弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-04-19の日記

Ubuntu 10.10でiPhoneと接続できたけど…

3年間の長期サポートが約束されているので最近は周囲に『「Ubuntu」を使うなら10.04がいいぜ』と吹聴している私ですが、自分は「Ubuntu 10.10」を使うことにしました(笑)。なぜならば、iPhoneのiOSを4.2.1にしてから接続しても認識されなくなったからです。というわけで「Ubuntu 10.10」を入れたのは良かったのですが…。

はい、いつものお約束。相変わらず無線LANが使えない状態ですので、プロプライエタリなドライバを選ぶまでは有線LANを使います。そして、インストール直後の「Ubuntu 10.10」は日本語環境が不完全ですので、まずは言語環境をアップデート。その次に出た表示は293個、計310MBのアップデートでした(笑)。

そう言えば日本語の入力ができないなぁと思いましたら、IBusの設定内でインプッドメソッドが何一つ選ばれていないことに気がつきました(笑)。取り急ぎAnthyを使える状態にしてから、Mozcを入れるため「憩いの場」さんのサイトへ。http://linux.ikoinoba.net/index.php?mode=page&aim=rpm_debモデファイされたMozcがとても便利なので…いつも勝手にお世話になってます。

それから、本題であったiPhoneの接続に移ります。Nautilus上で認識はされているもエラーが出て中は見られない状態になっております。そこで端末にて例のコマンドを入力。

sudo add-apt-repository ppa:pmcenery/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade

すると…今度は何事もなかったかのように接続できました。良かったです。

今回はiOS4.2.1搭載のiPhoneをUbuntuで認識させたくて、LTSのUbuntu 10.04ではなくUbuntu 10.10にしているのだけれど、やっぱり10.04にくらべると動作が遅いように感じますし、Unityがらみのバグが散見されますね。ネットブックの解像度が横1024px縦576pxしかないことも影響しているとは思うのですが…。やっぱり10.10を使うならばUnityではないDesktop版を使うか…11.04のUnityに期待するか…どちらかしかないのでしょうかね。

うーん、取りあえずここまでAnthyで入力するのにすごくストレスを感じました。まったく…Ubuntu上での日本語入力は、もうMozcしか愛せない(笑)。だから早速Mozcをインストールしてきます。


Ubuntu 10.04から10.10、あれ?11.04も?

「Ubuntu 10.04」を使い続けようと思っておりましたのに、iPhone 3GSをiOS4.2.1にしたらマウントできなくなってしまったので、iPhoneとの接続問題が解決する方法が分かっている「Ubuntu 10.10」をまた使うことにしました。その記録です。

過去何度も行っているインストール作業。さして面倒でもありませんが、すでにある程度の環境を構築済みなので、最低限必要なバックアップだけとっておきます。それからUbuntuの公式サイトで「Ubuntu 10.10」のNetbook Editionをダウンロードしました。無事にインストールCDイメージであるiSOファイルのダウンロードが終われば、今度は起動USBを作成するためのツール「Unetbootin」で「Ubuntu 10.10」のLive USBを作成します。

作成が終わればLiveUSBから起動し、まずはiPhoneを接続してみます…接続できず。これはどこの問題なのか…まずはインストールするしかないようですね。

そう言えば「Ubuntu 11.04」のβ版がもう出ておりますね。正式リリースもまもなくなのだとか。Ubuntuのバージョンアップを追いかけるのはやめて10.04を使っていこうと思っておりましたのに、今回の件で10.10に戻すことになるとは夢にも思いませんでした(笑)。

そうそう「Ubuntu 11.04」では「Netbook Edition」がなくなるみたいですね。デフォルトのシェルがGNOMEからUnityに変わることで、Desktop版とNetBook版のEditionを区別する必要がなくなったようです。Ubuntu 10.10のNetBook EditionではUnityが標準でしたから、それをDesktop版にも適用するということなのでしょうか。てっきり従来のUbuntuと同様にGNOME上でNetBook用のLauncherを動作させているだけなのかと思っていましたら、UnityはGNOMEに取って替わることのできる単なるLauncherではなくシェルだったということですね。

ということで「Ubuntu 11.04」からは「Ubuntu」と「Ubuntu Server」のみの構成になるようですね。うーん、気になって仕方ないので「Ubuntu 11.04 β」をダウンロードしてしまいました(笑)。


UbuntuがiPhoneを認識しない…

ネットブック「HP Mini 1000 VIVIENNE TAM Edition」にUbuntu10.04を入れて使っておりますが、いつの間にかiPhoneを接続しても認識してくれなくなりました。私のiPhoneは3GSで、iOSは4.2.1のJB(笑)。恐らくはiOSのアップデートが原因と思い、Ubuntu上でiPhone、iPod、iPadのiOS搭載端末を認識してストレージとして扱うことのできる「libimobiledevice」に関する情報をネット上を調べておりましたら、ichinomotoさんという方のブログ「EKESETE.net blog」にて解決方法が記されておりましたので参考にさせてもらいました。

案の定、iOSが原因のようで「libimobiledevice」をアップデートすることで問題は解決するようです。さっそく端末でリポジトリを追加しアップデート。以下のコマンドを入力しました。

sudo add-apt-repository ppa:pmcenery/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade

これでlibimobiledevice周辺が新しい物になったはずなのですが…iPhoneを繋いでも認識してくれない(汗)。そこで気になってくるのが、ichinomotoさんのブログ「EKESETE.net blog」の該当記事のタイトルに「Ubuntu 10.10」と書いてあること…。つまりはUbuntu 10.04ではダメということなのかもしれません。

これはもう…Ubuntu 10.10にするしかないということですね。こんな時に必要な鉄則。それは「まず決める、そしてやり通す」こと。

というわけで「よし、やりましょう(笑)」。


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