昨日に引き続き、会社のPower Mac G4にMac OS Xを入れる作業を行いましたが、残念ながらMac OS X 10.3のアップグレードCDが見つからなかったので、とりあえず今回は10.2にとどめておくことにし、ソフトウェア・アップデートで最終バージョンのMac OS X統合アップデートによって10.2.8にしました。
Mac OS X統合アップデートをかけると、Safari 1.0もインストールされました。思えば…Safariの発表当時、Appleがリリースするブラウザということで当時、私の中では期待が高まっておりましたね。現在のMac OSと同様にアルミ調のウィンドウが新鮮だったのですが、実際に使ってみると思ったほどの良さを見いだせず、レンダリング性能も今ひとつ。正しく表示できないページも多かったりして、がっかりした覚えがあります。
以前にも紹介しておりますが、「Camino」はFirefoxにくらべ機能は劣りますが軽量な動作が魅力。古いMac OS Xで使うブラウザとしては最適なのです。で、Mac OS X 10.2で動作する「Camino」の最終バージョン1.0.6のマルチリンガル版をインストールしました。これで大丈夫です。…とは言ってもこのマシン、実はメール確認とファイルを開いてのチェック、関連会社へのファイル送信が主な用途であり、ブラウザを使うことはほとんどないようなのですが(笑)。
会社のネットワーク上には、色々なOSが混在しています。Windows98、XP、Vistaはもちろん、7を使っている人もいたかな? それからMac OS 9.xがごく一部で使われています。そしてMac OS Xは10.3〜10.6があります。一番多いのは10.4でしたが、最近は10.5にアップグレードする傾向にあるようです。そんな今日はMac OS 9.1が搭載されているマシンにMac OS Xをインストールした話です。
Mac OS 9.1からMac OS 10.4.11にサーバー用アプリを導入して構築したファイルサーバへの接続に数分もかかるという話を聞きました。ネットワークへの接続が遅い理由が分かりませんでしたので、この機会にMac OS Xをインストールすることを提案し、実際にやってみることにしたのです。
まずは手持ちのMac OS X 10.0(笑)。全然使い物にはならなかった新OSお披露目バージョンです。なぜこのOSを入れたかというと…次に入れるのがMac OS 10.2のアップグレード版だからです。ところがいきなり10.2が入らないことから、Mac OS X 10.1.5を入れてから、10.2を入れました。
すると今度はClassic用のMac OS 9.1を同9.2にアップデートせよというダイアログが表示されたので、それに従ってMac OS 9.2をインストール。そこまでしてから次は10.3のアップグレード版、10.4のアップグレード版まで進もうと思ったのですが、10.3のアップグレード版が見つからないんです(笑)。しかも10.4はDVD版のため、CDドライブ搭載のPower Mac G4ではインストールできないです(泣)。取りあえず10.2の最終バージョンまでアップデートして今回は終わりとし、10.3が見つかり次第、次に進むことにしようと思います。