弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2010年12月の日記

パソコンが欲しいです…

 妻のiMac(FlatPanel)が寿命を迎えようとしているのを機に、私のiMac(Mid2007)を妻に使ってもらうことにし、最近やっと定着してきました(笑)。それまでの間は古いPCを子ども達用にあれこれ調整してみたり、ネットブックで少しでも快適なOS探しを行ってみたりしてきましたが、そろそろパソコンでやりたいこと、やらねばならないことが溜まってきました。ネットブックではできない作業ですし、そろそろ自分用のパソコンが欲しくなりました。そこであれこれ悩んでいる私はまず、自作PCの店に行ってみたのです(笑)。

 普段からMac好きを公言している私が自作パソコン…我ながら違和感を感じます(笑)。最近はMacだけじゃなくてLinuxも触るようになったので、自分で作るのも良いかな…と思ったのも理由です。パソコンの構成によっては夢も見られるかもしれ(略)。

 ということで自作パソコンの店で店員さんにあれこれ質問。自作などPentium IIIの頃に作って以来です。あのころは机には置けないほど大きなタワー型ケースを買い、音楽製作用に高価なサウンドカードを入れたりしました。残念ながらうるさいファンをいくつも付けたので嫌気が差し、タワー型ケースを捨て、プラスチックの衣装ケースの中に移設しました。ケースとしては空間が広くなったのですが、ファンの数を極端に減らしたので空気の対流が起こりにくくなったほか、オーバークロックの世界に没入してしまい熱暴走の末に夜空の星になってしまいました(笑)。

 今回は清音であること、キューブ型の小型PCが欲しいこと、Atom搭載ではなく最低でもCore 2 Duoにしたいことなどを告げ、見積もりを出してもらったのが66000円のPC。この価格でフルセットです。小型のキューブ型ケース(電源300W)、Aopenのマザーボード、Core 2 Duo 2.9GHz、メモリ4G、HD500G、光学ドライブ、21.5インチの液晶モニター、キーボード&マウスの一式の価格です。ビックリするほど安いですね。これならば家にあるiMac(Mid2007)より早いのは確実です。メモリはこれ以上増設できないのですが、HDならあと1台はいけそうとのこと。これでUbuntuを動かしたら…。などと夢は広がり、このまま買ってしまおうかと思ったその時、「すみません、メモリだけ在庫がないんですよね」と店員さん。倉庫にもなければメーカー取り寄せなので入荷は年明けになってしまうそうなんです。

 とりあえず話は保留にして家に帰る途中、大型電機店に行ってメモリの価格を調べたのですが…同タイプSO-DDR2(800)2Gのメモリが、メーカー品は1枚12000円くらいするんです。自作パソコンのお店で提示された額は2枚で8000円。もう一店、中古パソコンやパーツを扱っているお店に聞いてみたところ1枚6800円とのこと。うーん、ちょっと高くても別なお店でメモリを買ってパソコンを組むか。それとも新しいiMacを買ってしまうか、MacMiniを購入して液晶モニタを別に買うか、Mac Book Airを買うか、来年2月に噂されているiMacのマイナーチェンジまたはMac Book Proのモデルチェンジを待つか…。悩みはつきません。


雪、YUKI…

 今日は雪、YUKIに関する2つのお話です。

 昨夜から降っていた雪が朝の段階で15cmくらいですかね、積もっておりました。車高が低い車なので車道に出るのが大変でした。雪はその後も激しさを増し、昼までにはかなりの量になっておりました。それなのに外は暖かかったので雪がすいぶんと重くなって…大変でした。ですがクリスマス前にこれでもかと気分を盛り上げる決定的な降雪だったと思えば、ある意味で潔いのではないでしょうか。私はそんなことを思いながら今日を過ごしました。今年はいつになく年の瀬を迎えているという実感がわかないのが気になりますけれども(笑)。

 YUKIと言えば…YUKI.N>…長門有希です。今日GM君が興奮気味に「涼宮ハルヒ」シリーズの劇場版「涼宮ハルヒの消失」のDVDを観たと話しておりました。今年2月公開映画ですね。私は2回観ました。原作は…何回読んだか分かりません(笑)。

 GM君はDVDを購入した友人と鑑賞会を開いたそうです。まだ原作を読んでいなかったようです。私も改めて「涼宮ハルヒの消失」の世界を堪能したいので、いずれDVDを観たいと思います。


メイリオに見るフォントの美しさ

 今回追加したフォントはメイリオ。Windowsは好きではない私ですが、メイリオは別です。可読性に優れ柔らかな印象を与える美しいフォントだと思います。

メイリオはイギリス在住の日本人デザイナーの型が手掛けたフォントで、マイクロソフトのフォントとしては和文・欧文が混在する文章をモニター上で美しく表示できる初めてのフォントです。洒落ではないですが、ほんとうに良いフォントだと思います(笑)。

 先にも書きましたとおり、メイリオは和文と欧文が混在する文書での表示に最適化されている関係もあって、ベースラインなど欧文ならではの概念も取り入れて作られております。従って、マス目の中に文字を置く和文とは異なる概念を混在させるべく、行間がデフォルトで広く取られているのが特徴ですね。

 こうしたフォントはMac OS Xのヒラギノ書体にも見られるものです。文字が詰まったテキストエディタなどでは間延びした印象を与える可能性はありますが、その行間によって可読性がさらに高まっていると同時に、目に優しいレイアウトの一助にもなっております。実際にヒラギノ書体などを用いたレイアウトは得てして美しく組まれていることからもそれが分かります。

 最後は話が大きく逸れていきましたが、私は仕事の関係もあってタイポグラフィに興味があるので、iPhoneにタイポグラフィ系アプリをいくつか入れております。近く紹介してみたいと思います。


「Ubuntu」にフォントを追加

「Ubuntu 10.10」(見た目Lubuntu仕様)にフォントを追加しました。以前も似たような記事を書いた記憶があるのですが、ついやり方を忘れてしまうので覚え書きとして残しておこうと思います。

さて、Ubuntuにフォントを追加するのは簡単です。通常ならばルート権限でファイラー「Nautilus」を立ち上げるため端末上で「sudo nautilus」と打たねばならないのですが、Lubuntuのファイラーはメニューに「ルート権限で現在のフォルダを開く」という項目があります。これをクリックしパスワード認証するだけで簡単にルート権限でファイルを扱えるようになるので便利です。

さて、フォントですが「user/share/fonts」 の中に入れればよいのですが、一応フォルダでも作って入れてみます。作ったフォルダは追加するフォントがメイリオなのでそのまんま「meiryo」。我ながら芸がないですね(笑)。ですが、メイリオの名の語源が「明瞭(めいりょう)」だって知ってました? カタカナ名ではメイリオですが、英語のファイル名を見る限りでは「meiryo(めいりょー)」と読めますよね。まぁこれは余談ですが。

私は作ったフォルダの中にメイリオの通常フォント「meiryo.ttc」とメイリオボールド「meiryob.ttc」を入れました。後は使用したいフォントを使用するべき時に選択するだけです。とりあえずテキストエディタ「Leafpad」でフォントを変更してみましたよ。

TAKAOゴシック

TAKAO Pゴシック

メイリオ

最初が標準のTAKAOゴシック、TAKAO Pゴシック、そしてメイリオです。TAKAOゴシックはベースとなったIPAゴシックのライセンスの問題を回避するために作られたフォントであり、これはこれで充分綺麗なフォントではあるのですが、堅さや力強さを感じさせるTAKAOゴシックに対して、メイリオの文字がいかに柔らかくかつ可読性が高いということがよく分かると思います。


「Lubuntu 10.04」のレビューその2

 「Lubuntu 10.04」のアプリケーションをひと通り見て、私が気になったアプリケーションはこちらです。メニューのシステムツール内にある「System Profiler and Benchmark」。個人的にはこれが秀逸だと思いました。マシンの状況が整然と示され、分かりやすいというのもあるのですが、名前が示す通り、ベンチマーク機能があるんです。せっかくなので私も試してみました。ただし、ベンチマークアプリなど昔Windowsマシンを自作した時に使ったくらいで、よく分かりませんので結果だけ示すことにします。いい加減なレビューですみません(笑)。

 あれ…昔はHDの書き込みや読み出しの速度も測ったりした記憶があるのですが、今回のベンチマークはCPU関連のみのようですね。測定したのは、ネットブック「hp mini 1000 VIVIENNE TAM Edition」のIntel Atom CPU N270 1.60GHz、そして子ども達が使う古いマシン(実はLubuntu 10.04を入れてみました)の Pentium III 864MHzです。

 まずは「CPU Blowfish」の結果。Intel Atom CPU N270 1.60GHzで16.01、Pentium III 864MHzでは40.72でした。これがどのくらいのものかよく分かりませんが、参考として並んでいたのはIntel Celeron 1.5GHzの数値が26.19、PowerPC 740/750 280MHz(古っ!)の数値が172.82であることを考えますと、数値が少ないほうが良い結果ということらしいですね(笑)。

 続いての「CPU CryptoHash」はIntel Atom CPU N270 1.60GHzで57.56。Pentium III 864MHzでは127.82でした。この項目は他の比較対象が表示されていないのでよく分かりませんが、Atomの結果から判断すると数値が少ないほうが良い結果のようですね。まぁ良い結果と言っても所詮はAtomなので知れてはいますが、私は好きですよ、Atom。ITブームでパソコンを買ったけどよく分からなくてただの箱になった…という人も、一昨年のネットブック旋風によって「もう一度パソコンに触れてみようかな」…という気にさせたかもしれないCPUだと思うんです。安価なデスクトップ機もAtomが搭載されていることがありますね。省電力でそこそこの性能を持つCPUとして、歴史に名を残すのではないかと、私は思ったりするわけです。

 さ、話を戻して…「CPU Fibonacci」の値はIntel Atom CPU N270 1.60GHzで8.34。Pentium III 864MHzでは11.88。おっ、Atomの数値はIntel Celeron 1.5Ghzの8.14に僅かな差で負けておりますね。そしてPowerPC 740/750 280MHzの数値が58.08でした。

 お次は「CPU N-Queens」。N-Queensってなんでしょうかね。B.B.QUEENSじゃないことは確かですね(笑)。Intel Atom CPU N270 1.60GHzでは19.26でした。Pentium III 864MHzでは27.23でした。比較対象はなしでした。

 次の「FPU FFT」はIntel Atom CPU N270 1.60GHzが17.70。Pentium III 864MHzでは69.02でした。こちらも比較対象はなし。

 最後は「FPU Raytracing」ではIntel Atom CPU N270 1.60GHzが40.88、Pentium III 864MHzでは55.12でした。Intel Celeron 1.5Ghzの42.96、PowerPC 740/750 280MHzの数値が161.31なので、これも数が少ない方が良い結果のようです。

 以上、よく分からない結果に終わりましたー(笑)。


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