弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

「ショートショート」に学ぶ文章のコツ

Googleロゴが作家の星新一にちなんでいたことをきっかけにして、日記の無駄な言葉を省き文章を要約することで、できるだけ長文を減らしていこうと決意しました。「ショートショートの神様」にあやかるのです(笑)。そんなお話。

…と偉そうに書いてはみたものの、「ショートショート」と日記は文章の性質が大きくことなるものですね。日記の場合は言葉少なであればあるほど、そこに記したことが詩的な表現となり前後の繋がりが失われてしまいます。そもそも日記の場合、言葉と言葉の間にあるのは事実。それを想像力で補ってもらうという考え方は時に危険。読む人に意図しない解釈を与えてしまうことになりかねないからです。それを考えると、おいそれと短い文章を書き「どうだ、さぞかしこれで読みやすかろう」と手放しで喜ぶわけにもいかないのです(笑)。まぁ、そこが悩みどころではあるのだけれど…いずれにせよ、文章は短く簡潔に書くよう心がけ、せっかくWEB上で書いている日記なのだから原稿用紙に書く場合の制約にとらわれ過ぎず読みやすくなる工夫をしていこうと思っています。

あ、実際にすでに色々と試してはいるのですよ。例えば…日記を書き始めた当初は必ず段落の最初は一字下げるようにしておりましたが、今はそれはやっていません。また、難しい読みの漢字にはふりがなを入れるようにするとともに、時には読みやすさを求めて「漢字を開く(漢字を使わずひらがな書きすること)」こともあります。

ですが、まだまだ文章の表現が固く古くさいと言われることがありますね。ところが、これを直すのはなかなか難しい…。表現を平たく現代的に崩して書いていけばいくほど、書き手である私が私ではないような気持ちになってしまうのではないかという懸念がそこに存在しているからです。…というようなくどい言い回しがダメだということはわかっているのですが、なかなか難しい(笑)。


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