弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2011-04-13の日記

仕事でUbuntuは使えるのか?

偉そうに構えたタイトルですね(笑)。インターネット関連の仕事をしている私たちの部署では使用するOSはあまり問題にはならないですから、Ubuntuは仕事で十分使えると言えます。実際にスタッフの使用するマシンのOSはUbuntuとMacですし。むしろWindowsはサイトの確認用途で必要になるような状況ですね。結論を申せば、いろいろなOSのブラウザ上で確認したほうが確実なサイト構築及び運営に繋がるのです。

例えば、氷翠さんは私物のノートPCのOSがWindows VistaだったのをXPに落とし、VirtualBoxに入れたUbuntuを全画面モードで使っておりましたが最近、HDDをフォーマットしUbuntuをメインにしました。今はたまにVirtualBox内のXPでサイト確認などを行っているようです。特に軽量なIDEであるGeanyがお気に入りの様子です。

LIFEさんは私たちの勧めでVirtualBoxにUbuntuは入れているものの、私のような浮気者とは違う生粋のMac使いなのであまり使ってはいないようです。Dockみたいなアプリを入れたりして見た目をMac OS Xに近づけたら使ってくれるかもしれませんが(笑)。いや、ある日突然、Macを立ち上げたらMacとは似て非なるMacっぽいUbuntuになってたら怒るだろうなと思います(笑)。

そして、Linuxから遠ざかり自分をMac使いだと思っていた私にUbuntuを教えてくれたPnyoさんは、会社ではMacを、自宅ではWindowsを使用しておりましたが最近、それまでのiMacからWindowsノートがメインに。ただし「WindowsとはサヨナラしてUbuntuにするように」と私が無理を言ったので、今はUbuntuで仕事をしてもらっております(笑)。Pnyoさん曰く「Ubuntuはライトユーザーだから実は使い倒すところまでいってなかったんですよね」。今日はパネルからゴミ箱を削除してしまったらしく困惑しておりました。


Ubuntuにしてみないか?

仕事仲間のT女史が使うノートPC(Windows XPモデル)にUbuntuを入れました。パソコンが絶不調ということで、HDDのフォーマットをかけたのですが、リカバリ用のCD(DVD?)が見当たらないので、せっかくだから?Ubuntuを入れることにしたんです。「今までのWindowsとは違うOSで、新しいスタートを切ることになるけど、いい?」と聞くと「むしろそんなスタートを切りたかった(笑)」とT女史。そういうことで「Ubuntu 10.04」をインストール。問題は今までの環境にどれだけ近づけるかというところなのですが…。

T女史のPCは、NEC製の「LaVie LL550/G」。スノー・ホワイトの筐体は左右が一段低くなったようなデザインで薄さを演出。液晶は15.4型ワイド(1280×800ピクセル)。CPUは1.6GHzのモバイルSempron3200+。チップセットはATI RADEON XPRESS 1100。メモリは1GB。HDDは80GBとなかなかのスペック。Windows Vistaの動作環境を満たす「Windows Vista Capable PC」のステッカーが筐体に貼られておりました。光学ドライブはDVD±R2層書き込みに対応したスーパーマルチドライブ。加えてUSB2.0ポートが4つも付いたハブいらずの環境。そしてギガビット・イーサネット、IEEE802.11a/b/g対応の無線LAN環境まで付いております。

話によると、ある時からノートPCがものすごい熱をもつようになり、熱くて触れないことがあるばかりか熱暴走を起こして止まってしまうこともしばしばあるのだとか。見れば何もしていないのにCPUが常に本気モードの100%状態でした。そして何もしていないのにHDDへのアクセスが頻繁に行われている様子。フォーマットしてOSを入れなおしたほうが良さそうな状況でした。でもリストア用のディスクがない…だったらいっそ、Ubuntuを…という冒頭のようなことになったわけです(笑)。

主要なファイルのバックアップをとってから、Ubuntuのインストールを開始。これまでT女史が仕事上で使っていたアプリケーションはWineを通してUbuntu上で動かします。ところが残念なことにメインとなるテキストエディタがまともに動いてくれません。縦書き表示もできないし印刷もできない…。仕方ないのでOpenOfficeにて縦書きの台紙を作り備えることに。今までのエディタが使えなくなりましたが大丈夫かな?

それから私がHSP(Hot Soup Processor)にて開発したテキスト検索アプリケーションが、うまく動作しません。サーバーとの接続環境がwineを想定しないので毎日更新されるサーバー上のデータベースを読み込めないのです。その代わりローカル側にもデータベースを用意してあるので検索自体はできますが、データの更新が手動になってしまいます。

また、後で気づいたのですが、OpenOfficeで書きだしたテキストは文字コードがUTF-8になっており、Ubuntu標準のテキストエディタ「gedit」ではShift-JISに変換できないんですよね。そこで氷翠さんにシェルスクリプトを書いてもらい文字コードを強制的にShift-JISに変換する方法をとろうと思っております。


ネットブックでVirtualBox…番外編

ネットブックに入れた「Ubuntu 10.04」の仮想PC環境「VirtualBox」で、UbuntuベースのカスタマイズOS「MIE」を動かすことができませんでした。「MIE」がインストールできないのはとても残念です。ですので、せめてMIEっぽい雰囲気だけでも味わおうと、MIEのテーマである「GlassyBleu」を探してきてインストールすることにしました。その記録です。

 そもそもUbuntuの外観をカスタマイズするためのテーマファイルは、メニュー「システム>設定>外観の設定」画面に圧縮されたままドラッグ&ドロップすればインストールできるはずなのですが、ネット上でダウンロードしてきた「GlassyBleu_by_usuariofinal.gz」はなぜかインストールできず。仕方ないので展開してできたファイル「GlassyBleu.tar」(これもまだ圧縮ファイルですが)をドラッグ&ドロップしたのですが、これもダメ(笑)。さらに展開してできた「GlassyBleu」のディレクトリをドラッグ&ドロップすると、今度は何事もなかったかのようにすんなりインストールできました。うーん、いったい何なんだろう(笑)。

それより何より、後で気づいたのだけれど、Ubuntuソフトウェアセンターで「GlassyBleu」と検索してもインストールできますね。こっちのほうがずっと簡単で確実。今までの私の作業は何だったのかと。まさに徒労ですね(笑)。

気を取り直して…あとはテーマとして「GlassyBleu」を選べば表示が切り替わります。「Glassy…」という名称の通り、実に艷やかで洒落たテーマです。デフォルトの「Ambiance」も同様に黒っぽいテーマですが、あちらはマッドな感じが特徴でしたね。ただ、アイコン類については「GlassyBleu」のものはカラフルで目立つ感じがするので、デフォルトの「Ubuntu-Mono-Dark」のアイコンに戻しました。

 うん、いい感じ…と思いきや、純正の紫を基調とした壁紙とは合わない気が…。テーマの名称が「…Bleu」(フランス語で青)ですからね。それは合わないはずです。紫は好きな色なのでちょっとだけ残念ではありますが、せっかくなので壁紙も変更することに。プリインストールされている壁紙に良い感じのがなかったのでどこかしらで探してきたそれにしました。Ubuntuのスクリーンセーバーにこんなのがありました。さて、どうですか?

 ただ、ここまでやって私は気づきました。この作業、もはやVirtualBoxとは何の関係もないことを(笑)。


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