弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-11-17の日記

「ボジョレー・ヌーヴォー」解禁日

20111118-080757.jpg11月の第3木曜日である今日は、言わずもがな「ボジョレー・ヌーヴォー」解禁日。販売解禁となる午前0時に販売を始めてパーティーなどが開かれたりもしますけれども、私はどちらかと言えば慌てず後からゆっくりと味わうタイプの人間です(笑)。今回私が購入したのは、人気コミック「神の雫」とブルゴーニュの名門「アルベール・ビショー」のコラボレーション・ヌーヴォーでした。今日は「ボジョレー・ヌーヴォー」のお話。

20111118-084516.jpg私が購入したのは3種類のコラボレーション・ヌーヴォーのうち「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 神の雫ラベル」。平安時代一の美女とされた小野小町をモチーフとするラベルのヌーヴォーです。

「ボジョレー・ヴィラージュ」という種類は、ボジョレーを生産する96の村の中でもソーヌ・エ・ロワール県にある8村とローヌ県にある38村で作られた品質の高い新酒をそう呼ぶものです。さらにより範囲が限定された地域で作られるワインは「クリュ・ボジョレー」と言って、村の名前を付けて販売することがワイン法によって許されています。こちらは気軽には買えないですけれども。

そうそう。このワインは「神の雫」の原作者、亜樹直氏によるワイン表現をもとに、オキモト・シュウ氏がイラスト化したラベルが貼られているヌーヴォー。メルシャンが手がけたこのコラボレーションは2006年に始まり、今年で6年目なのだそうです。

しかも、世界唯一のボージョレ・ヌーヴォーのコンクール「トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー」(2010)で大金賞に選出された名誉あるワイン。ただのコラボ商品ではないということですね。

ちなみに、通常タイプの『ボージョレ・ヌーヴォー 神の雫ラベル』は「源氏物語」の紫の上をイメージしたイラストをラベルにしており、白いヌーヴォー『マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー 神の雫ラベル』は、静御前をイメージしたものでした。公式サイトでラベルの絵柄が公開されておりますが、これもいいですね。

さて、あとはいつ飲むか…なのですが、私は毎年10月半ばから12月の下旬まで大きな仕事で多忙になります。その仕事がひと段落するころにようやくボジョレーを飲むというおかしな風習にとらわれております(笑)。とは言え、以前よりその縛りを緩くしておりますし、今日のうちに飲んでしまおうか…とも思ったのですが、晩御飯が豚汁、長いも、茄子の焼き物、いなり寿司という純和食のラインナップだったので、やはり次の機会にしようと決めました(笑)。


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