iMac G4(FlatPanel)のOSをMac OS X 10.4 Tiger から Ubuntu 10.04 PPC版に、そしてMac OS X 10.5 Leopardを入れました。10.5.8までアップグレードしましたが、現状ではテキスト入力と簡単な画像加工くらいは快適にできますが、まだまだ満足できる環境とは言いがたい状況。それを解決するためにいくつか試してみましたよ。それについて書きます。
インストールは通常のMacのインストール画面と全く同一です。印象としては10.5 Leopardの時よりもインストーラーの画面が見やすくなっていますね。10.5の時はネットブックで表示すると大きく画面からはみ出していたので、インストールを進めるために「タブキーを○回押してエンターキーを押す」みたいな動作が必要で大変だったのです。まぁネットブックの液晶解像度(私の「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」は1024*576)と同様のMacのハードウェアがないので表示されないのは至極当然のことなどだけれど(笑)。まぁそれでも10.6になってずいぶんネットブックに優しくなった印象です(笑)。
次にMac OS Xインストールの画面が表示されます。あらかじめHDの中身をフォーマットしていなかったり、Macをインストールするパーティションを切っていなかった場合は、上部メニューのユーティリティから「ディスクユーティリティ」を選択して準備しましょう。一応書いておくと、「ディスクユーティリティ」のウィンドウで内蔵HDを選択し「パーティション」を選択、ボリュームの方式で必要な数にパーティションを切ります。その際にはオプションでGUIDパーティションテーブルにしておきます。Macを入れたいパーティションは「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」でフォーマットします。その他のパーティションは入れたいOSに応じてお好きなように。パーティションをあらかじめ切ってあり、それを変更したくない方は、ウインドウ左側のリストからMacをインストールしたいパーティションを選択し、タブの消去をクリック、「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」でフォーマットします。
Mac OS Xのインストールを続ける方は「続ける」のボタンをクリックします。ソフトウェア使用許諾に「同意」すると、インストール先ディスクの選択画面になりますので、Macをインストールしたいディスクを選びます。この後は「インストール」ボタンを押せばインストールが始まるのですが、私はOSインストール時に余計なものを入れたくないので必ずカスタマイズしています。その場合は左側にあるボタン「カスタマイズ」を押します。
昨日の日記では「あらかじめ『NetbootBootMaker』というアプリを入手…」と書きましたが、肝心の「NetbootBootMaker」が入手できる場所を記しておりませんでした(汗)。「NetbootBootMaker」はこちらhttp://code.google.com/p/netbook-installer/にあります。複製したインストールDVDに当てるパッチアプリで、具体的には、AppleがサポートしていないIntel PCでMac OS XのSnow Leopardをインストールするための起動ディスク(USBドライブやSDカードなど)を準備するために使用するユーティリティだそうです。
インストールした「NetbookBootMaker」を起動し、Select USB Partition:という項目でSDカードに復元したDVDの名称します。間違っても現在使っているMacのパーティションを選ばないことに注意です。あとは「Prepare Boot Drive」のボタンをクリックするだけです。