HSPで自作アプリケーション開発
Windowsで動作するフリーのインタプリタ型プログラム言語「HSP(Hot SoupProcessor)」を仕事の合間にいじっておりまして、これまでにも業務に役立つアプリを作っております。今回は、毎日使っておりますアプリケーションに新しい機能を実装したお話をしようと思います。すみません、タイトルは思いつかなかったので適当です(笑)。
仕事の関すること故、詳しくは書けないのが心苦しくもありますが、今回手を入れましたのは、端的に言うなれば「Illustratorのファイルからテキストを抜き出し、適切な形に自動整形、写真がある場合はそれも一緒にローカルサーバーの所定の場所に保存してくれるアプリケーション」です。あれ、端的じゃなかったですかね(笑)。
先述したアプリの機能は、できあがったIllustratorファイルが対象。言うなれば「出口」のアプリでした。今回新たに加えた機能は「入口」に相当する部分。その日に必要なIllustratorファイルのテンプレートを用意する機能です。
実はIllustratorのテンプレートファイルは、日曜をのぞく各曜日ごとに異なるものを用意せねばなりません。ファイル名には日付も必要です。そこで、作成したいファイルを選ぶと自動でテンプレートを所定の場所にコピーして用意し、ファイル名の部分に自動で日付を入れる機能を加えたのです。それが「入口」部分の機能というわけです。
アプリケーションの機能追加に関する部分の開発は一応の完成をみておりまして、現在はテストがてら数日動作させたところで、今のところは順調です。簡単な機能ですからバグなどはないと思うのだけれど、テンプレートが1巡する1週間は様子を見ないといけませんね…。
まぁ、正式に完成したとしても私が毎日使うほかは、私が休みの時に別のスタッフがたまに使う程度という寂しいアプリケーションです。それでも、今回は私用と別な人用の2種類あったアプリケーションを統一できたので今後の開発の手間は減り、効率が上がっております。
こういったアプリケーションの開発によって単純作業が減りますと、そこで得られた知識と時間を次の便利なアプリケーションの開発に活かせるのです。次はローカルサーバー内のテキストファイルを検索できるアプリケーションのバージョンアップをやろうと思っています。これは社内では十数人が使う可能性のあるアプリケーションです。最終テストまで進んでいるので頑張らないと。