猫を病院に連れていった話
我が家の猫が前脚の爪を怪我したので、今日は動物病院に行ってきました。そんな話です。
怪我をしたのはちょっと前の話で、すでに2度、動物病院には行っております。初回は怪我をしてすぐ。爪が剥がれるような怪我だったこともあり、機能していなければ爪を取ってしまうしかないと言われました。2度目は経過観察のために行ったのですが、私ではなく猫をそれこそ猫可愛がりする妻が行ったので、爪を取るという選択肢を選べず、「また経過観察のために来てください」と言われて帰ってきました。3回目の病院が今日であり、妻だけでは進むものも進まぬことが予想されるため(笑)、私も行くことにしたのでした。
動物病院に行くのに早めに会社を出ようと思っていたのですが結局、6時半近くになってしまいました。幹線道路はかなり雪解けが進み舗装が出ているものの、一本入ると道路はザクザクです。あまりのザクザクっぷりに家に入れないことから妻と長男にSOS信号を出し(笑)、3人で道路から家に入る小道を除雪し事無きを得ました。「ザクザクのまま固まったら明日の朝、大変なことになるなぁ」と心配になりました。
さて、予定より遅れてしまいましたが猫を犬用のバスケットに入れ(我が家の猫は大きいので)、ザクザク路面のため徒歩で病院に行きます。こんな時、動物病院が近くにあると便利です。前回の病院から2週間が経過しましたが、私が見ている限り、剥がれた爪はまだ伸びてはいないものの傷口は治っているようで、まだ取ってしまうかどうか判断するには早いと思っていました。しかも前は爪の出し入れができなかったのに、軽くならできるようになっていることからも、まだ様子を見ていても大丈夫ではないかと思っていました。
先生も「僕もまだ、これからどうなるかは予測がつかない。伸びてこないかもしれないし、伸びてくるかもしれない。ただ、伸びてきたとしても変わった伸び方をする場合もあって、そうなると飼い主が切ってやらないと自分では爪とぎができません」などと話しておりました。結果、さらに1ヶ月様子を見ることになりました。妻はとりあえず猫の爪を取らずに済んだことを喜んでおりました。
笑ってしまったのは、家から病院に行く時は犬用のバスケットに入りたがらなかった猫が、病院では診察が終わるや否や診察台からぶら下がり、飛び降りるようにバスケットに入ったことです。やっぱり家が一番よいのでしょうね。それは人間も猫も同じことでしょうけれども(笑)。