弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-08-02の日記

WindowsノートPCの修復…その2

私が以前いた部署のノートPCが不調ということで、ここ最近は修復作業を行っております。Windows XP Home Editionを搭載したSAMSUNG製のB5ノート「NV5000」。パソコンが遅くてどうしようもないと言われての作業です。今日はOSをリカバリせずに何とかならないか検討した時のお話を書きます。

さて、「NV5000」のWindows XP Home Editionを立ち上げてみます。すると…も・の・す・ご・く遅いんです(笑)。デスクトップの画面は表示されているのに、HDDのアクセスランプがいつまでも消えない…。マウスも動かない…。キーボードショートカットでタスクマネージャを立ち上げるも全然表示されず。ようやく表示されたかと思えば、タスクマネージャのウインドウがいくつも開いてしまいました(笑)。そして、見たこともない名前のアプリケーションがバックグラウンドでたくさん起動しております。これはウィルスでしょうかね?。とにかく、恐ろしくメモリを消費しているではありませんか! ただでさえメモリが192MBしかないというのに…スワップしまくりです。

ウィルスと言えば…セキュリティーソフトとして「AVAST!」が入っておりましたが…マシンスペックを考えるとこれは無謀。動作が重たい原因のひとつはこれだと思います。設定しだいでは少しはマシになるかもしえれないのだけれど、起動してもしばらくの間はまったく使い物にならない…。

動作速度が遅い原因のもうひとつ…それは「SpeedFan」。これはCPUなどをモニタしたり、ファンの回転数を調整できるフリーのツールなのですが…。これがもともと少ないメモリを食っている模様。

そもそも、システムを稼働するだけで精一杯のメモリしか積んでいないのに、常に動いているウィルスセキュリティーソフトだとか、CPUとファンのモニタとかを動かすのは無謀もいいところ。ですので、レジストリエディタを開き、見るからに不要と思われるものを削除することにしました。Windows 98ならば細部まで分かるのですが、XPではよく分からないところもあるので、レジストリ用のツールを使って削除・最適化も行っておきました。

特に最適化の効果が大きく、トータルで21512KBあったレジストリのサイズが35%くらい圧縮できました。次からは「余計なソフトを入れて使うならば自己責任で!」と言っておきます。

それと、不要と思われるアプリケーションを次々に削除しました。再起動後は…かなり改善されたと思いますが、やっぱり何かおかしい(笑)。やはりリカバリするしかないのか…と思い、メーカー製のリカバリCDを入れてみたのですが…「今使っているWindowsのバージョン(XP SP3)が高すぎるのでリカバリできない」とか(笑)。

本来はOS起動中、それもHDDの中身を消すことなくシステムのみのリカバリ作業ができるのがウリのリカバリCDのようですが…。仕方がないのでマシンの電源を落とし、リカバリCDからの起動を試みます。DOSモードのインストーラー上でFDISKによるパーティションのフォーマットをかけてからインストールを行いました。

取りあえず、OSをインストールしましたが、Windows XP 2002無印…の状態。これからアップデートを繰り返していきますが…面倒で仕方ないです(笑)。


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