弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-04-23の日記

UPS(無停電電源装置)の交換

今日は不意の停電時にパソコン内のデータを守るUPS(無停電電源装置)のバッテリー交換をしました。あっ、自宅じゃないです。会社のです。私の家にUPS(無停電電源装置)なんてありません(笑)。社内のサーバールーム(ブース?)には現在、2台のサーバが収まっており(本当は3台あるのですが、うち1台は故障中で私のデスク上にあります)、1台を別の部署が、もう1台を私が管理しておりますが、そのサーバに繋がっているUPS(無停電電源装置)のバッテリーが届いたので交換したんです。そのお話。

通常、デスクトップ型のPCでは停電時にマシンの電源が落ちてしまいますから、作業中のデータが消えてしまうばかりか、最悪の事態ではHDDのデータが飛んでしまう可能性もあります。そんな時にUPS(無停電電源装置)があれば、電源が切断されるとバッテリーでの動作に切り替わるので、一定時間の電力供給が可能になります。

社内ではごくたまにブレーカーが落ちてしまうことがあり、そうすると仕事仲間のいる部署から深いため息が聞こえてきます。電源の場所が違う私の机とサーバールームには影響が出ない状況なのですが、備えあれば憂いなし。もしものためにないよりはあったほうが良いですからね。

今月に入ってから、バッテリーが劣化し交換の必要があることを示すサインが1日に1回は出るようになりました。1分ほど「ピーッ、ピーッ」と鳴るのでけっこううるさい(笑)。そこで交換用のバッテリーを注文したのですが、東日本大震災の影響で物流が滞っていて納期が1ヶ月から1ヶ月半くらいかかるとのことでした。その後、メールにて物流システム復活のお知らせが届いたかと思えば、翌日には出荷のお知らせまで届きました。いずれにせよ、早期に交換できて良かったです。

バッテリー交換の頻度は1年〜1年半くらいでしょうかね。本来はどうかと思いますが気温が低い場所ではないのでバッテリーの劣化も早いらしいです。5〜25℃の環境下では2.5年ほど使えるそうですが、30℃では1.7年、35℃では1.2年しかもたないようです。

交換手順を書いた説明書によれば「稼働しているマシンの電源を落とすことなくバッテリー交換を行えます。ケーブルの接続時に火花が出ますが大丈夫です」とあるのですが…本当に大丈夫なのだろうか?と疑問に思いつつもおそるおそる交換します。薄暗いサーバールームの足下でUPS(無停電電源装置)のカバーを開け、古いバッテリーを引っ張り出してケーブルを抜き、新しいバッテリーをセットしてケーブルを繋ぎます。その時、バチバチっと青白い火花がほとばしり、薄暗い手先が一瞬明るくなるような状況を想定したのに、火花などまったく出ず拍子抜けしたくらいです(笑)。

さて、冒頭にも書きましたが、自宅でUPS(停電電源装置)を使っている人はいるのですかね。自宅サーバを立ち上げていたり、凄いパワーユーザーなら使うのでしょうか?ふと思いました。

それから、UPS(停電電源装置)の話とは矛盾しますが、停電時などでの電源切断によるファイル破損を防ぐための仕組み(完璧ではないですが)をジャーナリングシステムと言いますが、MacではOS X 10.2.2から採用されておりますし、Linuxではext3以降、WindowsではNTFSファイルシステム(NT、2000、XP以降でバージョンは異なりますが)であればジャーナリングに対応しております。ご参考までに。


今週は…

今週は天候が悪く寒かったので自転車に乗ることができませんでした。せっかくハンドルを切り詰めていい感じになったのに、乗ったのは裏庭にあるテントまで(笑)。天気が良ければ明日の日曜に河川敷を走ってこようと思っておりましたが、今日は午後からぽつりぽつりと雨。明日も午前中は雨なのでそれも無理かもしれません。せっかくの休日なのに残念です。

それでも午後からは雨が上がるとの予報ですから、できれば冬の間に汚れに汚れた車を洗いたいですし、そろそろタイヤ交換もしなくてはと思います。天気が回復して道路が乾けば、自転車にも乗れるので期待しております。いずれにしましても、休日を有意義なものにしたいですね…。


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