弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2010-12-27の日記

iMac G4にMac OS X 10.5 Leopardを入れました

 iMac G4(FlatPanel)のOSをMac OS X 10.4 Tiger から Ubuntu 10.04 PPC版に変更し、苦労の末Flashが期待通り動作しないことを確認したのでOSをMacに戻すことにしたのですが…それが一筋縄ではいかず、難儀しました。その記録です。

 iMac G4(FlatPanel)のスペックを今一度書いておきます。CPUは1GHz、メモリは純正で256MBだったのを512MB増設して768MBにしてあります。HDは80GBです。光学ドライブは故障してしまったので取り外してあります。それがネックとなり、Ubuntuを入れる時にはものすごく苦労しました。

 このiMacはUSB2.0の機種ではなく、USBからの起動ができないためUSBメモリでのブート&インストールができないのです。加えて光学ドライブがないためiMacを解体し、その隣に開いたDOS/V機を置いてそのCDドライブを間借りした状態でUbuntuをインストールしたのでした。今回Macに戻すのにはDVDドライブが必要となるためDOS/V機は使えません。USB2.0のDVDドライブはあるのですが先ほど書いた通り起動できないので使えません。

 ではどうするか…FireWire接続のドライブならば起動できるので、40GBのHDを搭載した古いiPodにインストールDVDの中身をコピーして使う方法を試そうとしたのですが、iPodのHDが不調のためうまくいきません。仕方がないのでiMacのHDを2分割し、片方にインストールDVDの中身を展開しておきそこから起動。もう片方のパーティションにOSをインストールする方法を試すことにしました。

 OSはせっかく新規で入れるのだから…とMac OS X 10.5 Leopardを入れることに。ところがインストール中に「RAMが足りません…」との表記が出てインストールが中断してしまいました。最低限必要なメモリは搭載しているはずなのに…と思いつつも、仕方がないのでMac OS X 10.4 Tigerを入れようとしましたらアップグレード版だったことを思い出しました。10.3も然り。ならばと10.2を引っ張り出してきてインストール。OSは快適に動作しますが、古いOSであるが故にFlashの対応やブラウザの対応が悪く、やっぱりアップグレードしたいと考えておりました。

 とその時、何気にiMacのスペックを見返しておりましたところ、メモリが256MBしか認識していないことに気がつきました。512MBのメモリがなかったことになっております(笑)。すぐに電源を落として裏蓋を外し、メモリを取り付け直してみたことろ無事に復活。「ということは…10.5をインストールした時もメモリが認識されていなかったのではないか?」と思い、面倒ではありましたが再度HDに10.5のインストールDVDの中身を展開し起動させてみたところ、無事にインストールすることができました。

Mac OS X 10.5 Leopardのデスクトップ

 起動させた後10.5.8までアップデートさせました。何となく以前の10.4より動作がワンテンポ遅いように感じます。テキスト入力などではさほど感じませんが、ブラウザの動作、特にFlash関連では顕著です。Youtubeの再生もカクカクしており、アメーバの釣りゲームもスローモーションです(笑)。

 明日は現状でできる高速化を図ってみようと思います。


固定ページ

最近の投稿

カテゴリー





カレンダー

2010年12月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

過去の日記はこちら

キーワードで検索