バッテリーチェッカー
昔から気に入って使っておりますSONY製のバッテリーチェッカー(BC-322D)が、ある日突然動かなくなりました。長いこと、私のガラクタ類が入っている引き出しの常連となっていたものだったのですが、Wiiリモコンやらワイヤレスキーボードやら、最近になって乾電池を使う機会が増えましたので、ご登場願い多用していたものです。このSONY製のバッテリーチェッカーは単1から単5電池と006P電池の残量を調べることができます。マイナス側の端子は共通で、そこを起点に書く電池の大きさに合わせた位置のプラス端子に接触させると動作します。マイナス側の端子はスプリング構造になっているため、プラス側の端子に接触させる時にスムーズなのが良しです。電池の残量は、緑(まだ使える)、黄(そろそろダメかな)、赤(ゴメン、もう無理)の3色のLEDで教えてくれます。シンプルで良いです。
私は気に入ったものは長く使い続けたい人です。ただし、完成させ自己完結している物が対象です。パソコンのように次々に新しいハード、ソフトが登場してめまぐるしく情勢が変わる物は別です。バッテリーチェッカーとして完成させているBC-322Dは私の中でこれ以上なく素晴らしい製品なのです。
ところが突然BC-322DのそのLEDが全く光らなくなったのです。チェックした電池の残量がLEDを光らせることもできないくらいカラッポなのだと思ったのですが、真新しい電池をチェックしてもLEDが光らないのはおかしい(汗)。妻によると三男が随分これで電池をチェックして遊んでいたとか(笑)。「そのせいで壊れたのかもしれない…気に入っていたのに残念だ」と思い捨てようとしました。
その時です。BC-322Dの底部分に何かが入るようなスペースがあるのを見つけたのは。携帯電話ならばSIMカードが入るような隙間です。「バッテリーチェッカーにメモリー電池など必要ないだろうし…」と思いつつ、精密ドライバーでこじ開けてみると…ボタン電池が入っておりました! なるほど、これで謎が解けました。このバッテリーチェッカーは電池のバワーがない時にもLEDを光らせるのだと。そのための電池なのだと。
急いで電池を買いに行き、入れてみると…無事に動いてくれました。良かった、これでまた戦える(笑)。