弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-03-05の日記

Google日本語入力が正式版に

 Google日本語入力がいつの間にかベータ版ではなくて正式版になっていたことに気づきませんでした。こんばんは、弐条海月です(笑)。Macでは頑なに「ことえり派」を貫いております私ですが、Google日本語入力がリリースされていないLinux(Ubuntu)においては、オープンソース版である「Mozc」を使っているので、正式版になったことを知らなかったのです。今は妻が使っているiMac(Mid 2007)にはGoogle日本語入力を入れてありますので、そこで気づいたというわけです。

 語彙が豊富であり使いやすいと評判ながらもいくつかのバグも抱えていたGoogle日本語入力。それらのバグが解消されたが故の正式版リリースなのでしょうけれども、そこで次に期待されるのは「Linux版はいつ出してくれるのだろうか?」ということです。すでにMozcが存在しているので、あとはGoogleの辞書を載せることですぐにでもリリースできるはず。私の場合は憩いの場さんがカスタマイズされたMozcを使っているので語彙的にもとりあえず現状で不満はないのですが、よりよい日本語入力環境の構築のために「Google日本語入力」を待ち望んでいる私としては、早期のアナウンスを期待したいところです。

 そんな中で今、この文章をUbuntuに入れたMozcで書いておりますが、私が毎日入力している言葉が蓄積され変換候補として表示されているので、文字入力がどんどんやりやすくなっていると感じます。ただ、日本語を入力して変換するタイミングで時々、どうしたら良いかな?と思うこともあります。

 それは文節ごとに区切って変換した方が良いのだろうか?それとも単語ごとに区切って変換・確定操作を繰り返したほうが変換候補を表示させるという観点から見ると正しい方法なのだろうか?ということです。

 たとえだらだらと文字を書き連ねても、Mozcは文節を正しく読み取ってかなり適切な変換候補を提示してくれます。次に同様の言葉で始まる文字列を入力したとき、表示される変換候補の中に途中の文節で区切った文字列も表示されるので、一気に入力したほうがいいような気もしてきます。

 未だどちらが正しいかはよく分かりませんが、一番大切なことは文字入力という行為そのものにストレスがなく、意識せずともスムーズに文章を書くことができるということ。日本語入力環境の本来の役割に徹していることが一番なのではないかと思うのです。そうなってくると、変換候補は不要なのかもしれませんね。小窓にいちいち文節が表示されるとそこで思考が途切れたりしますからね。文章入力のリズムが崩れてしまうことにもなります。まぁ固有名詞などでは便利な場合がありますから、一概に不要とは言い切れないところなのだけれど。本来、物書きというものは、いちいち日本語入力環境と対話せずとも伝えたい言葉、書き連ねたい文字が頭の中に溢れかえっているくらいなものなのですから(笑)。

 …そんなことを思いながら文章を書いていると、やはり今宵も長文になってしまいました。うーん、私が今一番学ばねばならないことは、Twitterのような短い言葉で意味の通じる文章を書くことなのかもしれません(笑)。


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