弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

「流氷カレー」と「流氷カリー」

 友人から「テレビで北見の青いカレーが紹介されてたよー」と連絡がありました。私の住むオホーツク地方では放映されない局の番組ですので観ることはできませんでしたが、なかなかしっかりと紹介されていたようです。

 友人には「実際に食べたんでしょ? で、どうなの?『流氷カレー』って?」と聞かれたのですが…そもそも間違っているのです。テレビで紹介された北見のインド料理店、クリシュナさんの青いカレーは「流氷カレー」じゃなくて「流氷カリー」なのです。「カレー」じゃなくて「カリー」というところがポイントなのですよ。

 仕事仲間のLifeさんと「流氷カレー」と「流氷カリー」の話になり、私もネットで調べてみましたら…厚岸にある高島食品さんという会社が「流氷カレー」というレトルトのカレーを販売しておりました。タラバガ二入りの「流氷カレー」は、流氷に見立てた生クリームベースのソースをカレーにかけて食べるものだそうです。カレールーは普通に茶色で、見た目は普通においしそうなカレーです。ルーをオホーツク海に、ホワイトソースを流氷に見立てているそうです。

青いカレー「オホーツク流氷カリー」

青いカレー「オホーツク流氷カリー」

 一方、北見のインド料理店、クリシュナさんの「流氷カリー」(写真)は、コンセプトから凄いものがあります。食の常識を覆す青い色のルーは、正真正銘オホーツク海をイメージしたもの。天然色素で青いカレーを生み出しているというのも驚きです。さすがこだわりの食の歴史を持つインドカリー。スパイス36種類というのも悠久を感じさせますね(笑)。そして何よりも…見た目とは裏腹に、これが本当においしいのです。

 ちなみに「流氷カレー」の高島食品さんは、ユニークなレトルトカレーを開発・販売しているようで、他にも厚岸にあるだけに名産の牡蠣を使った「かきカレー」、タラバガニの身を贅沢に使い、インドカレーのような赤いカレーに仕上げた「たらばがにカレー」、イカを煮込んでイカスミソースを加えて真っ黒に仕上げた「イカスミカレー」などがあります。
機会があれば一度食べてみたいかも(笑)。


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