携帯電話のカメラに写った幽霊…
お盆ということで…今宵は怖い話をひとつ。母が撮った携帯電話の写真に幽霊が写っていたそうです。それもクッキリ、ハッキリと(怖)。私がそれを知ったのはつい先日のことで、写真はすでに削除してしまったのでもうないそうです。その写真を私は実際に目にしておりませんから何とも言えないのですが、写真を撮った母とその画像を転送で受け取った妹の2人は「幽霊としか思えない」「信じられないけど、それ以外はありえない」などと話しているのです。その写真が今も残っていればここに掲載したいくらいなのですが、母と妹の2人とも「気持ち悪いから消そう…」と消してしまったそうです。実際にその写真を見ていないですので歯がゆいことこの上なし…という状況ではありますが、母親と妹が2人揃って嘘をついたところで何の得にもなりませんから、事実なのだろうと思わざるを得ません。もし、夏だしお盆だし、こういった話もたまには良いかな…と思う方がおりましたら、どうぞ続きをお読みくださいませ。
その写真には本来、母と祖母の2人だけが写るはずでした…。ところがもう1人…実際にはその場にいないはずの1人が母と祖母とともに写っていたのです。
母と祖母は、道東の湖のほとりにあるホテルに毎年滞在するのを楽しみにしております。今年は祖母が入院しているため行くことはできませんでしたが、問題の写真は昨年の夏に写したのだそうです。
そのホテルの部屋に滞在中だった母と祖母は、ちょうど外で花火大会をやっているということで、座って窓の外を見ていたそうです。その時、母は外の花火が写れば良いなぁと思い、窓の外に向かって携帯電話で写真を撮ったそうです。手前に携帯を手にした母、中央には天井から吊された蛍光灯、そして反対側の少し奥に布団に座った祖母が窓に反射して写っていたそうです。ただし、予期せぬ人物がもう一人、写っていたのだそうです。
その人物は白い着物姿で、パーマをかけた肩くらいまでの黒髪の見知らぬ女性だったそうです。年齢は50〜60歳くらいで白い顔に赤い口紅が目立っていたとのことです。その女性は母と祖母の間、ちょうど蛍光灯の真下におり、窓ガラス越しのためぼんやりと写る母と祖母よりもハッキリと写っていたというのです。それを聞き私は「窓の外にいた人物なのでは?」と思ったのですが…同じことを思った妻が妹にそれを確認すると…その部屋は一階じゃなかったんだって」と言われたそうです。
そのことが分かったのは、つい先日のこと。妹と妻が雑談をしている中で「そう言えば、こんなことがあってね…」と妻が聞いた話なのです。どうしてもっと早くに教えてくれなかったのか…と思いましたけれど、「お兄ちゃんこういった写真を嫌がるから…と思って、今まで知らせなかったんだって」と妹は笑っておりました。常々「何かあったら必ず相談しろよ」と言っておけば良かったと思いました(笑)。