弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011年12月の日記

簡単なゲームの開発

年末に向けた忙しい仕事が終わってから1週間ほどかけ、Windowsで動作するインタプリタ型プログラム言語「HSP(Hot Soup Processor)」にて、簡単なゲームを開発しておりました。そのお話。

開発していたのは、年明けに行われる会社の新年会の余興で使うゲーム。ごくごく簡単なゲームです。言うなれば「すごろく」みたいなもので、実際にさいころをふって出た1〜6までの数字に対応するキャラクターを選択し、ランダム回転するスロットを止めて何マス進めるかを決めます。1番、2番にゴールに到着するキャラクターを予想する何とも普通に考えれば盛り上がりそうもない、つまらないゲームです(笑)。

ですが、実際にはこういったゲームが大好きな人たちの集まりなので、盛り上がるのではないかと思っております。さいころの出た目がまずランダムであり、加えて何マス進めるかのスロットもランダム動かしております。しかもパターン化することの無いようランダム変数を毎回初期化する徹底ぶりで、手心を加えることができない仕様です。とは言え、公平を期すため開発した私は参加できませんけれども(笑)。

私に絵心がないので、キャラクターはネット上にあった写真やイラストを元にPhotoshopで加工してBMPに変換しました。これは外部に出さないものなので著作権的には問題ないかと勝手に思っております。アニメーションの表現は、これまた絵心がないので単にキャラクターを前側に5度傾けたものと後ろ側に5度傾けたものを用意し「前…デフォルト…後…デフォルト…」とループ表示されることで、動きのある効果を狙ってみましたが、これが思いのほか「それっぽく」仕上がったのは良かったです。キャラクターがね、ちょっと走っているっぽいんですよ。あとは効果音があれば完璧(笑)。

背景画像はIllustratorですごく簡単なものを書きました。スタートのゲートとゴールのポールが芝生の上にある簡単なもの。しかも面倒くさいので背景はアニメーションさせておらずjpg画像の1枚ものです。当初は空の上の雲を動かすつもりでおりましたが、画面上に6つのキャクターを表示すると、余白の部分がなくなってしまったので、空の部分を削除。結果、アニメーションをさせる必要もなくなったわけです(笑)。

キャラクターが何マス進めるか決めるスロットは、1〜3マスのほかに、一歩も進むことができない「足踏み」というのもあります。確率的には30分の15が「1マス」、30分の10が「2マス」、30分の4が「3マス」、30分の1が「足踏み」に設定していたのですが、実際にさいころを振ってゲームを再現したシミュレーションの結果、「足踏み」の確率を増やしてゲームを盛り上げることにしました。

変更後の確率は30分の10が「1マス」、30分の10が「2マス」、30分の5が「3マス」、30分の5が「足踏み」になりました。これによって「足踏み」が増加し、ゲーム性が高まるのではないかと期待しております。

そうそう。開発環境は私が仕事で使っているWindows 98SEなのですが、新年会当日の会場ではPnyoさんが使っているノートPCを借りることにしました。しかし、OSがUbuntuのため、エミュレーターのWineを通じてゲームを動かします。すると、私の開発環境では出なかったグラフィック系のバグが発生するんですよね。やっぱり、Windowsが動作するノートPCを使ったほうが良さそうです。

それと…ゲームにおいて効果音というのがいかに大切かを思い知らされましたので、それも大きな声では言えぬセコイ手段で用意しようと思います(笑)。
HSPで音楽を再生する命令では、2つの音源を同時に操ることができません。よってBGMをmp3でループ再生し、効果音をwavで適宜再生する方法でやってみようと思っております。それを正月三が日の間に行わねばならないのがつらいところです(泣)。


パエリアを作りました

炊飯器が届く前日のお話。友人から借りた炊飯器で炊き冷凍しておいたご飯がなくなりまして…ですがもう鍋で炊くご飯は食べたくない…。そんな時に妻が「ホットプレートでなんちゃってパエリアが作れるらしいんだけど…やってみない?」というので試してみました。そのお話。

米5合に、イカ、エビ、ムール貝、鶏ささみ、玉ネギ、ミニトマトを具材とします。まずはホットプレートにオリーブ油を入れ、ニンニクをローストします。その後、鶏ササミに火を入れてイカ、エビ、ムール貝を炒めます。鶏肉に色が付いたら取り出してホットプレートにオリーブ油を継ぎ足し、玉ネギを入れて強火で炒め、米を加えて透き通るまで炒めます。

白ワインを加えて香りを出したら、いよいよ炊き込み用のスープを加えますが、温度を下げないために熱湯を使います。そこに塩、コンソメ、ローリエ、ケチャップを入れます。本来ならばパエリアの淡い黄色の色合いを出すためにサフランが欠かせないのですが…あいにく我が家にはそんなシャレたものが常備されておらず…私が作るカレーのために用意しているターメリックを使います。同じような色が出るから良いのではないかと(笑)。もはや「なんちゃってパエリア」どころか「超なっちゃってパエリア」になっているような気がそこはなとなく漂うのですが…気にしないことにします。

スープを加えたら最初に炒めた具材を乗せてふたをします。それから中火で5分、弱火で10分ほど待つのですが、ここは米が美味しく炊けるのに重要な部分なのでキッチンタイマーを使いました。時間が経ったら試食…うーん美味い(笑)。我ながら絶妙な炊き加減です。ここで10分ほど蒸らしますが、その際にミニトマトを入れておきます。蒸らしたら仕上げに塩 ・ブラックペッパーで味を整え、バジルを少々かけて完成。

これは卓上で座ったまま調理できるのでラクです。そして美味しい。長男が冬休みの宿題で何かしらの料理をしてレポートを提出せねばならないらしいのですが、こういった簡単なのに出来映えの良い料理をテーマにすれば良いのではなかろうか、と思います。本人はハンバーグを作りたいと言っているのですが…それだとグラッセなどの付け合わせも欲しくなりますよね。本人の調理スキルを考えると、パエリアのほうがずっと良いような気がしてなりません。


炊飯器を買いました

友人に貸してもらった炊飯器で炊いたご飯を冷凍しているので、それを解答して食べておりますが、まるで炊きたてのように美味しい。引っ越し前に鍋で炊いた炊きたてのごはんよりずっと美味しい。「やっぱり鍋で炊くごはんは美味いな」と満足気にうなずいていた自分が恥ずかしいくらいです(笑)。そんなお話。

鍋ご飯歴15年。その間に北海道米は美味しくなり、炊飯器は進化していたのですね。まるで浦島太郎のような気持ちです。その間、自分は何をしていたのでしょうね?

話を戻して。友人宅の炊飯器が三菱製だったので同じ三菱製を選ぶことにし、何気なくデザインが気に入ったIHジャー炊飯器「炭炊釜」の1升炊きタイプをAmazonで注文したのですが…。注文後に見た三菱の公式サイトで、炊飯器の価格によって釜の性能と炊飯中の蒸気の有無が異なることを知りました。

炊飯中、普通に蒸気が出ないタイプは値段も高いですが、蒸気を出さないために本体に水を入れたりメンテナンスが必要だったりするのでやめました。別に蒸気が出てもいい。鍋で炊いているとコンロの周りは凄いことになりますからね(笑)。

炊飯中、普通に蒸気が出るタイプで私が気に入ったデザインのものは3種類ありまして、そのうち一番高性能なものは釜が金属ではなく炭の削り出し、それも職人の手作業でシリアルナンバー入りだそうです。スゴイですね。

で、その他の2種類は金属の釜に炭コーティングを施したもので厚さが違います。私が注文したのは一番下のグレードでした。さすがにシリアルナンバー入りの釜はいらないのですが、どうせ買うなら、ちょっとでも美味しいほうが良い。そう思って注文を取り消し、グレードをひとつ上げました。それが本日、無事に届いたわけです。いやぁ、良かった。6月に購入したのに時間がなくてまだ使っていないUSB接続のMIDIキーボードより、ずっと良い買い物でした(爆)。

念願の、粒が立ってる ご飯だよ(笑)。

ここで弐条海月 こころの俳句…いや季語がないので川柳。
「炊飯器 毎日使う ものだもの」

買いかけてやめたのがこちらの炊飯器。これでも美味しいごはんが炊けるのは間違いないけれど。

私が購入したのがこちらの炊飯器。上を見たらキリがないけれども、これで十分。良い買い物でした。


車検証の名義変更…その2

車のローン完済のため所有権解除と、引っ越しのため住所変更を同時に行うことになった私が、無事に車検証の所有者名義と住所変更を済ませた話。その最終話です(笑)。実につまらない話ですが…。

申請時に必要な書類のうち、足りていなかった車庫証明と印鑑証明を取得し、意気揚々と向かったのは、陸運支局…ではありませんでした。

まずは陸運支局の隣にある自家用自動車協会へ行きます。ここで申請書類を受け取り収入印紙代530円を支払います。担当者が書類に収入印紙を貼ってくれます。書類の書き方については陸運支局に行けば分かるそうです。

続いて陸運支局へ。担当者がとても親切で、申請書類の書き方を窓口業務そっちのけで教えてくれました。書類に直接、赤ペンで印をつけながら(いいのか?)「ここに番号を…ここに車検証に記載されている車の形式などを…ここは印鑑は不要です…こちらに名前と住所を…」という感じ。おかげでスムーズに書類を作成し、提出することができました。

新しい車検証を受け取って終わりか…と思っていたのに、まだありました。陸運支局のすぐ近くに自販連○○支部というところがあって、そこで自動車税など納税関係の書類を出さねばなりません。まったく予期せぬことではありましたが、これはそう難しくないので簡単に終わりました。

何の事はない、車検証の名義変更と住所変更をしただけですが、ひと仕事やり遂げた感じです(笑)。


年賀状の憂鬱…

年賀状がまだできておりません(笑)。今年は引っ越しもしたので失礼の無いよう早めに年賀状を出すと決めていたのに展開結局この有り様。例年ならば「年賀状はもともと元旦に書くものぞ」「25日までに出せ? 一民間企業の都合と私腹を肥やすための策略に付き合うことはない」と開き直っていたのですが、今年はそうもいかないかと思い悶々としているのです。ところが、そんな時に限ってトラブルは発生するもので…。

年賀状のレイアウトそのものはIllustratorで作成しておりまして、今年は面倒ながら頑張って…早めではないですが準備したのです。で、その勢いで宛名印刷をしようとしたら、Mac用の年賀状アプリが起動しない…。

原因はMac OS X 10.7 Lionにアップデートしたためアプリが未対応だったせいでした。そのアプリはMac用の年賀状アプリとしては昔から定番だったもので、私もMac OS 8の頃から使っていて、何度もバージョンアップしてきましたけれども、宛名印刷でしか使わないのでもったいない気がしておりました。今回もバージョンアップすると5000円くらいかかる…。

それならば…と思い何か良いアプリがないか探してみると…灯台下暗し!郵便局のサイトで無料の年賀状作成アプリ「はがきデザインキット2012」が入手できるではありませんかっ!

ですが私は知っています。こういったアプリは大抵Windows版のみで、Macユーザーはしばしばぬか喜びさせとしてしまうことを…。そんな風に思いながらさらに調べてみると…なんと「はがきデザインキット2012」はAdobe Airにて動作するのでOSに依存しないというのです。というわけで、さっそくダウンロードし、試すことにしました。

問題は今までのアプリで作成した住所録です。改めて入力するのは面倒なので、できればこれを流用したい…。そんな時、Lifeさんのおかげで無事に住所録データをエクスポートし「はがきデザインキット2012」にインポートすることができました。csv書き出しに手間取りミスってしまい、若干の手作業を伴うことになってしまいましたが十分です。

ただ、「はがきデザインキット2012」の住所録はあくまではがきを出すことに特化しているため、電話番号やメールアドレス、URL、家族構成や誕生日などの個人データを入力することができません。あくまで住所録なのですね。ですが十分です。今までの年賀状アプリの最新版では、Macのアドレス帳と同期することさえできますが、そんなことをしたらiCloudによってiPhoneやiPadのアドレス帳とも同期してしまって、年に1度連絡を取るか取らないか…という方々のアドレスまで常に携帯してしまいますね(笑)。

さて、無事に住所録もできました。あとはプリンターが頑張ってくれたら良いのですが…。


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