弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

Ubuntuにしてみないか?

仕事仲間のT女史が使うノートPC(Windows XPモデル)にUbuntuを入れました。パソコンが絶不調ということで、HDDのフォーマットをかけたのですが、リカバリ用のCD(DVD?)が見当たらないので、せっかくだから?Ubuntuを入れることにしたんです。「今までのWindowsとは違うOSで、新しいスタートを切ることになるけど、いい?」と聞くと「むしろそんなスタートを切りたかった(笑)」とT女史。そういうことで「Ubuntu 10.04」をインストール。問題は今までの環境にどれだけ近づけるかというところなのですが…。

T女史のPCは、NEC製の「LaVie LL550/G」。スノー・ホワイトの筐体は左右が一段低くなったようなデザインで薄さを演出。液晶は15.4型ワイド(1280×800ピクセル)。CPUは1.6GHzのモバイルSempron3200+。チップセットはATI RADEON XPRESS 1100。メモリは1GB。HDDは80GBとなかなかのスペック。Windows Vistaの動作環境を満たす「Windows Vista Capable PC」のステッカーが筐体に貼られておりました。光学ドライブはDVD±R2層書き込みに対応したスーパーマルチドライブ。加えてUSB2.0ポートが4つも付いたハブいらずの環境。そしてギガビット・イーサネット、IEEE802.11a/b/g対応の無線LAN環境まで付いております。

話によると、ある時からノートPCがものすごい熱をもつようになり、熱くて触れないことがあるばかりか熱暴走を起こして止まってしまうこともしばしばあるのだとか。見れば何もしていないのにCPUが常に本気モードの100%状態でした。そして何もしていないのにHDDへのアクセスが頻繁に行われている様子。フォーマットしてOSを入れなおしたほうが良さそうな状況でした。でもリストア用のディスクがない…だったらいっそ、Ubuntuを…という冒頭のようなことになったわけです(笑)。

主要なファイルのバックアップをとってから、Ubuntuのインストールを開始。これまでT女史が仕事上で使っていたアプリケーションはWineを通してUbuntu上で動かします。ところが残念なことにメインとなるテキストエディタがまともに動いてくれません。縦書き表示もできないし印刷もできない…。仕方ないのでOpenOfficeにて縦書きの台紙を作り備えることに。今までのエディタが使えなくなりましたが大丈夫かな?

それから私がHSP(Hot Soup Processor)にて開発したテキスト検索アプリケーションが、うまく動作しません。サーバーとの接続環境がwineを想定しないので毎日更新されるサーバー上のデータベースを読み込めないのです。その代わりローカル側にもデータベースを用意してあるので検索自体はできますが、データの更新が手動になってしまいます。

また、後で気づいたのですが、OpenOfficeで書きだしたテキストは文字コードがUTF-8になっており、Ubuntu標準のテキストエディタ「gedit」ではShift-JISに変換できないんですよね。そこで氷翠さんにシェルスクリプトを書いてもらい文字コードを強制的にShift-JISに変換する方法をとろうと思っております。


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