ネットブックでVirtualBox…その4
ネットブック「HP Mini 1000 VIVIENNE TAM Editoin」上のOS「Ubuntu 10.04」に入れた仮想PC環境「VirtualBox」でHP社がUbuntuをベースにカスタマイズしたOS「MIE」をインストールします。その作業の続きです。
前回は「MIE」のインストールツールがWindows用だったせいか失敗に終わったので、今度はLinux版を探します。幸いにしてWindows版を入手したことでツールの正式名称が「HP MIE Restore Image Creator」であると分かったので、それを手がかりに検索すると簡単に見つかりました(笑)。
ダウンロードしたファイルは「liveusb-creator-ubuntu_0.3.3netbook0dennis5_all.deb」。Windows版が「ImageCreator.msi」というシンプルで分かりやすい名前だったことを考えると、不安になるくらい長い名前ですが…これをインストールしてみます。「liveusb-creator-ubuntu」…ああ、よかった。パッケージインストーラの画面にはちゃんと「HP MIE Restore Image Creator」の表記があります。これで安心してインストールできますね(笑)。
無事にインストールできた「HP MIE Restore Image Creator」は、アプリケーションメニューのシステムツールの項目から起動できます。起動してすぐに分かることは…GUIがカッコイイ!ということですね。もうすでに「MIE」を意識したものになっております。もちろん、無事にUSBメモリも認識されているのでスタートを押すだけ。プログレスバーが100%になれば完了です。
通常のプロセスならば、この後でマシンを再起動し「MIE」のインストーラーを入れたUSBメモリから起動すれば良いのですが…前にも書いた通り、「MIE」のインストーラーはHDDの中身を有無を言わさず消去してしまいます。あらかじめパーティションを切っていてもダメです。すべてを消して「MIE」を入れ直す覚悟が必要。だからVirtualBoxで試すんですね。
ところが、空っぽのOSにUSBメモリを認識させることができません(笑)。何ということでしょう、しかも不思議なことにUSBメモリの中身は空っぽ。なんとも不可思議ですが、せっかく作ったUSBは無駄になりましたね、残念。ということは…次の方法を考えねばなりませんね。続きはまた後日に。