車の法定最高速度…
一般道での法定最高速度が見直されることになるようですね。安全性が確保されるなら時速80kmが上限になるとか。これは単に規制が緩和されるという性質のものではなく、併せて規制速度が細かく見直されるそうですから、身近な生活道にに至っては制限速度が30km以下になることもあるようです。
道路の規制速度は、各都道府県の公安委員会ごとに定めているのですが、その決定方法を見直し、交通実態に応じたきめ細かい基準の新設を警察庁が決めたようです。始まったばかりですが、21年度中に基準を示すのだとか。
確かに、本州に比べ信号が少なく直線道路が多い北海道においては、時速80kmの道路もあって然るべきと思います。ただ、そうした速度でもし事故が起きた場合の影響は…大丈夫なのか心配ではありますね。
一方で、制限速度が30km以下になることもあるようですが、車がすれ違えないほどの細い道であれば常識的に速度を落として通行するものだとは思います。ですが、それを敢えて法的に明示することで安全運転意識の醸成につなげるのも狙いの一つなのでしょうね。
余談ですが…今年で90歳になる私の祖父は…すでに運転免許を返上しておりますが、返上前は超安全運転でした。一般道ではもちろん法定速度内ですが時に車の流れに添って走行することもありましたが、自宅周囲の生活道路では時速5~15kmで走っておりました。
当時は笑い話にしたこともあったのですが、今ならすごく立派なことなのだと思えます。