弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2012年1月の日記

SMSメールについて思うこと…

仕事でお世話になっている取引先の社長さんからイベント参加のお誘いをメールでいただいたのですが、風邪をひいているのでお断りすることにしました。私はプライベートも仕事のメールもiPhone 4Sで受けるようにしていて、急ぎの場合はiPhoneから返信、急ぎでない場合は、仕事関係なら会社のPC、プライベートならMacBook Pro(Early20111)を使うことが多いのだけれど、会社のPCで再度メールを確認し返信しようと思いましたら、仕事用のメールアドレスに届いたメールではないことが分かりました。調べてみるとiPhoneの電話番号宛に届いたSMS(ショート・メッセージ・サービス)であったことが分かりました。そんなお話。

そう言えば昨年…2011年夏からドコモ、au、SoftBank、Eモバイルのキャリア間でSMSが開始されたのでした。ですので電話番号さえ分かればキャリアを気にせずメールを送ることができるのでした。ただし、同一キャリア内でのやりとりとは異なり、いくつかの制約もあります。ですがSMSをほとんど使わない私は、細かな制約について何も知らなかったんですよね…。

SMSをくれたのは取引先の社長さんですので、失礼のない言い回しでお断りのメールを作成しまして「いざ送信」。すると次の瞬間に「XXXXXXXXXXX(相手の電話番号)宛のメッセージは、文字数超過のため配信できませんでした」というエラーメッセージが返ってきました。仕方ないのでメールの文章をざっくり削って再送信。ところがまたもエラーメッセージがかえってくるではありませんか。

イラッとするもさらに文章を削って3度目の正直とばかりに送信。あー三度目のエラーメッセージが返ってきましたよ。なんですか、これは(笑)。

もう失礼を承知で丁寧語も削除し暗号文みたいなお断りのメールを送ったところ…今度はエラーメッセージが返ってきませんでした。つまりは…「せっかくお誘いいただきましたのに…」とか「まことに申し訳ありません」とか「またの機会にお誘いいただければ幸いです」などの言葉を省いた簡潔すぎるメールが先方に届いてしまったということなのですね(笑)。

後で調べてみると、SMSには70文字の制限があったみたいです。しかも画像は送れないし、パケット定額の対象外だったりするみたい(SoftBankは同一キャリア内ならば無料)です。ただし料金は送信側にのみ発生し、受信する場合にはかからないようです。

うーん、素直に一長一短がある…とは言えない状況。いずれにせよ、SMSは取引先とのやり取りには使わないほうがよさそうですね(笑)。そんなふうに思ったりしました。


VOCALOID 3のライブラリ「IA -ARIA on the PLANETE- 」

VOCALOID 3用のライブラリ「IA -ARIA on the PLANETE- 」が本日発売されました。ボカロ 3のライブラリはいくつも発表されておりますが、前評判的にも個人的にも、このIA(イア)に注目しておりました。なぜならばこの「IA -ARIA on the PLANETE- 」はゲームを皮切りにアニメ化、映画化もされた『Air』の主題歌「鳥の詩」を歌ったLiaさんの声を収録して作られたライブラリだからです。そんなお話。

ヤマハの音声合成システム「VOCALOID」シリーズは、音符と歌詞を入力するだけで歌声が作成できるアプリケーション。「初音ミク」は世界的にも有名になりましたね。

今回登場したライブラリ「IA -ARIA on the PLANETE- 」は、「クリスタルヴォイス」と称される歌声を持つLiaさんによるボーカロイドということで、ずいぶん前からかなり話題になっておりました。

特に、Liaさんの代表曲のひとつとも言える「鳥の詩」を「IA -ARIA on the PLANETE- 」に歌わせたサンプル音源があまりにも高品質で驚き、何度も聴いたものです。本人歌唱の原曲と聴き比べたり(笑)。

中の人がLiaさんだけに「IA(イア)」のほうも「クリスタルヴォイス」と称される透明感があり伸びやかな歌声が余すところなく再現されています。まずは聴いてみてください。

VOCALOID=ボカロと言えば「初音ミク」が代名詞的存在になっており、どうしても萌えキャラ扱いされがちな部分は否めないと思います。ですが、Liaさんの声を収録した「IA(イア)」は、伸びやかで透明感のある大人っぽいボーカルは、声優の浅川悠さんの声を収録した「巡音ルカ」同様にジャズっぽい曲調も合いそうなので、単純に「ボカロ」を使った楽曲として世に知れ渡るだけではなく、新しい何かを生み出してほしいな…そんなふうに思ったりしました。

Vocaloid 3を持っていない場合はVOCALOID 3 Editorを含むスターターがあればすぐに「ボカロ生活」を始めることができますね。初回得点には調整済みの「鳥の詩」のVSQXファイル(VOCALOIDのファイル形式)と完成した音声が入ったWAVファイルが収録されているそうです。このほか、豪華クリエイター陣による限定アルバム、ビギナーズガイドブックも付いているのだとか。

すでにVOCALOID 3のエディターを持っているならば、「IA -ARIA on thePLANETE-」の音声ライブラリのみでOKです。

動作環境はCPUがCeleron Dual Core-2.1G、メモリが1GB以上。対応OSはWindowsXP、Vista、7となっています。HDDは2GB+200MB程度を消費するようです。

これは余談ですが…「初音ミク」はVOCALOID 2の時代にリリースされた音声ライブラリ。VOCALOIDは音声合成エンジンでもあるエディターにそれぞれの音声ライブラリを組み合わせて使うものですから、新しいVOCALOID 3帖でも初音ミクの音声ライブラリを使うことができるんですよ。ボカロのエンジンがスタジオだとして、音声ライブラリがいくつもあれば専属歌手を何人も抱えているみたいなものですね…よく例えられる表現ですが。


HSP用モジュール「kurage_mod」にバグ…

Windowsで動作するインタプリタ型プログラム言語「HSP(Hot Soup Processor)」で、仕事に役立つアプリケーションを開発しております。仕事の合間に取り組んでいるので遅々として進まなかったりするのだけれど、文字処理に特化した自作モジュール「kurage_mod」に助けられております。今回は「kurage_mod」の拡張をしている際に見つけたバグ…いわゆる実に情けない凡ミスのお話。

「kurage_mod」の凡ミス…それは昨日の日記でも紹介した、特定の日付から○日後を求める命令「K_WHAT_DAY」の中にありました。年月日を求める際に、閏年の処理が正しく行われていないことが分かったのです。

閏年の処理は前回の閏年である2008年の少し前に自分で書いたサブルーチンから持ってきてモジュールに組み込んだ覚えがあったのだけれど…モジュール内「K_WHAT_DAY」のソースを見ると驚くべきバグがあったのです(笑)。

閏年を求めるソースはこんな感じです。

//閏年のCHECK-------------------

	//変数aに閏年かどうか調べたい西暦を代入しておく

	repeat 15		//このくらいリピートしておけば良いかと(笑)
		b=2004+(4*cnt)	//ここで4年ごとの閏年を生成
		if a=b : URU_FLAG=1 : else : URU_FLAG=0	//変数aと4年ごとの閏年が等しければ1に
		await
	loop
return

西暦を入れた変数が閏年ならばURU_FLAGには1が入り、そうでないならば0が入る仕組み…のつもりだったのが、上記のソースでは例え閏年だったとしても、リピートの途中でフラグが0に戻ってしまうんです(爆)。

これを見つけた時は我ながら笑ってしまいました。このせいで開発中の新しい命令の完成が遅れておりましたが、以下のソースに書き直すことで正しく動作するのを確認できました。

//閏年のCHECK-------------------

	//変数aに閏年かどうか調べたい西暦を代入しておく

	repeat 15
		b=2004+(4*cnt)	//ここで4年ごとの閏年を生成
		if a=b : URU_DOSHI=1 : break	//閏年だったらフラグを立ててループを抜ける
		await
	loop

	if URU_DOSHI=1 : return : else : URU_DOSHI=0 : return	//重要(笑)

こんな感じです(笑)。

それと、ここ数日は「kurage_mod」に新しい命令を追加するべく開発中です。これが完成すれば、しばらくやめいていた「kurage_mod」の公開を再開する予定です。


WordPressのデータベースをバックアップする最適な方法

WordPressにて運営しているこのサイト『「弐条海月のとはずがたり」』に、久しぶりに手を入れていこうと思います。まずは「いざという時」のためのバックアップ体制の確立を図ることにします。現在、このサイト『「弐条海月のとはずがたり」』はWordPressを利用して運営しているので、WordPressにて定期的にバックアップを取るための最適な方法を探して実践することにしました。そのお話。

WordPressにおけるデータベースのバックアップは、WordPress純正の機能で「エクスポート」という方法があるのだけれど、実はこれでは不十分らしいのです。調べてみると、「エクスポート」はページのデータ、記事の本文、日付、コメントなどのバックアップが取れるのだけれど、WordPressのデータベースには、その他にも管理画面で設定した内容などが保存されるテーブルがあるのです。それらは残念ながら「エクスポート」では書き出すことができません。

私は今までそれを知らずに定期的なバックアップ、WordPressのアップデート時のバックアップなどを「エクスポート」で行ってきました(汗)。今後は確実にバックアップをとるためにも「WP-DBManager」を導入すべきだと思ったわけです。

そんな私が選んだのは、データベースのバックアップを簡単にとることができるプラグイン「WP-DBManager」。さっそくインストールしていきます。

「WP-DBManager」のインストール

・WordPressの管理画面で「プラグイン > 新規追加」に移動。
・「WP-DBManager」を検索、インストールし有効化する。
・管理画面に表示されるメッセージに従い、FTPアプリにてフォルダ「wp-content/plugins/wp-dbmanager」内のファイル「htaccess.txt」をフォルダ「wp-content/backup-db」に移動し「.htaccess」にリネーム。

「WP-DBManager」のインストールが終わると、WordPressのダッシュボード内左側のメニューに「Database」が追加されています。ですが、このプラグインは英語表示なので、日本語化したいところです。

「WP-DBManager」を日本語化する

・「MMRT daily life」さん(http://wp.mmrt-jp.net/plugin-japanization-project/dbmanager/)で紹介されている日本語化ファイル「WP-DBManager[v2.20] 日本語版」をダウンロード&解答し、中にある「wp-dbmanager-ja.mo」「wp-dbmanager- ja.po」の2ファイルをFTPアプリで「wp-content/plugins/wp-dbmanager」に入れます。

WordPressのダッシュボード左側メニューを確認すると「Database」だったところが「データベース」と日本語化されているはずです。これで日本語化された「WP-DBManager」を使うことができます。さっそくバックアップをとらなくては…。


美肌をめざしてパック?

20120126-103944.jpg「今日はパックをします」。風呂上りに妻が言ったそのひと言。どうやら私も参加者のひとりに数えられているようでした(笑)。そんなお話。

「パックはよりどりみどりなんだけど…どれにする?」と妻。確かに…たくさんありますね。これは私の妹が、妻に「オススメだよー」とくれたものらしいです。

とりあえずパックをながめてみます。ほとんど韓国語で書かれているので、何がなんだかさっぱり理解できませんが、わずかに日本語表記がある商品名がいろいろとおかしいのです(笑)。

「マンゴー」「ローヤルゼリー」「コラーゲン」は分かります。問題ないです。しかし「コエンジヤイム Q10 エッセンス マスク」(笑)。数年前に大流行した「コエンザイム」じゃなくて「コエンジヤイム」。「ジャイアンかよっ」ってツッコミを入れようと思ったら「コエンジヤイム」の「ヤ」が大きい(爆)。

妻と2人、ひとしきり笑ったところで、ボスが待っておりました。最後に見たパックの名前にやられました(笑)。その名も「こうーど エッセンス マスク」。「こうーど」が何のことがさっぱりわかりませんが、とりあえず大爆笑。しかもネットで調べてもまったく出てこない…。

ひとしきり泣いたあと(笑)、ふと考えたのが「こうーど」って実は「こうど=黄土」のことではないかと。真相を確かめるべく「黄土 パック」で調べてみると…こんどは出てきました(喜)。韓国のエステやコスメで人気のだという「黄土パック」のことのようです。こういう輸入ものの商品ってたまに見かけますよね。明らかに翻訳が間違っていたり表現がおかしいものが。確認する人はいないのでしょうかね(笑)。

「…さて、パックの良し悪しとは無関係な部分でひとしきり楽しんだところで、いよいよパックをします」と妻。私が「お、俺もやるのか?」と尋ねれば「もちろん」と妻にっこり。「…だったら、今日使うのは『こうーど エッセンス マスク』。はっきり言って、それ以外の選択肢はないだろう?」。妻「そう。じゃ、顔を出しなさいよ。私が直々にマスクをつけてあげるから」。

私は「こうーど エッセンス マスク」がてっきり黄色っぽいマスクで、それを顔に当てるのかと思いきや、パッケージから取り出したマスクは普通に白いものでした。意外です。それに無色透明のちょっとねっとりした美容液がたっぷりと染み込んでおりました。どうやら「こうーど」とは目に見えないもののようです。黄土の粒子すら私には見ることはできませんでした。こういうもの何でしょうかね。本当に入っているのかな?「こうーどエッセンス」(爆)。

さて、マスクをぺたりと顔に装着。妻と2人おかしな顔になって笑い合ったあと、マスクがずれないよう無表情に努めること15〜20分。気になる効果のほどは…なんということでしょう。乾燥しがちな肌がぷっくり、なおかつ、しっとりとしているではありませんか(笑)。想像以上の効果です。びっくりしました。

間違いなく私のような親父が使うものではないですが、妻曰く「その辺の女より白くてキレイな肌をしているんだから、もっと美しさを追求したほうがいいんじゃない(笑)」とのこと(爆)。「マスクもたくさんあることだし、しばらくパックを続けてみる?」とも。さて、どうなることやら…。


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