弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-08-01の日記

WindowsノートPCの修復…その1

ここのところ、WindowsノートPCの修復作業をやっております。私が以前いた部署(今も深い関わりのある部署であはありますが)の人から「パソコンが遅くてどうしようもないから何とかしてください」と言われたのです。かつてその部署の全員がパソコンを使い始める時に社内のネットワークの環境構築とか、パソコンの使い方そのものをレクチャーしたりしたことで、システム管理者的な立場になっているから仕方ないことなのですが。今回のパソコンは余りにひどい状態でした…。そのお話。

預かったパソコンは、SAMSUNG製の「NV5000」というB5ノート。Windows XP Home Editionを搭載しておりました。たぶん2001年製、久しぶりにかなり古いマシンです。CPUはモバイルCeleron-600MHz、メモリは192MBのSDRAM。HDDは20GBの東芝製。液晶は12.1型。最大100BASE-TXのLAN環境はありますが当然、無線LANはないですし、今や使うことのないであろうモデムと、この部署では不要なIEEE1394ポートが付いております。

ただこの「NV5000」の良いところ、それはドッキングステーションが付属していることですかね。ドッキングステーションには、CD-R/RW&DVD-ROMの光学ドライブとFDD(フロッピーディスクドライブ)、それと各種端子が付属しています。取り外して使うと、PC本体のサイズは幅273mm、奥行き227mm、高さ21mm。重量は1.38kg。当時としては十分に薄型・軽量のモデルです。

思えば…私が以前の部署にいた当時、部署内のノートPCはPentium II 233MHzとか Celelon 266MHzばかりでした。スペック不足のために私はWindows98を捨て去り、LinuxとかBeOSとかを試しておりました。ただ残念なことに、いずれのOSも当時は仕事で使うには十分な環境ではなくて困っていたのでした。

そんな時、部署内に導入されたのがこの「NV5000」。仕事で使うためのセットアップやらアプリケーションのインストールなどはすべて私の作業。社長からは「セットアップする人間の特権だ。これを使っても良いよ」と言われましたが、私は図々しく「じゃあ、遠慮無く…」と言える人間ではありませんので、そんなことはしませんでした(笑)。結局、Windows98で仕事をするのは嫌だったので、私はiBook(G3の600MHzモデル)を購入して仕事をしておりました。今となっては良き思い出です。

ずいぶん話が横道に逸れました(笑)。明日はリカバリをすることなく現状のOSでいけるかどうか試した話を書きます。


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