HSPの自作モジュールで開発効率を上げる
Windowsで動作するインタプリタ型プログラム言語「HSP(Hot Soup Processor)」にて開発したアプリを仕事で毎日使ってもらっております。そのアプリが原因不明の不具合を出しているため、修正をかけることにしました。処理の中に今日を基点として1週間分の日付と曜日を取得するサブルーチンを書いているのだけれど、これが自分で開発した文字処理に特化したモジュール「kurage_mod」で代用できるので書き直してみたらずいぶんとソースが短くなりました。そんなお話。
仕事で使うアプリのことは具体的には書けないのがもどかしいところなのだけれど、プログラムとしては今日から2週間後までの日付と曜日を一覧にして画面に表示し、選択された日付に基づいた処理を外部のテキストデータから拾ってきて整形処理を行う…そんな感じのアプリケーションです。
従来はプログラムの中で今日の日付と曜日をHSP純正命令の「gettime」で取得し、それをもとに日付けに1を加えて月代わり、年代わりをしていないか調べるサブルーチンを組み込んでおりました。これが無駄にソースが長く、自分で書いておきながら後で見返してもさっぱり理解できない代物でした(笑)。
それが自作モジュールで作った命令、特定の日付から○日後を求める「K_WHAT_DAY」と、曜日の数値を文字列に変換する「K_YOUBI_STR」を組み合わせて使用することで、当初400行余りあったソースを230行まで短くすることに成功しました。やはり外部モジュールを使うことでソースがシンプルになり、ひいては開発効率も大幅にアップする…ということなのですね。
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