弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-12-20の日記

薪ストーブ暮らし再開…

20111221-213816.jpg断熱二重煙突への交換のためしばらく薪ストーブが使えませんでしたけれども、煙突の交換作業が済んだので晴れて薪ストーブ生活を再開しました。そんなお話。

断熱二重煙突にしてもらった上に、煙突トップも掃除がしやすい形状になりました。従来の煙突は黒いタイプで格好は良かったのですが、トップの形状が複雑で下から掃除ブラシを突っ込んだだけでは綺麗にならないような印象があったのです。でも、断熱二重煙突は下の掃除穴を覗くだけで、煙突のトップが見えるまさに「筒抜け」構造(笑)。これで安心です。

上昇気流(ドラフト)はまさに「うなぎ上り」の強さ。ストーブの大きさに対しドラフトが強すぎるので、薪を燃焼させる場所をもう少し手前にしたり少し研究しないといけないくらいです。ですが、点火時も煙の逆流がなくなりましたし、換気扇を弱く回しただけで逆流していたのも改善しました。

何より、薪ストーブは、灯油ストーブより柔らかな暖かさが部屋全体に広がるんです。子ども達も「2階まで暖かいね」と言います。薪ストーブを再開して2日経ちますが、朝5時半からタイマーで灯油ストーブを使いますが、妻が出掛ける9時30分ころには消火します。陽当たりが良いので昼間はストーブがほぼ必要ありません。夕方4時ころに薪ストーブに火を入れ8時間ほど過ごします。夜12時に薪を追加して空気を少し絞って就寝。寝ている間に火は消えてしまいますが、鋳鉄の薪ストーブ本体が蓄えた熱を放熱します。しかも薪ストーブを「コの字」に囲むよう設置したレンガも蓄熱します。こちらは朝までほんのり温かい状態を保っております。そして、朝5時半からタイマーで灯油ストーブを使う…そんなサイクルで家を温めております。

薪は業者さんから定期的に建材の切れ端をもらっておりますが、話によると冬場は大工さんも燃料用に持って帰るので出る建材が少ないそうです(困)。そこで先日は近所の建築現場に顔を出して建材の余りをもらえるか交渉したところ快諾してもらい車の後部座席とトランクいっぱいの建材をもらってきました。今はそれを燃やしております。

課題は来年以降の薪の確保ですかね。夏場にどれだけ集めることができるか…ですね。燃焼効率を考えると広葉樹の薪がベストなのですが、そうなるとチェーンソーや斧が必要になりますね。休日が少ないので薪集めに奔走する時間も少ないのは、なかなか難しい。しかも、薪として使えるまで1~2年は乾燥させねばならないことも考えると…当面は針葉樹の建材を集めることにしたほうがよさそうです。それならば電動のこぎりで十分切断できますし、乾燥が不要で扱いやすいですから。ただし煤(すす)が溜まりやすいので、煙突掃除はこまめにしないといけませんけれども。


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