弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-02-05の日記

【iPhone】iOS 4.2.1で脱獄…

 先の日記で書いたように、最新のiTunesでは現時点で安定した脱獄環境を構築できるiOS4.1へのアップデートができませんでした。では断念するしかないのか…否、断じて否(笑)。そうなるとやはり俄然最新のiOSである4.2での脱獄を試したくなるものです(笑)。ですがiOS4.2での脱獄環境はまだ不十分と言われております。でも試したい…そんな時、目に入ったのが妻のiPhone(笑)。前回のあの事件でiOS4.2にアップデート済み。なおかつアプリ全て消えてしまった状態なので新規に入れたアプリもごくわずか…。これなら何かあっても大丈夫!のはず(爆)。というわけでやってしまいました…。妻のiPhoneでiOS4.2の脱獄を。

 対象iOSは現時点での最新4.2.1。まだ正式版ではないですが「GreenPois0n RC5」がリリースされているのでこれを試します。MacOSX 10.5以上であれば使えるアプリです。この「GreenPois0n RC5」がサポートしているのは、iPod Touch 2〜4G、iPad、iPhone 3GS、iPhone 4、AppleTV 2で、未脱獄のiOS4.2.1が入っている必要があります。

1、MacにiPhoneを接続
2、iPhotoやiTunesが立ち上がったら閉じておく
3、「greenpois0n RC5」を起動
4、jailbreakボタンをクリック

 ここからは画面のウィンドウの説明にそってiPhoneを操作する、言わば時間との闘いです(笑)。「greenpois0n RC5」の画面に表示されている下の英文が太字になったら書かれている操作を行います。リンゴとドクロが融合したアイコンが表示されている場所に秒数が表示されます。慌てずに操作する必要があります。間違えたら最初からやり直しましょう。

5、Get readyto start. //さぁはじまるザマスよ!(5秒)
Press and hold the sleep button. //スリープボタンを押し続ける(3秒)
Continue holding sleep; press and hold home //スリープボタンを押したままホームボタンも押し続ける(10秒)
Release sleep button; continue holding home //スリープボタンを離すがホームボタンは押したまま(10秒)

 うまくいくとiPhoneに脱獄に必要なファイルが転送され「jailbreak」ボタンが「Complete!」ボタンに変化します。そうしたら「Complete!」ボタンを押して「greenpois0n RC5」を終了させます。

 iPhoneの画面上にLinuxが起動する時のような文字の羅列が流れ始めます。少し待つと、リンゴとドクロが融合した例のアイコンがiPhoneに表示されてちょっとビックリします(笑)。さらに待つとiPhoneが立ち上がります。一見なんの変化もないように見えますが、「Loder」という名の緑色のアイコンが2ページ目以降の空いていた場所に追加されていると思います。これを起動して脱獄アプリを入れるためのアプリ「Cydia」をインストールします。

 ダウンロード、インストールが終わったら「Loder」 を終了させます。「Cydia」のアイコンが表示されていれば脱獄完了です。もしなければiPhoneを再起動してみます。妻のiPhoneはそれで表示されました。実はこの後、実験のために正規のiOS4.2.1に復元しましたが、すんなりと復元できました。そのまま2度目の脱獄に挑戦(爆)。この時は「Cydia」のアイコンが再起動せずに表示されました。理由は分かりませんけれども。

 ようこそiPhoneの脱獄環境へ…。ただし、iOSの脱獄は米国で法的には認められておりますがAppleは認めておりませんので、自己責任にてやらねばなりません。失敗してたいへんなことになってもあくまで自己責任。くれぐれもご注意を。


iTunes10.1.2では4.1の導入は無理のようです

 現時点における最新のiTunes10.1.2では、iOS4.1のファームウェアを扱えないようです。私の環境ではCFW(カスタム・ファームウェア)はもちろん、正規のファームウェアでさえも何度試してもAppleの認証部分でエラーが出てダメでした。ところが、4.2.1のアップデートならばすんなり進もうとするのでiPhoneに接続されたケーブルを慌てて引き抜きました(笑)。

 ところが、私のiPhoneはアップデートを示すプログレスバーを表示したまま止まってしまいました。再起動させましたがすでにアップデートモードに突入してしまっているようで、ケーブルをiTnuesに接続しろ的な画面が出たまま…。仕方がないのでiTunesに接続し直してみると、アップデート中のため復元しろ的な表示が出ます(汗)。

 ひねくれ者の私は、そこですかさず4.2ではなく4.1のカスタムファームウェアを選択してみたんですが…やっぱりダメでした(笑)。でもそのおかげかiPhoneが再起動でき、もとのiOS4.0.1が立ち上がったのでホッとひと息ついたところです。

 うーん…タイトル通り、iTunes10.1.2では4.1の導入は無理のようです。
 まだだ、まだ終わらんよ(笑)。


【覚え書き】Macのhostsファイルをviで編集

 JB済みiPhoneのアップデートが上手くいかない時、疑うのはMacのhostsファイルです。iOS復元のためにはターミナルでhostファイルを編集せねばなりません。その方法についての覚え書きがこちらです。

 JB環境にあるとSHSH保存にともなってhostsファイルに偽の認証サーバ「74.208.10.249 gs.apple.com」「127.0.0.1 gs.apple.com」が追加されます。これをコメントアウトしなければ正常なアップデートができなくなるらしいんです。

 hostsファイルの場所は「/etc/」。root権限でターミナルを起動し、以下のコマンドを入力します。Hostファイルの操作は大変危険なので、ファイルのコピーをとってからにしたほうが良いでしょう。

cd /etc/                  //ディレクトリ移動
cp hosts hosts.bak	//バックアップを作成
sudo vi hosts          //viでhostsファイルを開く

開いたhostsファイルの中身がこちらです。

##
# Host Database
#
# localhost is used to configure the loopback interface
# when the system is booting.  Do not change this entry.
##
127.0.0.1       localhost
255.255.255.255 broadcasthost
::1             localhost
fe80::1%lo0     localhost
127.0.0.1 gs.apple.com
74.208.10.249 gs.apple.com
~                                                                               
~                                                                               
~                     

 最終行付近の2行に該当の記述「127.0.0.1 gs.apple.com」「74.208.10.249 gs.apple.com」があります。

127.0.0.1 gs.apple.com
74.208.10.249 gs.apple.com

viコマンドがよく分からないので調べつつ、まずはカーソルを文末に移動。再終行の頭で「I」を押して行頭から入力モードに切り替え、コメントアウトするため#を入力。

#127.0.0.1 gs.apple.com
#74.208.10.249 gs.apple.com

escキーで入力モードから再びコマンドモードへ移行。最後に「:wq」ファイルに保存してvi終了。これでターミナルを閉じればOKです。


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