弐条海月の とはずがたり

そこはかとなく書き綴るブログなるもの

» 2010年12月の日記

大晦日、そば打ちに挑戦

 年越しそばを自分で打ちました。うどん、パスタなどを作ったことはありますが、手打ちそばは初めて。ですが、うどんやパスタより簡単に、十分美味しいのができました。もちろん、上を求めたらキリがないですし、そば打ち専用の道具などもありませんが、あるものだけで十分楽しく美味しいそばができるものですね。今度から趣味のひとつに「そば打ち」を加えたいくらいです(笑)。

 私には、自分でそばを栽培してそば粉を作り、そばを打つ伯父がおります。手打ちそばは奥が深いと聞いていたので、自分でやってみたいと思ってもなかなか実現できないでいたのです。

 今年こそはと思い立ち、まずは新得産のそば粉を用意。…失敗したときのために別に乾そばを用意していたのは内緒ですよ(笑)。

 今回は晩ご飯の後に食べる年越しそばですし、初めてのそば打ちなので購入したそば粉の半分である150gを使い、そこにつなぎとして強力粉30gを加えました。本当はそば粉だけで打つ「十割そば」を作りたいのですが…それはおいおい。

 ボウルにそば粉と強力粉を軽く混ぜ合わせておき、中央をへこませたらそこに水90ccを一気に投入。そぼろ状になるまで指で混ぜていきます。この時、そば粉がぼろぼろになり粉っぽさがなかなかなくならないので「水が足りないかな?」と不安になるのですが大丈夫です。しばらく混ぜていると全体的にしっとりしてきます。そうしたら、そぼろ状のそば粉をまとめていきます。

 手のひらで押すようにしながらそぼろ状のそば粉をまとめてこねていくと、ツヤが出てきてきれいな団子状になっていきます。表面のしわを取るようにこねるのがコツだと思います。

 それから打ち粉をしたまな板に生地を乗せてのばしていきます。最初は丸く、それから角を出すように四角くのばしていき、表面にも打ち粉をしてから折り畳んで包丁でお好みの細さに切ります。私は歯応えのあるそばが好きなので、厚めに切りましたよ。

 後は沸騰したお湯で1分ほど茹で、冷水で軽く洗って引き締めれば完成。そばつゆは、妻が鶏ガラをベースにひな皮を加えてとったスープで作ったものです。美味でしたよー。


iMac G4のメモリを2GBにしました

 iMac G4(Flat Panel)用に注文していたメモリが到着したので、さっそく取り付けてみました。結果的にはこれで十分満足とはいかないまでも、今までとは雲泥の差。とりあえず少しは使える仕様になりました。今回はその記録です。

 このiMac G4(Flat Panel)はPwoer PC G4 1GHzプロセッサを搭載。純正のメモリはデスクトップ用のDDRで256MBのもの。そのほかに裏蓋を開けるだけで交換できるスロットがありまして、そこにはノートPC用の小型の512MBメモリを増設し計768MBで使っておりました。

 それこそiMac G4を購入した当時、このパソコンに搭載できるメモリは最大で512MB×2の計1GB(1024MB)だったのですが、今は1GBのメモリモジュールが発売されており、実際には1GB×2で計2GBまで認識可能とのこと。ですので今回はそれぞれのスロット用に1GBのメモリを購入してみたのでした。

 ノート用の小型のメモリは、表裏に積載されているメモリチップの数こそ同じですが、1つひとつのチップの容量が32MBから64MBに増えており、片面8個のチップが両面で16個、計512MBから1024MBに増えているというわけですね。

 一方、デスクトップ用のメモリは、もともと32MBのメモリチップが片面だけ8つ付いており計256MBだったのですが、新しいメモリモジュールは64MBのメモリチップが両面に計16個付いており1024MB。このメモリだけで見ると4倍のパワーアップを果たしたことになります。

 これから結果を体感できると思うとワクワクしますね。これで満足できて、しばらくの間使えるといろいろとありがたいのですが…。


自分専用のことえり辞書を作る

 今日は通常の仕事ではなくて大掃除でした。不思議なことに今年は大掃除を終えてもなお、年末ムードが盛り上がってきません、私の中で(笑)。そして明日はいつもより早く出社せねばならないので早めに寝るつもりですが、そんな私が今日行ったことはMac純正の日本語入力環境「ことえり」で使う自分専用の辞書、その名も「海月辞書」の作成です。

 自分専用辞書を作成するにあたり、どういった単語を学習させるのが一番効率的なのか考えてみます。ですが、その答えはすぐに出ることでしょう。なぜならば、自分が書く文章を構成する単語がストレスなく入力できることにほかならないからです。自分が使いやすい環境にするためには自分がよく使う単語を覚えさせるのが一番効率的な方法となるのです。

 自分専用辞書の作成には事前の準備が必要です。まずはこの日記の文章全てをWordPressのエクスポート機能で書き出します。すると容量6.33MBのXMLファイルがダウンロードされました。次にできたxmlファイルからタグを取ります。それをWindowsのATOKにあるAI辞書を鍛える機能を使ってユーザ辞書化する必要があります。

 続いて、出来上がったATOKのユーザ辞書をテキスト書き出しします。このテキストはタブ区切りになっております。そこからは「ことえり」が認識出来る形式にテキストを整形する作業が必要になります。

 最初にテキスト書き出しした状態ではこうなっております。空白部分はタブです。

よみ	読み	品詞

 「ことえり」が認識できるテキストファイルの中身は以下のような感じになります。

"よみ","読み","品詞"

 ですので、改行コードの「\r」を「”\r”で」置き換えてみます。これで行末に「”」が入り、次の行頭にも「”」が入ることになります。ただし、一番最初の行頭と最終行の行末には「”」が入らないのでここは手作業になります。

 次にタブコード「\t」を「”,”」で置き換えます。これでテキスト整形は終わりなのですが、品詞をいくつか変更する必要があります。「名詞サ変」を「サ変名詞」にするなどです。

 できあがったテキストの内容をざっと見て、いくつかおかしな単語を削除して2228行。これを「ことえり」読み込ませます。ダブりがあったのか登録できない言葉があったのかは分からないのですが、実際に登録してみると語数は1830になりました。

 これがことえりの性能にどんな影響を与えるのか…楽しみにしております。
もしかしておかしなことになったりして(笑)?


Macに特化したFirefoxを試す…

 iMac G4でMac OS X 10.5 Leopardを動作させております。少しでも軽いブラウザを使いたいと思い、非公式ながらMacのためのFirefoxを配布しているサイト「Firefox lzyc」(http://fox.lazycat.info/)で、Power PC G4に特化したFirefoxをダウンロードしてみました。

 このサイトではG4 Processor、G5 Processor、そしてIntel Processorのそれぞれに特化したFirefoxがダウンロードできます。ただし、あくまで非公式でノンサポート。自己責任で使う必要があります。

 残念ながらFirefoxの最新版(この記事の時点では3.6.13)ではなくて 3.5.5でした。ダウンロードするとファイル名がFirefoxではなく開発コードネームのShiretokoでした(笑)。確か以前UbuntuでFirefox3.5をダウンロードした時もShiretokoだったことを思い出しました。

 一目で分かる通常のFirefoxとの違いはアイコン。地球ではなく林檎(アップルマーク)を抱いたアイコンが秀逸です。起動こそCaminoほど早くはありませんが、ベースのFirefoxよりShiretokoのほうが早いのではないでしょうか。

 ただし、初めての起動時は言語リソースが英語となっておりますから、メニューバーを「Firefox>Prefarence」とたどり、Contentタブの下にあるLanguagesにて日本語を追加、順位を一番上に上げておきます。次の起動時からは日本語でサイトが表示されます。ですが、メニューは英語のままなので万人受けはしないかもしれませんね。

 実際に普段よくみるサイトを巡回したりYoutubeで動画を再生してみましたが…かなり快適に動作してくれました。同じ Gecko エンジンを搭載したブラウザ Camino と比べても遜色ないですね。アドオンなどを追加して使いたいならばこちらのShiretoko(Firefox)のほうが良さそう。

 とにかく iMac G4はIntel CPU ではないのでGoogle Chrome が使えないのは残念ですが、しばらくこのShiretoko(Firefox)を使ってみようと思います。


iMac G4でMac OS X 10.5 Leopardを快適に使うために…2

 iMac G4(FlatPanel)のOSをMac OS X 10.5 Leopardにしました。少しでも快適に使うための方法を探っておりますよ。今日はFinderのアニメーションエフェクトを無効化する方法。

 今日はシステム環境設定からは変更できないFinderのアニメーションエフェクトを無効化してみたいと思います。対象はMac OS 9時代からあるFinderのスプリングフォルダの動作時の挙動です。

 例えばHDやフォルダのアイコンにファイルをドラッグして(ドロップはしませんよ)ちょっと待ちますと、HDやフォルダの中身がビョーンと開きます(笑)。それがスプリングフォルダのアニメーションエフェクトです。これを停止することによりスプリングフォルダ展開時ので体感速度がかなり上がります。

 作業は簡単。ターミナルから以下の構文を入力するだけです。

defaults write com.apple.finder DisableAllAnimations -boolean true
killall Finder

 1行目でアニメーションの無効化を、2行めでFInderを再起動しています。たったこれだけでFinderの動作を高めることができるので便利ですよ。どうしてもアニメーションエフェクトが好きなんだというならば仕方ないですけれども(笑)。

 ちなみに、アニメーションエフェクトを元に戻す場合は、ターミナルで以下の構文を入力します。

defaults delete com.apple.finder DisableAllAnimations
killall Finder

 これだけでアニメーションエフェクトが有効化されます。便利ですね。


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