弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-03-01の日記

新型MacBook Proを買うことにしました

 風邪でダウンしていた時期を除いたここ数日、Appleが発表した新型のMacBook Proと、一足先にリリースされていたMacBook Airのモデル比較をしたり、Apple Storeにて購入のシミュレーションをしながらもなかなか購入モデルを絞り切れないでおりましたが、ようやく一歩前に進むことができました(笑)。AppleStoreにて新型のMacBook Proを注文しました。

 昨秋にまったく新しいMacBook Airがリリースされた時、揺れに揺れたのですが、その時はiMacと比較して絞り切れず、年明け後2月ごろに予想されていた新型MacBook Proの登場に期待して購入を見送っておりました。

 そしてスティーブ・ジョブズの誕生日にリリースされた待望の新型MacBook Proですが、当初13インチモデルの購入を検討していた私を最も落胆させたのは、液晶の解像度が変更されなかったことでした。MacBook Proの13インチモデルの液晶解像度は1,280 x 800ピクセル。MacBook Airの11インチモデルでさえ1,366 x 768ピクセルになり、同じ13インチのMacBook Airに至っては15インチのMacBook Proと同等の1,440 x 900ピクセルとのこと。

 しかもMacBook AirはHDDではなくSSDを搭載しているため起動がとても速い…というのも気になりました。ですがやっぱりサブノート。絶対的な性能ではMacBook Proに叶うはずもなく、趣味で音楽関連の作業をする私にとっては少しでも液晶サイズが大きいほうがありがたい…などの理由から15インチのMacBook Proを購入することにしました。これから家にあるiMac2台の中にあるファイルを今一度整理したり…色々とやることがありそうですね。


マウスのマイクロスイッチ交換

  妻がiMac(Mid2007)で使っているマウスの左クリックが不調だと言うので見てみましたら…左クリック側のマイクロスイッチが劣化しているようでした。購入してそれほど経っていなかったのですが…開けてみるとマイクロスイッチがカチリとも言わぬほど劣化しており笑ってしまいました。たいていマウスが壊れるのは左クリックからと相場が決まっており、消耗品と割り切って私も過去に何度も壊してきました(笑)。ですが、カチリとも言わぬほど壊れているのを見たのは初めてのことでした。これは間違いなく釣りゲームのし過ぎだと思います(爆)。妻は「安物だけど使いやすくて気に入ってるの。だから治るまで貴方のマウスを貸してね」と言うので(泣)、分解修理することにしました。

  ちょうど、安物過ぎて精度が悪く使い物にならないマウスが家にあったので(笑)、そのマイクロスイッチを移植することにしました。このマウス、何やらボタンがたくさん付いているのですが、何かに使えた試しはなく(笑)、とにかく精度が悪いんですよね。カーソルは飛ぶし、スクロールは途切れとぎれだし…ほとんど使わずに放置していたものです。

 取りあえず両方とも分解してみます。妻のマウス(ピンク)のほうは一般的なマウスであり、半田ごてにて、左クリック用のマイクロスイッチを外して待機。あっ、半田ごては中学校の時、技術の授業で組み立てた物を今も使ってます(笑)。

 放置していたマウスはボタンがたくさんあるだけにマイクロスイッチが5つ。これは部品取り用には最適ですね。さっそくマイクロスイッチをひとつ外します。それにしても…使わず放置していたマウスは基盤の半田付けもイマイチな感じです。ここで私はこんな妄想を…。

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 場所は海を隔てたとある大国。このマウスを生産している工場…19歳の新米女工である王鈴(ワン・リン)は病の床にある母親と大学へ通う兄のために必死で働いていた。

 以前はこの街よりもっと大きな都会にある中華料理店でウエイトレスの仕事をしていた。大変器量の良い娘であったため店主に派手な化粧と衣服を許され(強要され)「看板娘」として働いていたが、その店主をはじめ観光客などのセクハラに耐えかね、逃げ帰るように店を辞めた。とは言え、家族のために自分が働かなければならない。家族は大事。私の最後の砦…」。王鈴は「今度は接客業ではない工場での仕事なら、悲しい目には遭わないはず…」と輸出向けマウスを製造しているこの工場で働くことになったのであった。

 王鈴の担当は基盤へのマイクロスイッチの取り付け。しかし、なかなか慣れない作業にとまどい失敗するならまだしも、ラインを止めてしまうことがたびたびあった。大量生産が基本の工場においてラインは絶対に止めてはいけないものである。そんなことがあろうものならば、王鈴には上司だけでなく同僚からも容赦ない叱責が浴びせられた。

 だが王鈴は諦めなかった。それは決して家族のために働かねばならない境遇にあるからではなく、彼女は常にこんな想いを胸に秘めて仕事をしていたからであった。「私が組み立てたマウスを遠いどこかで誰かが使っている。姿は見えないけれど、きっとどこかで誰かが喜んでくれている…」。

 王鈴はホコリまみれの頬をぬぐうと小さなガッツポーズの後、再びライン横に立った。王鈴の頬はこぼれた涙でぐちゃぐちゃに汚れていたが、その笑顔は看板娘として働いていた時よりずっと美しく輝いていた…。

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 でも、ごめん王鈴。キミが作ってくれたマウスは精度が低すぎて使えないのだよ(爆)。などと馬鹿なことを想いながら作業を再開します(笑)。

 さて、後は外したマイクロスイッチを妻のマウス(ピンク)に付け替えるだけ。クリック感が戻って妻は喜び、無事にマウスも戻って私も喜びました(笑)。快適そうに釣りゲームをしている妻の様子を見ると、どうやら力いっぱいクリックしている模様(笑)。どうりですぐに壊れるわけだ(爆)。まぁ、マイクロスイッチの予備はあるのでしばらくは大丈夫ですね。


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