弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2009-05-11の日記

アサリの日…

 朝起きると、テーブルの上が水浸しでした。原因は昨日、近所に住む釣り仲間の知人からいただいたアサリです。ボウルに入れて塩水を張り、砂出しをしていたのですが、一晩かけて相当水をはき出してテーブルの上を水浸しにしたようです。

 我が家には体重が7.25kgの大きな猫がおりますが、普通猫を飼う家ならばできないようなことができます。テーブルの上にボウルに入ったアサリをそのまま置いていても大丈夫。ボウルの水(塩水)はペロリとなめておりましたが…。そうそう、例えおかずがおいてあっても大丈夫なのです。これまでの経験では…海苔とかつお節、ハム、マグロの刺身以外ならば(笑)。

ボンゴレ・ビアンコ

 テーブルの上を水の都ベネチアを巡る水路さながらにしてくれたそのアサリですが、さっそく昼食にパスタの具材となって登場しました。とても美味しい「ボンゴレ・ビアンコ」となって…。

 ちなみに「ボンゴレ」とはイタリア語で「アサリ」のことです。そして「ビアンコ」は「白い色」の意味。白ワインを使ったアサリのパスタのことを「ボンゴレ・ビアンコ」と呼ぶのです。ちなみに、アサリのパスタを赤ワインやトマトピューレなどで赤く仕上げたならば、それはビアンコ(白)からロッソ(赤)に変わるのです。

 ちなみに以前、イカが大量に手に入った際に、3色連続でイカパスタを食べたことがあります。イカの皮から出る色素によってほんのり紫色になったそれは…「ボンゴレ(アサリ)・ビアンコ(シロ)」の名称になぞらえると「セッピア(イカ)・ヴィオラ(紫)」とでも呼ぶのでしょうかね。

ご飯とみそ汁にも

 晩ご飯は、アサリご飯とアサリのみそ汁が出てきました。想像通りです。さすがに酒蒸しをするほどはなかったそうですが、アサリがまだ余っているらしく、妻は「茹でて貝殻を外して冷凍したわ」と話しておりました。

 アサリのみそ汁は…「これでもかっ!」というほどアサリが入っており、ダシが出過ぎていて苦いくらいでした(笑)。まぁ…私は無類のアサリ好きですので何ら問題はないのですが…。

 一方のアサリご飯は、塩味が足りない感があったもののアサリの香りが活きていて良い感じです。塩分が少ない梅干しと一緒にいただく塩加減がちょうど良くなり、かなり美味でしたー。

 ちなみに、その他のメニューは…ホッケの開きと小松菜のおひたしです。書きだしてみると…質素ですね。とは言え、シンプルな和食が一番好みなのです。


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