弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2009-01-30の日記

ご当地メニュー…2

直巻網走ザンギおむすび

直巻網走ザンギおむすび

 1月下旬にセブン-イレブンから発売された北海道限定のご当地商品「直巻網走ザンギおむすび」を食べましたので、その感想を…。

 「直巻網走ザンギおむすび」は、オホーツクサーモンをザンギにしたものが具になっております。これは「網走ザンギ」と呼ばれるもので、山わさびを効かせた特製ダレで和えており、ピリッと辛くて美味しいです。

 おむすびのご飯はオホーツクサーモンをほぐした混ぜ御飯になっております。「網走ザンギ」の量がもう少し多ければ嬉しいのですが…具がはみ出てしまうかもしれませんね(笑)。

「網走ザンギ」

 「網走ザンギ」とは、網走のご当地メニューです。網走市内では網走ザンギをご飯に乗せた「オホーツク網走ザンギ丼」が食べられるとか。この「オホーツク網走ザンギ丼」を名乗るのためにはいくつかのルールを守らなくてはならないそうです。網走産の長いもと網走産の山わさびを添える、網走産のシジミ、ホタテあるいはアサリなどの貝を使った汁物を添える、白い器を使う、道産の間伐材で作った割り箸を使うなどのと共通の箸袋を使うなどです。私はまだ食べたことがないので、今年は食べてみようと思っております。

オホーツクサーモン=カラフトマス

 一方、網走ザンギの原料になっている「オホーツクサーモン」とはカラフトマスのことです。網走ではサケよりも一カ月くらい早い夏に訪れ、浜はカラフトマス漁で賑わいます。体長は40〜60cmくらいでサケよりひと回り小さな魚です。サケは4年で生まれた川に帰ってきますが、カラフトマスは2年で戻ってきます。また、ほぼ隔年で大漁になるそうです。従来は缶詰にされることが多かったのですが、脂が乗って美味しい魚ですので近年になって見直され、「オホーツクサーモン」の名でブランド化を目指しているようです。

そもそも「ザンギ」って?

 そもそも「ザンギ」って何でしょう? 広義的には鶏の唐揚げを指すのだと思いますが、醤油と生姜、ニンニクの入ったタレに付けてから揚げているので、唐揚げの亜種といったところなのでしょうか? ただし、必ずしも鶏肉だけではなくタコなどもあります。そのひとつにサケもあるということです。サケのザンギは、漁師の家庭で食べている浜料理でもあるそうです。

 ザンギの由来について…諸説あるようですが、私は材料をぶつ切り(散切り=ざんぎり)することから「ザンギ」と呼ばれるようになったのではないかと想像しております。高校生のころ、隣にあった大学の学食でよく食べたザンギ丼、おいしかったなぁ。あっ、これを書いていると無性にザンギが食べたくなってきました。近いうちに妻に作ってもらうことにします(笑)。


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