弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2012-01-27の日記

SMSメールについて思うこと…

仕事でお世話になっている取引先の社長さんからイベント参加のお誘いをメールでいただいたのですが、風邪をひいているのでお断りすることにしました。私はプライベートも仕事のメールもiPhone 4Sで受けるようにしていて、急ぎの場合はiPhoneから返信、急ぎでない場合は、仕事関係なら会社のPC、プライベートならMacBook Pro(Early20111)を使うことが多いのだけれど、会社のPCで再度メールを確認し返信しようと思いましたら、仕事用のメールアドレスに届いたメールではないことが分かりました。調べてみるとiPhoneの電話番号宛に届いたSMS(ショート・メッセージ・サービス)であったことが分かりました。そんなお話。

そう言えば昨年…2011年夏からドコモ、au、SoftBank、Eモバイルのキャリア間でSMSが開始されたのでした。ですので電話番号さえ分かればキャリアを気にせずメールを送ることができるのでした。ただし、同一キャリア内でのやりとりとは異なり、いくつかの制約もあります。ですがSMSをほとんど使わない私は、細かな制約について何も知らなかったんですよね…。

SMSをくれたのは取引先の社長さんですので、失礼のない言い回しでお断りのメールを作成しまして「いざ送信」。すると次の瞬間に「XXXXXXXXXXX(相手の電話番号)宛のメッセージは、文字数超過のため配信できませんでした」というエラーメッセージが返ってきました。仕方ないのでメールの文章をざっくり削って再送信。ところがまたもエラーメッセージがかえってくるではありませんか。

イラッとするもさらに文章を削って3度目の正直とばかりに送信。あー三度目のエラーメッセージが返ってきましたよ。なんですか、これは(笑)。

もう失礼を承知で丁寧語も削除し暗号文みたいなお断りのメールを送ったところ…今度はエラーメッセージが返ってきませんでした。つまりは…「せっかくお誘いいただきましたのに…」とか「まことに申し訳ありません」とか「またの機会にお誘いいただければ幸いです」などの言葉を省いた簡潔すぎるメールが先方に届いてしまったということなのですね(笑)。

後で調べてみると、SMSには70文字の制限があったみたいです。しかも画像は送れないし、パケット定額の対象外だったりするみたい(SoftBankは同一キャリア内ならば無料)です。ただし料金は送信側にのみ発生し、受信する場合にはかからないようです。

うーん、素直に一長一短がある…とは言えない状況。いずれにせよ、SMSは取引先とのやり取りには使わないほうがよさそうですね(笑)。そんなふうに思ったりしました。


VOCALOID 3のライブラリ「IA -ARIA on the PLANETE- 」

VOCALOID 3用のライブラリ「IA -ARIA on the PLANETE- 」が本日発売されました。ボカロ 3のライブラリはいくつも発表されておりますが、前評判的にも個人的にも、このIA(イア)に注目しておりました。なぜならばこの「IA -ARIA on the PLANETE- 」はゲームを皮切りにアニメ化、映画化もされた『Air』の主題歌「鳥の詩」を歌ったLiaさんの声を収録して作られたライブラリだからです。そんなお話。

ヤマハの音声合成システム「VOCALOID」シリーズは、音符と歌詞を入力するだけで歌声が作成できるアプリケーション。「初音ミク」は世界的にも有名になりましたね。

今回登場したライブラリ「IA -ARIA on the PLANETE- 」は、「クリスタルヴォイス」と称される歌声を持つLiaさんによるボーカロイドということで、ずいぶん前からかなり話題になっておりました。

特に、Liaさんの代表曲のひとつとも言える「鳥の詩」を「IA -ARIA on the PLANETE- 」に歌わせたサンプル音源があまりにも高品質で驚き、何度も聴いたものです。本人歌唱の原曲と聴き比べたり(笑)。

中の人がLiaさんだけに「IA(イア)」のほうも「クリスタルヴォイス」と称される透明感があり伸びやかな歌声が余すところなく再現されています。まずは聴いてみてください。

VOCALOID=ボカロと言えば「初音ミク」が代名詞的存在になっており、どうしても萌えキャラ扱いされがちな部分は否めないと思います。ですが、Liaさんの声を収録した「IA(イア)」は、伸びやかで透明感のある大人っぽいボーカルは、声優の浅川悠さんの声を収録した「巡音ルカ」同様にジャズっぽい曲調も合いそうなので、単純に「ボカロ」を使った楽曲として世に知れ渡るだけではなく、新しい何かを生み出してほしいな…そんなふうに思ったりしました。

Vocaloid 3を持っていない場合はVOCALOID 3 Editorを含むスターターがあればすぐに「ボカロ生活」を始めることができますね。初回得点には調整済みの「鳥の詩」のVSQXファイル(VOCALOIDのファイル形式)と完成した音声が入ったWAVファイルが収録されているそうです。このほか、豪華クリエイター陣による限定アルバム、ビギナーズガイドブックも付いているのだとか。

すでにVOCALOID 3のエディターを持っているならば、「IA -ARIA on thePLANETE-」の音声ライブラリのみでOKです。

動作環境はCPUがCeleron Dual Core-2.1G、メモリが1GB以上。対応OSはWindowsXP、Vista、7となっています。HDDは2GB+200MB程度を消費するようです。

これは余談ですが…「初音ミク」はVOCALOID 2の時代にリリースされた音声ライブラリ。VOCALOIDは音声合成エンジンでもあるエディターにそれぞれの音声ライブラリを組み合わせて使うものですから、新しいVOCALOID 3帖でも初音ミクの音声ライブラリを使うことができるんですよ。ボカロのエンジンがスタジオだとして、音声ライブラリがいくつもあれば専属歌手を何人も抱えているみたいなものですね…よく例えられる表現ですが。


固定ページ

最近の投稿

カテゴリー





カレンダー

2012年1月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

過去の日記はこちら

キーワードで検索