弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-04-28の日記

Ubuntu 10.04で手書き文字認識をさせる

仕事仲間であるT女史のノートPCですが、Windows XPがおかしなことになってしまったのを機に「Ubuntu 10.04」を入れまして、現在はそれで仕事をしてもらっております。当初はサーバーに繋がらなかったり、プリントができなかったりと問題がありまして、少しずつ解決しているところ。今日はかねてからの要望であった「手書き文字認識」の部分に手を入れました。その記録。

「Ubuntu 10.04」のデフォルトのインプッドメソッド(文字入力環境)は「IBus」。ここにデフォルトの日本語入力環境である「Anthy」ではなく、追加でGoogle日本語入力のオープンソース版である「Mozc」を組み合わせて、T女史に使ってもらっております。Mozcは「憩いの場」さんで提供しているモデファイ版を使用。語彙が追加されているので変換精度も高く、T女史もお気に入りのご様子です。

ですが、IBusには手書き文字認識機能がないんですよね。「すごく便利だけど、読みの分からない感じを入力する時に困るかな。手書きで文字認識ができると嬉しいんだけど…」という要望をいただいておりました。そこで思いついたのがIBusが採用されるまでデフォルトだったインプッドメソッドである「SCIM」を用いる方法です。

「SCIM」はインプッドメソッドとして完成度が高かったと思うのですが、更新されていないからなのか、未完成ながら将来性のあるとされたIBusに変わったんですよね。経緯は分からないのですが。

さて、さっそくSCIMを追加でインストール。IBusから切り替え、デフォルトのAnthyで使ってみたのですが、手書き文字認識は問題なく使えます。ただし、SCIMでもAnthyではなくMozcを使いたいので、SCIM用のMozcをインストールしたのですが…なぜかMozcのエラーが出て使えないんです。素人目にもIBusのMozcとぶつかり合っている感じがします。

そこでIBusとIBus用のMozcを削除し、ついでにSCIM用のMozcも一端削除。改めてSCIM用のMozcを追加したところ、問題なく使えるようになりました。ただし他にも問題がありますね。例えばなぜか印刷できずにプリンターをフリーズさせてしまうファイルがあったり、時々Openofficeが落ちてしまったり…。これらについては引き続き調べていこうと思います。


「iPad 2」ついに日本発売…

Appleの「iPad 2」がようやく日本でも発売開始となりましたね。相当注目を集めておりましたから、Apple Storeやソフトバンクのショップなどでは行列も見られたようです。価格はWi-Fiモデルが44,800円(16GBモデル)、52,800円(32GBモデル)、60,800円(64GBモデル)。ソフトバンクによる3Gモデルは「iPad 2 for everybody」キャンペーンで実質負担額が0円から購入できるようです。私も欲しいのですが…まだ先でいいかな、と思います。Ubuntuなども触るので今はまだネットブックで十分。とにかく、iPad 2を使う自分が想像できないんですよね。


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