弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

Mozcのプロパティと辞書ツール

 ネットブック「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」にUbuntu10.10を入れて使い始めました。日本語入力には純正のiBUS + Anthyの組み合わせではなく、SCIM + Mozcの組み合わせで使い始めたのですが…すぐに問題が発生しました。その問題とは…。

 問題とは、SCIMの設定画面上でMozcの設定が変更できないですし辞書ツールも見つからない…というもの。日本語入力時に表示されるSCIMのツールバー上にもMozc関連のプロパティ表示と辞書ツールが見つからない…。Ubuntu9.04の時は使えていたのに…。おかしいと思い「Ubuntuソフトウェアセンター」でMozc関連のアプリケーションを検索
しますと…出てきたのが「GUI utilities of the Mozc input method」。見た瞬間「嗚呼、これだ」と思いました(笑)。すぐにインストールして念のため再ログインすると…ビンゴです(笑)。設定も辞書ツールも使えるようになりまし
た。ただし…SCIMのせいなのか画面のGUIが古くさい(笑)。まるで往年のJavaアプリのようなGUIなんです。「これはないだろう…」

写真は…参考のために言語サポートのウィンドウと並べて表示してみました。

Mozcのプロパティも辞書ツールも頻繁に使うものではないのですが…やはり気になる。ということで、iBusに対応したMozc「Mozc engine for IBus」をインストールして確認してみることにしました。

IBusの設定画面でインプッドメソッドにMozcを追加。優先順位をAnthyよりも上位にしましたがすぐに使えるようにはなりませんでした。やはり再ログインが必要でしたよ。

再ログイン後はiBusでMozcが使えるようになりましたが…やはり残念ながらプロパティも辞書ツールもGUIが古くさいままでした(笑)。ガッカリ。

従来はSCIMとAnthyの組み合わせが最強だと思っておりましたが、SCIMとMozcの組み合わせではSCIMの優位性が薄い気がします。だったらSCIMにこだわらずiBusでいいのでは…と思い直し、iBusメインで使っていくことにしました。
SCIMは…放置しておいても良いのですが一応Ubuntuソフトウェアセンターから削除しておきました。自動で「Mozc for SCIM」も削除されました。IBusのAnthy自体も不要になるので、ここでAnthy辞書エディタも削除しておきます。Anthy自体はIBusの設定画面で削除します。

改めて思うこと…。とにかくMozcは優秀。使い安いことこの上なしです。日本語入力に対してなんの不安もなくなることは多大なストレス軽減になります。あとは入力する文章の内容にさえ注力すれば良いことになるのですから。


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