「マルちゃん正麺」が美味です。

スーパーに買い物に行った際、普段はあまり食べないのだけれど、即席袋麺（インスタント食品）のコーナーで新商品を見つけたので気になって買ってみました。東洋水産のインスタントラーメン「マルちゃん正麺」。そのお話。

即席袋麺の市場は、とかく長年親しまれた「定番商品」が強いらしいのですが、「マルちゃん正麺」は新しい「定番商品」をめざすべく、5年の開発期間をかけて完成したそう。

「マルちゃん正麺」の特長は、なんと言っても「生麺うまいまま製法」による、生麺っぽい味わい。麺にコシがあり、一般的にブチブチと切れてしまう即席麺とは明らかに異なる食感です。「今までの即席袋麺とは違うのさ。一緒にしておくれでないよ！」という自負が、金色を基調としたプレミアム感のあるパッケージデザインにあふれていると思うのは私だけではないはず（笑）。

「マルちゃん正麺」は、「味噌味」「醤油味」「豚骨味」の3種類。スープとの相性を考慮して、麺の太さとゆで時間が異なるという芸の細かさも評価したいところです。

ちなみに「味噌味」はショウガの風味をきかせたコクのあるスープに弾力・粘りの強い太麺の組み合わせ。麺のゆで時間は4分です。私が食べたのはこの「味噌味」。スープに油がたくさん浮いたラーメンは食べられないのですが、これは大丈夫でした。野菜をたっぷり加えたら美味しいのではないかと。

続いて「醤油味」はチキン・ポークエキスのうまみをきかせたスープでにしなやかさと粘りを持った中太麺の組み合わせ。麺のゆで時間は3分です。どうやらこの「醤油味」が一番人気のようで、2店舗で売り切れ状態でした。次はこちらを食べてみたいと思います。

そして「豚骨味」は豚骨エキスをベースに野菜のうまみを加たスープに硬めの歯切れのよい細麺の組み合わせ。麺のゆで時間2分です。豚骨ラーメンは馴染みがないせいかあまり好きではないのですが、妻か子ども達のをひと口もらう作戦で味見程度はしてみたいと思っております（笑）。