弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

IBM製キーボードの続き

IBM製「ラピッドアクセスキーボード2 KB-9930」の英語版が入手できたので、会社のWIndows98SE機に繋いで使い始めました。安価なキーボードではありますが、それでもIBM製。メンブレン方式の柔らかなタッチでもしっかりとした打鍵感はありますし、節度も良くて使いやすいです。ですが、気になる点が少しだけありますね…今日はそのお話。

まずは本来ならばMacのキーボードが使いたい私のために必須のお約束…WindowsキーとAltキーの入れ替えを行います。これは機能もさることながら、キートップそのものを外して物理的に入れ替えてしまいますよ。なぜならば、私は左WindowsキーをMacで言うところのコマンドキーに見立て、それとの組み合わせで日本語入力のオンオフだったり、コピー&ペーストなどの操作がしたいからです。

Macのキーボードにあるコマンドキーの役割は、本来WindowsではCtrlキーが受け持っているのですが、使わないWindowsキーをCtrlキーにすることで、Macのコマンドキーと同じように使えるというわけです。ですが、Macではスペースバーの左横がコマンドキー、その左横がAltキーになっているのに対し、WindowsではAltキー、Windowsキーの順になっております。ショートカットキーを押す時にその微妙な違いが気になるので、物理的に取り替えてしまおうということなのです。

キーの機能の置き換えについては、Windows用の「猫まねき」というアプリケーションにて、既に設定済みです。見た目Windowsキー(中身Altキー)をCtrlキーに置き換え、見た目Altキー(中身Windowsキー)はAltキーに置き換えてあります。また、私は昔のMacのキーボードのようにAキーの隣にCtrlキーが欲しいため、CapsLockキーをCtrlキーにしています。以上のように設定しますと、なんと左側にCtrlキーが3つ割り当てられていることになります(笑)。

 

 

 

 

 

それと「ラピッドアクセスキーボード2 KB-9930」で最も気になるところについて書いておきます。それはカーソルキーのところにあるグレーのキー2つ。これはページ送りに関するキーなのですが、間違って押してしまったり邪魔に感じるので、思い切ってキートップを外してしまいました。キートップを外したことでできた穴には、ホコリ対策のためメラミンスポンジを切って突っ込んでおきました。ちょっと格好が悪いのだけれど、これでばっちりです(笑)。


IBM製の英語キーボード

IBM製の「ラピッドアクセスキーボード2 KB-9930」

IBM製の「ラピッドアクセスキーボード2 KB-9930」

会社のWIndows98SE機に、先日購入したUNITCOM製の「estα キーボード」を使っていると書きました。Enterキーが英語キーボードのように長方形をしていて、その周囲のキー配列がちょっと変わっているマニアックなキーボードです。ですが、やっぱり日本語キーボードには変わりなく、MacBook Pro(Early2011)が英語キーボードなので会社でも同様に英語キーボードを使いたいなぁと思っていたら、いい感じのキーボードを入手できました。その話です。

 

 

それはIBM製の英語キーボードです。IBMのデスクトップPC「Aptiva 2190」などに付属していたり、単体で安価で売られていたキーボード「KB-9930」です。「KB-9930」は安い割に作りがしっかりしていて悪くないという評価でしたから、その英語キーボードを見つけて飛びついたわけです。本当はMacの英語キーボードが欲しかったのですが、仕事で使うのであればこれで十分と思います。

KB-9930のラピッドアクセスボタン

KB-9930のラピッドアクセスボタン

CDコントロール

KB-9930のCDコントロール

 

このキーボード、名称は「ラピッドアクセスキーボード2」と言い、7つの色分けされたボタンで任意のアプリを起動できたり、CDコントロールボタンまで付いております。ただし、これは専用のドライバを入れて設定をした場合の話。 専用のドライバを入れると設定できるみたいですが、私はキーボードに余計なキーは不要だと思っているので使いませんけれども。「英語キーボードである」それだけで十分(笑)。

購入した英語キーボードをさっそく会社のWIndows98SEマシンに接続して使ってみます。ところが日本語キーボードとして認識され、「Esc」キーの下であり「1!」キーの左隣にある「〜`」キーが、ものの見事に「半角/全角」キー扱いになっているんです(笑)。確かに日本語キーボードの「半角/全角」キーの位置と同じだからって、それはないだろう…と思うのですが、今まではUSB接続の日本語キーボードを接続していたのですから仕方がないですね。

そこで、コントロールパネル内「システム」からタブ「デバイスマネージャ」へと進み、キーボードのドライバを確認します。当然、私の環境では「106 日本語(A01)キーボード (Ctrl+英数)」となっておりました。この他にHID 互換キーボードというのが接続されておりましたが…これがUSBキーボードのことでよろしいのでしょうかね。

取りあえず日本語キーボードのドライバを選択して削除しました。これで再起動すれば、Windowsが自動認識して英語キーボードのドライバが入るはず…と思ったら甘かった。勝手に「106 日本語(A01)キーボード (Ctrl+英数)」のドライバが戻ってきました(笑)。やっぱり手動で何とかします。先ほどのデバイスマネージャで日本語キーボードのドライバを削除し、コントロールパネルのデバイスの追加から英語キーボードのドライバを追加します。選んだのは標準キーボードである「101/102英語キーボードまたは Microsoft Natural Keyboard」というドライバ。

それで再起動…あれ?やっぱり「106 日本語(A01)キーボード (Ctrl+英数)」が戻ってくる。デバイスマネージャのキーボードの欄を確認すると、英語と日本語、2つのドライバが仲良く並んでおります(笑)。 そこで次に考えた方法がドライバの中身だけ変更する手法。まずは英語キーボードのドライバを削除し、日本語キーボードのドライバのプロパティから、ドライバの更新を選択し、ここで英語キーボードのドライバを選ぶようにすると…やっとうまくいきました。

先日購入したばかりのUNITCOM製キーボード「estα キーボード」は、会社のMacに繋いで使おうかなーと思っております。とにかく、快適な文字入力環境で仕事ができるのは嬉しいことです。


子ども達用のキーボードとか…

 キーボードネタをもうひとつ…。子ども達のパソコンにしたiMac(FlatPanel)用に先月購入したキーボード「-estα キーボード」(UNITCOM製)ですが、JIS配列なのにエンターキー回りのキーが英語キーボードっぽい味付けがされているという余りにマニアックな仕様で私好みのため、これを会社で使っております。代わりに別のキーボードをiMac(FlatPanel)用に購入して使ってもらっているのですが、それがイマイチだったんですよね。そのお話です。

 「-estα キーボード」の代わりに購入したキーボードは、テンキーのないコンパクトなUSBキーボードです。ノートPCのようなパンタグラフ式のキーが特徴ですが、「半角/全角キー」がスペースキー付近にあったり、カーソルキーの周囲のキーなど配列が少々おかしい感じがしますね(笑)。

 タッチも良くないですし、もう少し吟味すれば良かったです。いっそ「-est α キーボード」をもうひとつ買えば良かった。少しケチってしまったのが失敗でした(笑)。値段の割には本当に「-est α キーボード」は良い品だと思います。キー配列が一般的ではないため売れないんじゃないかと、私が心配になってしまうほどに(笑)。

 ですが、子ども達に聞けば「キーボードが使いづらいかどうか?そもそも何が使いやすいのかさえ全然わからないよ」とのこと。余計な心配をしていたみたいです。ちょっと安心しました(笑)。

 それと…余談ですが、この時にマウスも3つ購入しました。新たに購入したのは1mのUSB延長ケーブル付きのマウス。この延長ケーブルが欲しかった(笑)。実はこのマウス、すでに妻が使っておりますピンク色のマウス(先日修理したやつ)と同じものです。

 購入した3つのマウスはまたピンク(妻用)、ブルー(子ども達用=1枚目の写真参照)、レッド(私用)ですが…私はできればBluetoothマウスが欲しいんですよね(笑)。もちろん、AppleのMagic Mouth。予算的にしばらくは買えませんけれども。


Apple Keyboardの分解…

 初期型iMac(タンジェリン)に付属のApple Keyboardを分解修理してみました。ちょっと前の話になりますが、その記録です。

 タンジェリンのApple Keyboardは、もともと仕事でApple Keyboard(ボンダイブルー)を使っていた私が、予備のために用意していたキーボードだったんです。ところが、妻がApple Pro Keyboard(黒)にコーヒーをこぼして不調になったため、タンジェリンのApple Keyboardを使ってもらうようにしたのですが、何日もしないうちにまた妻がコーヒーをこぼしまして、以来いくつかのキーが認識しなくなってしまいました(笑)。

 ただし、仕事で使う分には問題ないレベルだったので会社で使うことにしたまでは良かったのですが、不思議なことにだんだんと認識できないキーが増えていき、まるで使い物にならないほど劣化したので、それから1年くらいの間、放置しておりました(笑)。

 久々に修復を試みたのですが…まずはその前に全キーを押して認識できないキーを調べてみました。すると誰かさんのクラリネット以上に使い物にならないことが分かりましたよ(爆)。以下のキーが認識できませんでした。

F7   F8   Return   〜^   BS   ctrl]」   shift   Z   X   C   V   NM   _   capslock   alt   command   英数space   カナかな   command   →   ↓   ←numlock   help   home   pgup   =(テンキー)/(テンキー)   *(テンキー)   ,(テンキー)

 どうですか? なかなかカオスな状況でしょう?

 さて、それではタンジェリンのApple Keyboardを分解して修復を試みることにします。キーボード裏面はケーブル付近にネジ4本が使われております。それを外し、前側のはめ込みの部分を外すと、キーボード上面のクリアホワイトの枠が外れるのですが…はめ込みの部分がとても壊れやすい…。実際に何ヶ所も壊れてしまいました(笑)。まぁ、過去の経験から、多少カバーがパカパカするくらいで別に問題はないですけれども(笑)。

 クリアホワイトの枠を外したら、次はキーボードの基盤を外します。ケーブル付近のネジを3つ外し、キーボード上のキーを外しますと、ctrlキーとAキーの間、returnキーとテンキーの4キーの間にそれぞれネジがあります。それを外すとタンジェリンのカバーと、キーのプリント基板を納めているユニットが分離します。

 次にユニットの裏面を見ると、異常なほどたくさんのネジで止められていることに気が付くでしょう。上部に基盤があり、これはネジ4本で外れるのですが、キーボードのユニットに納められているプリント基板にたどり着くには、そこからさらに28本のネジを外す必要があります。ネジをすべて外すと、ユニットの表面(キーをはめるプラスチック側)と裏面(プリント基板が貼られている金属側)が分離します。その基板がコーヒーらしき色にところどころ染まっておりました。

 プリント基板は2枚あり、それぞれ透明なカバーが付くので計4枚あるように感じます。それらを速乾性のアルコール消毒液で清掃(この方法が正しい方法とは到底思えませんが…)しました。後はずれないように確認しながら、元に戻します。すごく大変な作業ですが、頑張りました(笑)。

 ネジを付けたり外したりする作業って、不思議と最後にネジが余ったり、足りなくなったりしませんか? 今回はなぜか1本足りなくなりました。まぁ気にしませんけれども(笑)。

 最後にキーを取り付けます。iPhoneで写真を撮っておいたので、それを見ながらパチパチとキーをはめていきます。ちょっとしたパズル気分を味わってついにキーボードの修復が完了です。いや…安心するのはまだ早いです。認識できなかったキーが認識できるようになってこその修復完了ですからね。ちょっぴり緊張しながらUSBケーブルを差します。そして文字入力…ダメだこりゃ(爆)。状況は全く改善されてないです…はい、このキーボードは天寿をまっとうしたと言うことで処分することにします(笑)。


言語環境…

 JISキーボードがUSキーボードとして誤認識されてしまう問題がありまして、アカウントを新規作成することで回避されたかに見えたのですが、再度キーボードの誤認識が起こってしまいました。あれこれ設定を見直しているうちに、日本語入力そのものができなくなり閉口しました。そこで考えた究極の手段とは…。

 いっそのこと、言語環境そのものを一度変更すれば良いのではないか…ということです。JISキーボードがUSキーボードとして認識されるのなら(無論、原因は分からないのですが…)、言語環境をUSにすれば、今度はJISキーボードとしてご認識(?)されるのではないか…という極論に達した訳です。
 そこで、実際に試してみると…成功です(笑)。カギ括弧がきちんと打てるではないですか。しかも、ことえりも生きているので普通に使えます。ただし、元々日本語で付けた名称のファイルや日本語しか存在しないメニュー以外はすべて英語化されています(当たり前なのですが…)。

 「今度はそっちかよっ!」という感じなのですが、取り合えずOS Xのメニューくらいの英語なら分からなくもないので、しばらく英語環境で日本語を使っていこうと思います。


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