【Lubuntu】キー配列の変更
「Ubuntu」では「システム>設定>キーボード」のタブ「レイアウト」内のボタン「オプション」にてキー配列の一部変更が可能でした。私はそこでMac調の動作をさせるために「caps lockキー」と「ctrlキー」を入れ替え、「左Windowsキー」を「ctrlキー」に割り当てておりました。ですが「Xubuntu」「Lubuntu」では、「Ubuntu」にて設定したキー配列の変更が効きません。それではどうするかと言うと、もうひとつの変更方法を用いるほかにありません。まずはUbuntuでの設定を初期状態にした上で、作業にとりかかりました。それは…。
「Ubuntu 9.04」あたりまで使っていたxmodmapにてキーを入れ替える方法です。ユーザのディレクトリ直下に(私の場合は.xmodmap_listにしました)起動時に読み込ませたい設定を記述したファイルを作成しておけば良いのです。
ちなみに、各キーの値を調べるには端末にて「xev」命令を打ち込み、Event Testerを起動させます。小さなウインドウ内でキーを押すと、端末の画面にキーの値が表示されます。
今回の変更は、Caps lockキーは使わない設定としました。MacのキーボードっぽくするためにCaps lockキーをCtrlキーに割り当て、altキーをWindowsキーの位置に。altキーはキートップも交換し、元altキー(トップはWindowsキー)はCtrlキーとしました。これでMacっぽくWindowsキー(ctrlキー)とスペースで日本語入力環境のオンが可能になります。Linuxデフォルトのctrlキーとスペースの機能を生かしつつ、日本語入力時には元caps lockキー(現ctrlキー)と「j」でひらがな変換、「k」でカタカナ変換、「l」で全角英数変換、「;」で半角英数ということえり仕様にできます。
参考までに、私の設定を以下に記しておきます。
! .xmodmap_list ! Windowsキー(Super-L)133をAlt-Lキー64に keycode 133 = Alt_L clear mod4 ! Caps lockキー66とAlt-Lキー64をControl_Lキー37に keycode 66 = Control_L keycode 64 = Control_L clear Lock clear mod1 add Control = Control_L
以上です。
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