弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2010-02-17の日記

電子手帳とiPhone…

 iPhoneを手にして機能の一端に触れた時、かつて電子手帳を手にした時と同じような感覚を覚えました。電子手帳…嗚呼、懐かしい(笑)。初めて手にしたのは中学生のころだったと思います。今日は電子手帳について振り返ってみます。

 中学・高校時代は、PDAが出回る前に流行っていた電子手帳を愛用していました。デジタル機器が好きだったので、初めて手にした時は心躍りましたね。パソコンから少し遠ざかり始めた時期だったので、外でも使える実用的な電子手帳が便利だと思ったのでしょうね。

最初は電卓のような形の電子手帳を持っていたはずですが、どのような製品だったか思い出せません。確か、漢字の表示ができないタイプだったと思いますね。大量のメモを挟んだりしてパンパンに膨れあがったアナログの手帳をポケットに詰め込もうとする父親に「これからは電子手帳の時代がくると思うよ」なんて偉そうなことを言った記憶もあります(懐)。

その後、私のひと言が影響したのか、父親がソフトカバー(手帳タイプ)の50音入力の電子手帳(シャープ製)を購入。漢字入力もできて何よりカッコイイ。凄く大人な感じがしたので、私もねだって買ってもらいました。

私が手にした電子手帳は、父親のモデルの後継機で、外側がハードカバータイプの電子手帳でした。ただし、その機種はローマ字入力だったため、最初は戸惑った覚えがありますが、慣れると快適でした。とは言え、使っていた機能は掛ける機会もメインのアドレス帳機能とちょっとしたメモを書くのに使っていたくらいです。

ですが、私の機種はカードスロットで機能が拡張できたので、四柱推命の占いカードやゲームのカード(倉庫番みたいのだったと思う)を購入して遊んでいた記憶もあります。当時、電子手帳を使う子どもなんて少なくとも私の周囲にはいなかったので、珍しがられたり羨ましがられたりして、ちょっと嬉し恥ずかしな感じだったことも記憶にありますね。今思えば、オヤジ的思考の持ち主だっただけなのですけれども(笑)。

そんな電子手帳ですが、思い出の品として今も大切に保管してあります。電池を入れれば動くはずです。ただし、動作電池のほかにメモリ保存用電池を入れる必要があるので、過去のデータは失われていると思います。

そうしたことからも分かりますが、情報のバックアップが難しいですね。今ならばPCと端末とWEB上で同期・バックアップが簡単に取れますからね。本当に便利な時代になったものです。

さて、今日はiPhoneでPCとの同期を簡単にする方法を考えなければ。


USB1.1のiMacでiPhone接続…

iPhoneとパソコン(我が家はMacです)を接続するためには「USB 2.0」ポートが必要とシステム条件に記載されております。そうなると妻のiMac(Flat Panel)ではダメということになります。

そのため、妻は長年に渡って集めてきた大量の曲(26GB!)を引っ提げて、私のiMac(Late2007)に乗り込んでくるつもりでいたようです。ですが「どうも間借りする感じがして納得がいかないわね」ということで、私のネットブック「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」を母体としてiPhoneを使うことにするようです。

ここまでが今朝までに決まったこと。その際に妻は「私のiMacではダメだって言うけれど、本当にダメなのか試してみる」と言い、iPhoneにケーブルを差し「USB1.0」のポートへ…。すると充電が開始され写真を取り込むためにiPhotoが起動するではないですか…。「もしかして、できるの?」不安そうな妻の顔にうっすらと浮かぶが喜びの兆し(笑)。

ところがiPhoneとの同期のために必須のiTunesが立ち上がりません。「やっぱりダメなものはダメなのね…」とこの世の終わりを迎えたかのような暗い表情で落胆する妻(笑)。ふと気になってiTunesのバージョンをみると「iTunes 7」でした。古いっ! ですので、iTunesをアップデートすることにします。私の予想では「もの凄く遅くて非推奨的だけれども、かろうじて転送はできるのではないか…」と。「余りに遅いのでシステム条件からは漏れているのではないか」と予想しているのです。理論値的には「USB 2.0」が480Mbit/s、「USB 1.1」が12Mbit/sですからその差40倍ということになるのですが…。試してみる価値はあります。

「そうと決まれば、まずは試すのよっ!」と言われ、さっそく「iTunes 7」から「iTunes 9.0.3」にアップデートしてみます。妻によるとこれまでに何度もアップデートを促すメッセージが表示されていたようなのですが、以前私が「安易なアップデートは時に大きなリスクとして跳ね返ってくる場合がある。努々(ゆめゆめ)注意されよ…」と言ったのを忠実に守っていたとのこと。嗚呼、こればかりは守りすぎですね(笑)。

さて無事にアップデートし再起動後、祈るような気持ちでiPhoneを接続します。そうです。これが失敗したら私のiMacかネットブックが占領されるかもしれないのです(笑)。

結果は…やった!成功です。

できれば自分のMacでiPhoneを繋ぎたい妻、
そして、パソコンを占領されることは回避したいという私の思惑がピッタリと一致。

互いに手を取り合って喜んだのは言うまでもありません(爆)。


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