弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-02-25の日記

その名はThunderbolt…

 Appleの新しい「MacBookR Pro」シリーズがリリースされましたが、最も話題を集めているのが次世代の高速なI/Oインターフェイス「Thunderbolt(サンダー
ボルト)」の存在です。それにしても「Thunderbolt」とってちょっとカッコイイ名前(笑)ですが、これは元々Intelが開発した「Light Peak」の名前を変えたものですが、優れモノのインターフェイスらしいんですよね。ていうか、さっきIntelのサイトを見ていたら、Intelも「Thunderbolt」って紹介してました(笑)。

 それにしてもAppleは常に一歩先を進んでいるなぁという印象をうまく与えてくれますよね。現在の主流である「USB2.0」上位互換として期待されている「USB3.0」ですが、未だ普及していないからなのか、MacBook Proに「USB3.0」ではなく「Thunderbolt」を搭載するとは。確かに「Thunderbolt」は「USB3.0」の2倍にあたる10Gビット/秒という転送速度を誇り、アダプタを介せばFireWire、USB、Ethernet、そしてディスプレイ(HDMI、DVI、VGA)をもサポートするという極めて拡張性の高いインターフェイスのようですから。Appleにとっては逆に採用しない理由が見つからないのかもしれませんが。

 さて今後、市場ではUSBに変わる次世代インターフェイス「Thunderbolt」が注目されるのか、もはや出遅れの感が否めない「USB3.0」が頑張るのか、気になる
ところではあります。


MacBook Proが進化…

 Appleの新しい「MacBookR Pro」シリーズとして13、15インチが2モデル、17インチが1モデルの計5モデルが発表されましたね。今朝、Appleのサイトを見ますともうAppleストアにて購入できるようになっておりました。噂ではリキッドメタルのボディに身を包んだまったく新しいMacBookになるとささやかれていました
が、それはもう少し先の話になりましたね。今回はマイナーチェンジというところでしょうか。とは言え、その中身を見ると驚くほどの進化と新技術の投入があ
りまして、またもや業界をリードする仕様になっていると言えましょう。今日はそんな話です。

 「MacBookR Pro」13インチモデルは、CPUが2.3GHzのi5(デュアルコア)と320GBのHDDを搭載した108,800円のモデルと、2.7GHzのi7(デュアルコア)と500GBのHDDを搭載した134,800円のラインナップです。モバイル用途で使いたいがMacBook Airでは得られないマシンパワーも欲しい場合には最適な選択肢ではないでしょうかね。

 「MacBookR Pro」15インチモデルは、CPUが2.0GHzのi7(クアッドコア)、ビデオにAMD Radeon HD 6490M、500GBのHDDを搭載した158,800円のモデル、2.2GHzのi7、AMD Radeon HD 6750M、750GBのHDDを搭載した189,800円のモデルがあります。15インチは2.0GHzのi7モデルで十二分な気がしますが、2.2GHzのi7モデルはビデオメモリが4倍の1GBとなっていて、高スペックを要求するゲームや、ビデオ編集、高負荷なグラフィックアプリなどでは大きなアドバンテージになることと思います。

 そして「MacBookR Pro」17インチモデルは、CPUが2.2GHzのi7(クアッドコア)、ビデオにAMD Radeon HD 6750M、750GBのHDDを搭載した214,800円のモデルです。15インチ上位モデルの液晶を17インチにしただけのような印象。以前まであった「究極超人」なイメージが薄れてしまった感があります。まぁそれだけ15インチモデルの性能向上が著しいということの現れだと思いますけれども。

 各モデル共通の仕様としてはアルミのユニボディ構造、7時間のバッテリー駆動、次世代の高速なI/Oインターフェイス「Thunderbolt(サンダーボルト)」の
採用、 FaceTime HDカメラの搭載、ガラス製のマルチタッチトラックパッド、バックライト付きのフルサイズキーボードなど。そして、言わずもがなですがOS
はMac OS X 10.6 Snow Leopard。そこにiPhoto、 iMovie、GarageBandといったiLifeアプリがプリインストールされています。

 私はMacBook Airが出た時から次のMacは何にするかずっと迷っておりまして、とりあえずMacBook Proが新しくなるまで待っていたのです。新型のスペックを見る限り15インチのMacBook Proが気になるのですが、予算的に厳しい状況でもありますし、持ち運び(特に夏場は自転車の予定)に苦労しそうだし…。では13インチならば持ち運びは問題ないのですが、液晶の解像度アップがなかったのは意外であり残念なポイントでした。思い切って光学ドライブなしでその分バッテリーを増やすとかしてくれればよかったのに…。

 さっそくAppleStoreで「あーでもない、こーでもない」とシミュレーションしています。13インチのMacBook Proにしてメインマシンとしてしばらく使うか。MacBook Air 11インチモデルを買って、iMacの新型モデルをメインにするか…。3月2日のiPad2発表まで待ってみるか…本当に悩みます。妻には「この時が一番楽しそうだよね」と笑われております(笑)。


Ubuntu 10.04で「Shotwell」は使えない?

 「Ubuntu 10.10」標準の画像アプリ「Shotwell」はとても良いアプリでしたので「Ubuntu 10.04」でも使いたいと思いまして、「Ubuntu 10.04」のデフォルト画像アプリ「F-spot」をアンインストールし、代わりに「Ubuntuソフトウェアセンター」から「Shotwell」をインストールしました。ですが思わぬ落とし穴がありまして…。

 「ShotWell」の良いところは「F-spot」より直感的に簡単な画像加工ができることと、画像の切り抜きが簡単なこと、リサイズができ、スクリーンショットなどのpngファイルをjpgに変換するのが容易なことなどです。ところが「Ubuntu 10.04」に入れた「Shotwell」は、日本語化されていないばかりか、pngファイルを開こうとするとエラーが出ます。これでは使えない…。私は泣く泣く「Shotwell」を削除し、鼻歌まじりでアンインストールしてしまった「F-spot」を再度インストールし直すはめになりました(笑)。

 ですが「F-spot」の画像加工はやっぱり使い慣れていないので不便です。そこで、「Ubuntu 9.x」の時代に使っていたGNOME向けの画像ビューアとブラウザ「gThumb画像ビューワ(写真)を使うことにします。これは軽量なビューワでありながら切り抜きなど簡単な画像加工もできるので私にとっては「F-spot」よりも便利です。

 Linuxの画像加工アプリと言えば何といっても有名どころは「GIMP」ですが、仕事をする上で必要なので入れてはあるものの、ちょっとした画像加工でいちいち立ち上げるのもネットブック上ではどうかと思うので、やっぱり軽量なビューワ系アプリで加工ができるものが便利なのです。


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