形式名詞をひらがな表記にすることを意識したいと考えたのです。これについては明日からまとめていこうと思います。

と、ここまで書いて文章を見直してみる…平易ではないにしろ、盛り上がってつい書いてしまったんだな…俺という感じ。

そうこれが「ライターズハイ」なのではないかと…。

お後がよろしいようで


Ubuntuで使う「梅フォント」…

Linuxディストリビューション「Ubuntu」は、10.04から日本語フォントが「TAKAOフォント」という「IPAフォント」ベースのものに変更になっております。「TAKAOフォント」は読みやすいフォントではあるのですが、好みではありませんので、私はそこにWindowsの標準フォント「メイリオ」を追加して使っておりますが、日本語用フリーフォントの一つ「梅フォント」をダウンロードして入れてみました。「梅フォント」の実力派いかに? その記録です。

「梅フォント」は、OSやOfficeスイートの差によるユーザのストレス軽減を目的に開発された、ライセンス制約の少ない常用可能なフォントということで、シンプルで美しいのが特徴です。あえて平易な言葉で表現するならば、「TAKAOフォント」より柔らかく線が細いですが、「メイリオ」ほどの丸みはない、という感じです。梅フォントの公式サイトはこちら(http://sourceforge.jp/projects/ume-font/wiki/FrontPage)です。私がダウンロードしたファイルは「ttf-umefont_423-1_all.deb」。このファイルを適用すると「梅フォント」シリーズ18フォントがインストールされます。

「梅フォント」の内訳は…

  • 梅ゴシック(Original、O5、C4、C5、S4、S5)
  • 梅Pゴシック(Original、O5、C4、C5、S4、S5)
  • 梅UIゴシック(Original、O5)
  • 梅明朝(Original、S3)
  • 梅P明朝(Original、S3)


 

その中でテキストエディタやブラウザなどで使うのにふさわしいのは「梅Pゴシック」、システム用途は「梅UIゴシック」ですね。もちろん等幅の「梅ゴシック」、教科書体に近い「梅ゴシックS」もオフィス系アプリなどでの用途はあるでしょうね。明朝体も綺麗な線で作られており、等幅の「梅明朝」、プロポーショナルフォント、教科書体に近い「梅明朝S」があります。

「梅フォント」があれば、とりあえず文書入力でのゴシック・明朝系フォントには困らないですね。もちろんのことですが、Ubuntuのメニューで使うには「梅ゴシックUI」が適切ですね。細長い書体なので横スペースが少なくて済みますからね。今まで使っていた「Meiryo UI」フォントは上下左右の余白が大きいので、「梅ゴシックUI」を使うとUbuntuのウィンドウサイズが小さくなります。これはネットブックでの使用には有利だと思います。

ただ、私が今までメニューに「Meiryo UI」を使っていたのは、私にとっては致命的だったUbuntuでの日本語入力環境での変換中に全角と半角の英数を見分けにくくなるという「TAKAO Pゴシック」の欠点が解消されるからなのです。

「梅フォント」でもそれを期待していたのですが…残念ながら「TAKAO Pゴシック」以上、「Meiryo UI」未満といった感じ。でもLinuxの場合はシステムの「外観の設定」のタブ「フォント」で選んだアプリケーションのフォント(メニューなど)が日本語入力環境の候補として表示される仕様ですので、メニューに「梅ゴシックUI」を選ぶとそれで表示されるんです。

実際に画像を見ていただくとよく分かると思います。一番左が「TAKAO Pゴシック」。次が「梅ゴシックUI」、最後が「メイリオ」です(クリックで拡大します)。「TAKAO Pゴシック」は先ほど書いた通り全角と半角の区別がほとんどつきませんね。反対に「メイリオ」の可読性の高さはすごいものがありますが、難点として行間が空きすぎるので縦解像度に乏しいネットブックでは厳しい部分があります。ということで、メニュー&日本語入力環境のフォントは「梅ゴシックUI」がよろしいのではないか、という結論に達するのです。

それにしても、自動的に適切な行間がとれる「メイリオ」はやはり可読性の高さが光りますので、ブラウザやエディタでは「メイリオ」を指定しております。Windowsの標準フォントというのが悔しくなるくらい良いフォントです。ホントに(笑)。

余談ですが…サンプルの入力にはマイクロソフトOfficeのファイルも開くことができるオープンソースのオフィススイート「OpenOffice」のWord互換アプリ「Writer」を用いましたが、「TAKAOフォント」と「梅フォント」は表示できるものの、なぜか「メイリオ」が表示できませんでした。仕方がないので「メイリオ」のみメモ帳互換アプリ「LeafPad」を用い、同じフォントサイズで表示したものを使っております。


俳句と短歌

ここ何年もゆったりと俳句ならびに短歌と向き合っていない気がします。以前は俳句会に所属し活動したり、俳句展への応募などもしていたのですが、なかなか時間がとれなくて…。やっぱり、俳句、短歌に限らず文学活動は、ゆったりとした時の流れの中に身を置き、悩んでひねり出すのではなく気づけば自然と浮かんでくるものを書き留めることで生み出したいものですよね。そんな日々を送りたいと常々考えている私が、最近詠むことができた俳句と短歌がこちらです。

「風薫る 晴れゆく空を 眺めおり」

解説:薫風の候、晴れ渡る空の余の雄大さに、私はふとを足を止め見入ってしまったことよ。

「オホツクの 風に吹かれて 桜散る 川面に踊る 花も美し」

解説:オホーツクにもようやく桜の便りが届いたかと思えば、五月の風に吹かれて早くも散り始めている。川のほとりを歩いていると、舞い散る花びらの中、川面に流るる桜の花が目に留まった。揺れ踊るその花の儚くも美しい様子に、ものの哀れを感じた私は足を止め、その花が見えなくなるまで見つめていたのだった。

ふぅ…こじつけの解説を書くのにすごく時間がかかったというのは内緒です(笑)。


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