弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)

コウリンタンポポ

コウリンタンポポ

 今日はとても良い天気でした。散歩をしておりましたら、家の近くの公園で鮮やかな朱色の花を見つけました。これは、コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)の花です。コウリンタンポポは、園芸用に持ち込まれたというヨーロッパ原産の帰化植物。気候が適した北海道ではよく目にすることができます。

 コウリンタンポポの花は決して大きなものではないのですが、タンポポやシロツメクサ(クローバー)に混じって咲いていると茎の高さが3倍以上あるので目立ちますね。しかも風が吹こうものなら一斉にふらふらと揺れて…その光景は幻想的ですらあります。

 ですが、その背の高さ故に繁殖力も強く、外来種ですので在来の植物に良からぬ影響を及ぼす可能性が懸念されています。私が写真を撮った場所のコウリンタンポポも、数年前に見つけてから年々その数を増やしています。一緒に咲いているタンポポやシロツメクサ(クローバー)を脅かすのではないかというほどに…。

 とは言いましても、ごく当たり前のように見ることができるタンポポ(セイヨウタンポポ)やシロツメクサ(クローバー)ですら、残念なことに外来種なのです。植物に限らず、外来種問題が色々取り沙汰される昨今、私たちにできることは何か…風に揺れる花々を見ながら、そんなことを考えておりました。


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