クロユリ…

クロユリ

　クロユリの花は釣鐘形。うつむくようにして咲く小さな花は、高貴で可憐な印象です。花の色は…黒っぽくもあり茶色っぽくもある紫。和の色で言うならば…うーん、赤みをおびた紫色である「■古代紫（こだいむらさき、#765276）」よりはずっと濃く、茄子に似た赤みのある紺色の「■茄子紺（なすこん、#473946）」、または紺がかった紫色の紫紺（しこん、#422c41）に紅を差したような色合いですかね。いずれにしましても、私には即答できない色合いです。

群生地の様子

　それにしましても…写真がダメダメでしたね（笑）。名誉のために申し上げれば、外が雨であったこと、周囲が高木に覆われておりかなり薄暗い場所であったこと、携帯電話のカメラであったこと…。そして何より、もの凄く蚊がたくさんおりましたので、じっっと構えて撮影することが叶わなかったのです（泣）。

　クロユリの花言葉を私は知りませんでした。Wikipediaによれば、花言葉は「恋」「呪い」「復讐」。うーん、凄く意味深（笑）。それらしいと言えばそれらしい花言葉ですけどね。

　もしかしたら「今日の弐条海月の日記はつまらないなー。だって僕のことが書いてないんだもん」などと思っていた方もいるかもしれませんね（笑）。ですが、大丈夫です。そんな方も思わず画面に顔をグッと近づけたくなるような話題をちゃんと用意しておりますよ…私は慈悲深いのです（爆）。

　今日のテーマである「クロユリ」には「ブラックサレナ」という別称があるのですよ。聞き覚えがありますか？「ブラックサレナ」。そうです。「機動戦艦ナデシコ」に登場した。あの「ブラックサレナ」はクロユリのことだったのですよ。

　そう言えば…「機動戦艦ナデシコ」には花・植物の名称が色々と出てきましたね。例えば…「エステバリス（ナツザキフクジュソウ）」とか、登場人物にも「ユキナ（かぶのとう）」「アオイ（フヨウやハイビスカス）」「ユリカ（ユリ）」「ウリバタケ（ウリ）」などもそうですね。ああ、何より「ナデシコ」が花の名前でしたね（笑）。