温暖化に思うこと…
ロシアでは地球温暖化による暖房費削減を歓迎する見方もある…というニュースが先日、ロイターのサイトに掲載されておりました。暖房費だけでなく二酸化炭素も大きく削減できるそうなのですが…。温暖化に関する私見を書いてみようと思います。
世界で最も寒い国の一つであるロシアが暖かくなれば、暖房費が削減できる…それはそうでしょう。ただし、反対側にある暑い国々は、それこそ人が住めないくらい暑くなり、砂漠化が拡大するかもしれません。単純に暖房費が削減できる…と喜ぶ人々は…極めて狭い視野で物事を考えているのでしょう。局地的な視点…それこそがそもそも地球温暖化を招いた要因のひとつであることに、人はまだ気づくことができないのでしょうか?
周囲に目を向けてみますと…ガイアナイトだとか、エコイベントなども各地で催されておりますね。私の住んでおります地域では、札幌から車で網走まで移動し氷の家「イグルー」を建て、1週間ばかりそこでエコ生活をするというイベントが行われておりました。私はそんなエコイベントを行わないことが、一番エコな気がしております。どうしてもイグルーに住みたいのであれば、何時間もかけて車で移動などせずに、庭先でやれば良いのですから。
そう言えば、車で移動中にふと耳にしたラジオでも、エコイベントの参加を熱心に呼びかけていました。一番のエコはどこにも行かず、適度な運動とムダを省いた生活、そして早寝早起き…これに尽きます。
私には、どれも縁遠い生活の気がしてなりませんが(笑)。