歯にまつわる幼児体験…
奥歯が欠けて激痛に襲われたため、先週から歯医者さんに通っております。今日も行ってきましたよ。
誰もが同じではないかと思いますが、私は歯医者さんに行くのが苦手です…思えば幼少の頃、小さな村に住んでいた時期がありまして、そこの歯科医は台湾から来た方でした。その先生は、悪い歯があると「ハイ、抜歯ネ!」と嬉しそうに歯を抜いてしまう恐ろしい歯医者さんだったのです。
そんな幼児体験がトラウマになっており、これまでは、歯が痛くなっては少し通って、痛みが治まればそのまま放置…ということを何度も繰り返してきました。
そのため、たくさんの虫歯がありまして、入れ歯になってしまうことも覚悟の上だったのですが、今回はどうにも痛みが治まらないため、ほぼ10年ぶりに、泣く泣く歯医者さんに行ったわけです。
するとどうでしょう。約10年の間に歯科技術も進歩していたのでしょうか? その昔に抱いていた恐怖感をあまり感じることがありませんでした。
初回はレントゲンを撮り、今後の治療方針について先生と話しました。先生によると、まずは痛みのもとになっている右上奥の欠けた歯を抜き、その近くにある歯根を抜き、親知らずを抜いてからかぶせるということでした。
また、左側の下にも虫歯がたくさんあるので、その後で治療していくとのことでした。3本抜歯する…と聞いた時は一瞬、幼少の頃の記憶がフラッシュバックして気分が悪くなりましたが、信頼できそうな先生ですので、お任せすることに。
先生と話した後は、欠けた歯に痛み止めの処置をしていただいて終了。
そして今日、2回目の治療では欠けた奥歯を抜歯しました。
大の大人が本当に恥ずかしいのですが、先にも書いた通り、私は特に抜歯に対して恐怖を感じてしまいます。ですが、1本目の抜歯は拍子抜けするくらい痛みもなく終わりましたので本当に良かったです。
いつか奥歯でおいしく食べられる日が来る…そのことを信じ、頑張って通うつもりです。