弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2009-02-21の日記

暴風雪の日…

 昨夜、懸念していた通りに朝起きて玄関のドアを開けると雪国でした。と言うよりドアを開けるのが困難なくらい雪が積もっておりました。いつもより早く出社しなければならないので、除雪もせずに無理に車を発進させたのですが…。

 私が住んでおります街で、5本の指に入ろうかという大きな幹線道路(言うほど大きくはありませんが)ですら、除雪が入っていない様子でした。車のハンドルがとられ真っすぐ走ることができないだけでなく、視界もほぼゼロの状態でした。幸いにして会社までは10分ほどの距離ですし、4回ウインカーを出せば会社の駐車場に入ることができる!ほど真っすぐですので、事なきを得ました。

 仕事仲間の一人は、前にも後ろにも進めぬ状況に遭遇し5時間ほど車内で過ごさざるを得なかったそうです。また、あちこちで事故が起き、私が勤める会社の同僚2人も怪我をしました。

 それにしても…こうした有事の際には人間の本質を垣間見ることができますね。例えば…

●誰も来ていない中から出社して駐車場の除雪をする人。
  →これには頭が下がります。
●歩いてきたり、誰かに送ってもらったりして出社時間に間に合わせようと努力する人。
  →大変良い心がけです。
●十分間に合うよう対処したにも関わらず、不可抗力によって出社できない(あるいは遅れる)状況になった人。
  →中には事故に遭って病院に運ばれた人もいるくらいの状況下ですから、これは致し方ない事でありましょう。
●急ぎの仕事があることを知りながら「仕方がない…」と言わんばかりの顔で遅れてくる人。
  →皆も出社できていないだろうから、自分も慌てずとも良いという雰囲気を醸し出しているのは良くないです。
●遅れた言い訳を並べ立て自分を正当化する人。
  →言い訳の数だけ、その人の価値が下がってしまいます。

 昼食時に一度家に戻ったのですが、会社に戻る途中で3回も埋まっている車を助けました。うち1回は、幹線道路の真ん中で横を向いた状態で埋まっておりました。私は助けるつもりで大胆にも道路の真ん中でハザードを出して停車しましたら、横から1人、私の後ろの車からも1人出てきて、私を含め計3人で埋まった車を救出しました。

 残念なのは…意外と皆さん冷たいのか助けずに行ってしまうのですね。因果応報という言葉を知らないのでしょうか?本当はこうした事は書きたくないのですが、余りに目に付きましたので…。明日の休みはゆっくりと過ごしたいものです。


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