弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-04-18の日記

Ubuntu メニューの翻訳ファイルを編集

Ubuntu10.04をNetbook Editionで久々に立ち上げました。普段はデスクトップ版として立ち上げております。なぜかというと、若干の使いづらさが気になって仕方ないからです。例えば開いたウィンドウの最大化が前提とか、そういった動作の部分は慣れてしまえば何ということはない部分かもしれません。ですが、メニューの並べ替え(お気に入りに関して)ができない、日本語化したくない部分まで日本語化されている…など細かいながらも気になる部分は使っていてストレスを感じてしまいます。ですので、何とかならないか思案してみました。

まずは準備から。端末にて…

apt-get source netbook-launcher

と入力しnetbook-launcherのソースを入手しておきます。

ダウンロードできたソースの圧縮ファイルは、ホームのユーザーディレクトリ内にあります。今回は2つの圧縮ファイルがダウンロードされましたが、使うのはそのうちの「netbook-launcher_2.1.18.orig.tar.gz」。早速、中身を展開しディレクトリ「netbook-launcher-2.1.18」を開くと…中に「po」というフォルダが見つかります。その中に各言語の翻訳ファイルが入っています。日本語用の翻訳ファイルは言わずもがな「jp.po」です。編集する前に忘れずファイルのバックアップを取っておきましょう。

「ja.po」をエディタで開くと、中はこのような感じで元々のテキストと翻訳後のテキストが並んで記述されています。

#: ../data/logout-dialog.xml.h:5
msgid ""
"Log Out\n"
"Ends your session and logs you out"
msgstr ""
"ログアウト\n"
"セッションを終了してログアウトします。"

対応する部分が日本語化されているのが分かりますね。私の場合はメニュー部分のみ英語に戻し、説明文は日本語のままにしておきました。書き換え後はこんな風感じになりました。

#: ../data/logout-dialog.xml.h:5
msgid ""
"Log Out\n"
"Ends your session and logs you out"
msgstr ""
"Log Out\n"
"セッションを終了してログアウトします。"

次はすでに日本語化されている「netbook-launcher」の翻訳ファイルを差し替える作業です。ルート権限でファイルマネージャーを開き「/usr/share/locale-langpack/ja/LC_MESSAGES/」に移動します。その中に「netbook-launcher.mo」というファイルがありますので、それを「netbook-launcher.mo.bak」にリネームしておきます。

先ほど編集したファイル「ja.po」は見ただけで分かる通り、翻訳ファイルである「netbook-launcher.mo」とはファイル名も拡張子も違いますね。そもそもアプリケーションは起動する際に「ただの.poファイルには興味ありません。この中に何らかの言語の.moファイルがいたら私のところに来なさい。以上」と言っているわけですね(爆)。ですから、拡張子.poのテキストファイルは、コンパイル済みの.moバイナリファイルに変換する必要があります。

そこで、端末を開いて編集した「ja.po」があるディレクトリに移動し、以下のコマンドを入力します。

msgfmt -c --statistics ja.po -o netbook-launcher.mo

これで「netbook-launcher.mo」ファイルが生成されます。あとはルート権限でファイルマネージャーを開き「/usr/share/locale-langpack/ja/LC_MESSAGES/」に移動し、そこに「netbook-launcher.mo」を入れて再ログインです。

netbook-launcherメニューの「お気に入り」が「Favorites」に、「ファイルおよびフォルダ」が「Files & Folders」になり、これでバッチリ…かと思いきや、一番下の「システム」がそのまま(笑)。まだまだ私の理想とする仕様にはなっていないようです。


自転車のパンク修理…

さて、春を迎え自転車シーズンとなったわけですが、長男の自転車のパンク修理をする時間がなかなか取れなくて…ようやく昨日になって作業できました。自転車のパンク修理を自分でやったのは20年ぶりくらいですかね。惜しむらくは…作業に夢中になってしまい写真を撮り忘れたこと(笑)。一応、その記録です。

長男の自転車は買ってから1年経っていないので虫ゴムの劣化はなさそうだったのですが一応確認。一旦、空気を入れて虫ゴムからの漏れを調べてみました。やはり問題なしでした。

そこでパンク修理を開始。

1、バルブのネジを外しタイヤの空気を抜きます(パンクしていたので空気は完全に抜けておりました)。

2、タイヤレバーでリムからタイヤを外し途中でチューブを抜き出します。

3、チューブに軽く空気を入れます。

4、水を張った洗面器の中で泡が出るところ(パンクしているところ)を探します。

5、パンクしている部分の周囲を紙ヤスリでこすります。ゴムのりとパッチの食いつきを良くするためなので表面の光沢がなくなる程度でOK。

6、ゴムのりを塗って表面を乾かします。数分待ちます。

7、パッチを当てて硬い物で圧着します。私はタイヤレバーを使って押し付けました。ゴムのりを塗布する範囲が狭かったので、パッチの端が一部接着できていなかったので、隙間にゴムのりを流し込み、少し乾かしてから再度圧着したのだけど、大丈夫かな?

8、少し待ってから軽く空気を入れ、水を張った洗面器で漏れがないことを確認します。

9、一度チューブの空気を抜き、タイヤ内に戻してバルブのネジを締め空気を入れて終了です。

ゴムのりが乾くまでとパッチを圧着した後に少し待ち時間があります。余りに手持ちぶさただったので、久々にたばこを吸いたくなりました。パンクが一ヶ所で簡単な作業ながら久しぶりだったために「ひと仕事やり遂げた」感覚になったのかもしれません。まぁ私は喘息持ちなので吸いませんけれども(笑)。

 


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