最近観たアニメ「大正野球娘。」
神楽坂淳のライトノベルを原作とするアニメ「大正野球娘。」を観ました。大正末期、欧化の風が吹く時代背景の中、男子に負けじと野球を始める女学生を描いた作品。野球に興味はないのだけれど、ロマンあふれるかの時代に興味があって観たのです。
大正時代らしさが劇中に余すところなく再現されているのは興味深いです。女学生の服装ひとつとってみても、小振袖に行灯袴という和装だったり、洋装のセーラー服が混在していたり。親の考え方によって洋食屋の娘が和装だったり、呉服屋の娘が洋装だったりという描き分けも面白かったですね。
特に第1話では冒頭で当時の流行歌「東京節」を流しながら、大正時代を絵や年表のテロップで紹介。観る者をスムーズにかの時代へ誘導することに成功していると思いました。