弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2008-08-17の日記

日曜日の過ごし方…

 土曜日に外出したため、今日は釣りに出掛けたら後は家でゆっくり過ごそう…そんな計画を立てていたのですが、とある事情で予定が大幅変更となりました。う~んやはり予定はあくまで予定にしか過ぎないのですね。

 とある事情…それは長男の夏休みの宿題が全部終わっていなかったこと。長男曰く「分数や円、球についての部分が分からなくて、やっていなかった」とのこと。

 ですので、教えながらやらせて、3時間近くかかってしまいました。

 それでも長男が今、どんな勉強をしているのか、苦手な部分がどこなのか…などが分かって少し嬉しく思いました。

 次に取り組みましたのは長男と次男の自由研究。あらかじめ「木工作をやる」と決め、事前に材料は揃えておりました。

 子ども達はともに「騎士」を作るようで、剣と盾作りにご執心。肝心の身体や手足にまで目が向いていないようでした。

 私は次男のために胴体の準備をしていたのですが、彼の頭の中にあるイメージと私が手がけていた胴体とのギャップが許せないようでした。

次男「何これ?」
私「胴体」
次男「どうして2つに別れているの?」
私「いや、これから3つになる。真ん中がコアファイターだ。後で赤く塗ってくれ」
長男「おっ、名前はカッコイイ」
次男「じゃあ下は?」
私「一番下は通称『フンドシ』。この左右の四角い突起は後で黄色く塗るとイメージ通りだ」
長男「お~ガンダムみたい」
私「いや、ガンダムではない。これはマンダム。ガンダムに似て非なる物だ。」
次男「…」
私「どうだ? いいだろう。そっちの剣よりもお父さんが作ったこのビームサーベルを持たせよう。後でピンクに塗ってくれ。ほら、まだ制作中だが通称『ランドセル』もあるぞ。これは灰色に濡ればOKだ」
次男「…いらない」
私「えっ?」
私「本当に?」
次男「…いらない」
次男「もっと、スゴくて強そうな騎士を作りたいから」
私「…そうか。分かった。じゃ、頑張れ」
長男「じゃ、この胴体は俺がもらうね。ラッキー」

…とこんな感じで1本芯の通った次男と、臨機応援に生きる長男です。

 その後…彼にしては力作とも思える剣を作っていた長男は、私が作った胴体を手にして「この胴体と剣は合わないな…」と言うと、あっさり剣を弟に譲りました。

 そして…「この胴体、好きに使っていいよね」と聞いてきたので「もちろんだ」と答えると、フンドシの部分を逆さにし、左右の四角い突起を目に見立てて「そうだ、これロボットにしよう!」と計画を変更。

 「それはもともとロボットの胴体だって!」というツッコミを入れたかったのですが、私も大人なのでグッとこらえました(笑)。

 さらに手足を作るのが面倒になったらしく「フクロウにしよう」と簡単な羽をつけて「完成!」と。

 心配になって「色は塗らないのか?」と聞きましたら「色を塗ると木の良さがねぇ~」。

 まったく…ツッコミどころ満載の長男です。

 一方の次男は、頭に思い描く作品のイメージと、自分の実力とのギャップに悩み、長男がくれた剣を改造しているばかりで、先に進みません。

 ですので、こんなこともあろうかと新たに私が作りかけていたロボット(これまた胴体のみですが)を見せ「これにしないか?」と聞くと「うん。別にいい」と気のない返事。

 その後は私が一生懸命になるのに反比例して彼のテンションは下がっていき、気が付くと側におらず、居間でテレビを見ていました(苦笑)。

 変わりにやってきた妻は、余っている材料を見て「ミニチュアの椅子とテーブルをつくりたいんだけど」。

 色々と手伝いながら、ようやくミニチュアの椅子とテーブル、おまけにロボットも完成。

 明日は色塗りを行いたいと思います。

 ちなみにロボットですが、たまたまちょうどいいサイズの円柱があったので、ある不良の高校に通うメ○沢新一にインスピレーションを受けたロボットになりました。想像より手足がかなり長くなってしまいましたが、結構いい味が出たと自負しております。

 当然、次男は苦笑気味でしたけど…仕方ありませんよね(笑)。


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