Windows7って複雑なんですね
Windows98SEを未だ仕事で使っている私です(笑)。自分で使ったことがあるのはXPまでで、Windows Vistaも新しいWindows7のことも実際はよく知りません。とりわけWindows7はたくさんのグレードに分かれていて用途に合わせてOSを選ぶ必要があると聞きました。また、通常版よりずっと安く購入できるWindows7のDSP版というのがあると聞いたので、ちょっと調べてみました。
同じWindows7でも日本では個人ユーザー向け通常パッケージにはHome Premium、Professional、そしてUltimateがあり、いずれも32ビットと64ビットのOSが同梱されているのだとか。ただし、パッケージの安いDSP版はPCパーツとセットでのみ購入でき、ProfessionalとHome Premium、そしてUltimateにそれぞれ32ビット版と64ビット版があるため購入前によく検討することを迫られるのだとか。とにかく複雑ですね。Mac OS Xならば通常版とサーバー版しかなく、マシンが対応していればいつでも32ビットか64ビットのどちらでも起動できるのに。
Windows7の各バージョンの仕様を眺めておりますと…店頭でこんなセールストークがされているのではないかと思えました。「Windows7に対応していない、今までお客様が使い慣れたアプリケーションを動かしたければ、むしろエントリークラスのHome Premiumを選ぶべきではありません」などと。Home Premiumは「Windows XP Mode」という仮想環境の仕組みがありません。それはProfessionalとUltimateにしか備わっていない機能なのですが、実際はかつてMicrosoftが買収したVirtual PC上でXPを動かすだけのことですから、フリーの仮想PC環境「VirtualBox」でも問題なくこなせます。実際には「Windows XP Mode」に限って言えばProfessionalとUltimateを購入すればXPも付いてくる…程度のことでしかありません。
あっ、そうそう…このほかにパッケージでは入手できないWIndows7 StarterというバージョンのOSがありましたね。ネットブック用のプリインストールOSらしいですが、同時起動できるアプリケーションは3つだったり、壁紙すら変更できない素敵仕様のようです(笑)。
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