弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2009-02-27の日記

我が家南極化事件…

 今日は友人でありガンプラ制作の師匠、GM君と仕事帰りにラーメンを食べてきました。なかなかの老舗らしく、「昔から変わらぬ味で美味」という評判の高いところでした。持ち帰りもできるギョウザがとてもおいしく、しかも安かったです。最近妙にラーメンを食べに行く機会が多いのは何故でしょうかね(笑)。来週も1度予定があります。そこは初めて行くことになるお店ですので楽しみです。ところが…家に帰ると事件が起きていたのです…

 家に帰りますと、普段は別の部屋に置いてあるオイルヒーターが居間にありまして、その周りに妻と3人の息子達、そして猫が集っておりました。妻によりますと、空気の入れ換えをして、ストーブ周りの掃除をしてから、ストーブが不調になったらしく…「一時、我が家は南極のようだったわ」って?

 私「ストーブ、壊れたのか?」
 妻「ええ、見れば分かるでしょ?」
 長男・次男「お父さん、寒いよー」
 3男「ブルブルって」
 私「よしよし、今見てみるから…で、どんな状況だ?」
 妻「スイッチを入れると変な音がして…エラー表示が出て止まってしまうのよ」
 私「掃除は? 裏側にフィルターがあるだろう?」
 妻「もちろん、やってみたけど…ダメ。一時、我が家は南極のようだったわ…」
 長男「それで、このヒーターを持ってきたんだよ」
 次男「僕と長男と2人でね。お母さんに頼まれて」
 3男「そうだって」
 私「なるほど」
 妻「貴方にストーブの分解掃除してもらおうと思って、こうしてオイルヒーターで暖を取りつつ、帰りを待っていたという訳」
 私「それほどひっ迫した状況だったのならば、連絡の一つもよこせば良いのに」
 妻「携帯の電源が入っていなかったんだけど?…」
 私「あぁそうだった。電池が切れてしまっていてな。会社から出る時にもGM君とはぐれてしまい、連絡が取れずに困ったんだ」

 というような会話の後、ストーブを分解してみました。思ったよりホコリなどの汚れがなく、また、買ってから年数が経っていないこともあって故障は別のヵ所にあると判断。とりあえず電源を入れて様子を見ることに…

 すると「コポコポコポ…」という音がしばらくしてから、ストーブの液晶部分に「ERR 02」の文字が表示されて止まりました。この音は…まるでストーブがポンプで灯油を供給しようと頑張っているかのような音です。しかも、今年に入ってから実家の引っ越しで父親の部屋にストーブを設置した時、同じ音を聞いた記憶があります。あの時は…灯油の供給コックがオフになっていたはず…

 私「…分かった」
 妻「えっ? 腕組みしているだけで壊れているヵ所が分かっって言うの?」
 私「お前…ストーブの裏側に掃除機を突っ込んでホコリを取ったろう?」
 妻「えっ? そうかも」
 私「灯油のコックがオフになっているはず…やはりそうだ」
 妻「えっ? もしかして壊れていないって言うの?」
 私「…これで良し。もう一度スイッチを入れるぞ」

 かたずを飲んでストーブを見守る5人と一匹(正確には1人と一匹はほぼ無関心)。「コポコポコポ…」という音が少しだけした後、音がなくなり、ファンの回転とともに温風が出てきました。原因は妻の失敗ということで、無事に問題解決。今回の件は「我が家南極化事件」として、我が家の歴史の1ページを飾ることになるでしょう(笑)。


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