ザクに乗った！酔った！

　去年からずっと興味を持っていましたアーケードゲーム「機動戦士ガンダム 戦場の絆」をやってきましたよ。
もう第一次ブームは去ってしまった感はあるのですが、私の中ではずっと「旬」でした。今日、仕事仲間に「乗りに行きません？ガンダムに」と誘ってもらいまして、「行く行く」と（笑い）。「ギャンにも乗れるのか？」「コックピットの中にマニュアルはあるのか？」と質問して仕事仲間を困らせてしまったり…。おそらく私は、少しはしゃいでいたのかもしれません。その後、とんでもない事態になるとも知らずに…。

　「機動戦士ガンダム 戦場の絆」はゲームをする前にパイロットカードを作らねばなりません。この時、連邦またはジオン公国のどちらかを選びます。シャアザクやギャンが好きな私は、迷わずジオン。いつかギャンに乗ることを夢見て、マ・クベ大佐を模した名前で登録しました。

　最初はザクでスタートです。仕事仲間の話だと、ギャンに乗るにはかなりやり込まなくてはならないとのこと。民間人からスタートして、大佐になるには相当時間がかかるのでしょう…

　ゲームは、コックピットを模したカプセル？ドーム？の中でプレイするスタイル。両手の操縦桿で前進、後退、左右移動、旋回などの機体制御、その先のスイッチでロックオン、射撃、格闘などを行います。足下にはペダルがありまして、左はブースト（加速）、右はバーニア（ジャンプ）を行うことができます。

　何しろドームの中＝コックピットですから、スクリーンが湾曲していてムードがあります。機体を操っている感覚がリアルです。ですがその分、乗り物酔いもひどい…。500円で２ゲームできるのですが、初めての１ゲーム目で突然の目眩に襲われ、２ゲーム目には吐き気を覚えました。

　ゲームを終えフラフラになって外に出ると、仕事仲間は平然としています。う?ん、成績も今イチでしたので、私はモビルスーツ乗りにはなれないかもしれません。でもすごく楽しかったので、ぜひまた乗りに行きたいです。いつか、ギャンに乗れると良いのですが。

　余談ですが、家に帰ると出迎えてくれた妻が「あなた、顔色が悪いわね。どうかしたの？」と。
「ちょっとモビルスーツに乗ってきたから…」
「え？　何を言ってるの？　顔が真っ青だけど…ご飯、食べられる？」
「ご飯は少し休んでから…」と答えた私は、フラフラと倒れ込むように横になり、それでも興奮冷めやらぬまま「機動戦士ガンダム 戦場の絆」について妻に長々と説明。
腕組みして私の話を聞いていた妻は、
「具合が悪くなるくらいなら、やらなければいいのに」とピシャリ。
あう?。そのうち乗りこなしてみせます…きっと。